どれだけ優秀な選手を集めることができるかは、強いチームを作る上で大切なことの1つです。
選手集めに深くかかわっているのが「スカウトマン」。
今回は、スカウトマンの仕事内容や年収、なり方について詳しく解説します!
スカウトマンとは、様々な場所から有望な選手を見つけ出し、チームに勧誘する仕事です。
高校や大学、企業など、日本のみならず時には海外にも行って選手を探します。
また、プロ野球ではドラフト会議が行われるため、新人選手の入団交渉権をめぐって他の球団と駆け引きをする役割もあります。
一般的に各球団には10名ほどのスカウトマンが所属していて、関東地区、東北地区などそれぞれ担当のエリアをもつようです。
シーズンが始まれば、各地域の大会に足を運び、選手の様子を観察。
センバツ高校野球から大学野球の春季リーグ戦、高校野球の春季大会など、3月から一気に忙しい日々になります。
しかし、シーズンオフになったからといって暇になるわけではないようです。
練習の視察やパーティーに出席したり、前年の指名選手の視察のため、新人合同自主トレーニングや春季キャンプに足を運びます。
球団に適する選手を見つける、大切な役割だと言えますね。
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残念ながら、詳細な年収は明らかにされていません。
身分としては球団職員となるため、一般のサラリーマンに近い給与体系が採用されていると思われます。
後ほど詳しく解説しますが、スカウトマンは元プロ野球選手であることが多いため、現役時代の活躍やスカウトマンとしての活躍によって金額は変わってくるでしょう。
スカウトマンになるために、特別な資格は必要ないようです。
一般的に、スカウトマンは元プロ野球選手。
プロ野球選手引退後、人柄や適性、球団への貢献度などを見て、球団からスカウトへの転身がオファーされるのが通常です。
なぜならスカウトマンには、選手の活躍や適性を予測する必要があるため、高度で専門的な知識が求められるからです。
またスカウトマンとして活躍するのに必要となるのは、業界や関係団体との人脈。
人脈があることで人材発掘に生かせる情報を得ることができます。
このように、スカウトマンになるには野球の経験と知識、人脈が必要なことが分かりますね。
採用人数も少なく、キャリアが重要視されるスカウトマンになるのは簡単なことではないようです。
プロ野球選手でないから、スカウトになることは絶対にできないんだ・・と思ったあなた。
あきらめるのはまだ早いかもしれません。
実は、プロ野球選手からの転身ではなく、プロ野球のスカウトをしている人たちもいます。
日本では本当に少数ですが、海外ではスカウトマンの2~3割は元ビジネスマンだそう。
その多くの場合が、野球業界に広いコネクションを持っている人だそうです。
大学野球や社会人野球に深くかかわり、コネクションを築けば、スカウトに慣れる可能性があるかもしれませんね。
スカウトマンがどのような職業なのか分かりましたか?
このように、野球に関わる仕事にはいろいろな種類があります。
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