クリケットは、世界に3億人のプレイヤーがおり、競技人口世界第2位と言われています!
野球の起源とも言われているクリケットは、現在、インドやスリランカの国民的スポーツとして親しまれています。
そんなクリケットの試合は、ほかのスポーツでは行われない「ティータイム」があるのです。
これはどのような目的があるのでしょうか?
今回は試合中に行われるティータイムについて詳しく解説していきます!
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イギリスで誕生したクリケット。
試合は木製のバットと硬いボールを使用し、攻守に分かれて1チーム11人制で2イニングまで行われることが基本です。
「イニング」というのは、野球でいう1回の表裏のこと。
2イニングまで行うクリケットは、野球に例えると2回裏まで試合が行われるということです。
伝統的な形式のクリケットでは、1イニングは10アウト・球数無制限で行われます。
野球の攻守交代は3アウト取れば良いのに対して、クリケットでは10アウト取る必要があります。
野球と違いファールゾーンがないため360度どこにでも打て、空振りもアウトの対象にはならないため、アウトを取るのが難しいです。
アウトは、「守備側の選手がノーバウンドで捕球した」「バッツマン(打者)の後ろに立っている3本の棒(ウィケット)が倒れた時」このような場面で取ることが出来ます。
また、クリケットの試合では定期的にティータイムがあり、攻守交替までの長さやティータイムにより、試合時間が1日や5日間かかることもあるそうです!
「試合時間、長すぎでは?!」
このように思った方もいるはず。
しかし、もともと貴族の暇つぶしの「紳士・淑女のスポーツ」として行われていたクリケットには、試合時間を気にするようなルールは無いようです。
ただし、国際試合などの場合は試合時間短縮のために、6人制や8人制で行うなどのルールが設けられています。
クリケットについて理解を深めていただいたところで、ティータイムが存在する意味について解説していきたいと思います。
そもそもティータイムとは、18世紀からイギリスで大切にされている文化です。
当時のイギリスでは昼食と夕食の間の時間が長く、空腹をしのぐために午後3時から5時の間にサンドイッチや焼き菓子と紅茶を飲むという習慣が始まりました。
これが今の「アフタヌーンティー」として定着。
アフタヌーンティー以外にも、イギリスでは1日の間に何度もティータイムを設けるくらいティータイムの文化を大切にしています。
クリケットでは、このティータイムが2時間に1度行われています。
その理由は…
・試合時間が長いクリケットでバテないようにするため
→紅茶にはポリフェノールという脂肪燃焼効果のある成分が含まれています。
ポリフェノールは、グリコーゲンと呼ばれるエネルギーの消費を抑え、先に脂肪をエネルギーとして使ってくれるので、長時間の試合でもバテないという効果があると言われています。
・攻守関係なく、参加者との交流を大切にしているから
→紳士のスポーツであるクリケットでは、参加者同士の交流を大切にしているため、紅茶を飲みながらコミュニケーションを取っています。
この2点がティータイムを設けている理由です。
ちなみに、プロの試合でもティータイムは設けられており、紅茶のほかにサンドイッチやケーキが用意されています。
試合中に紅茶を飲みながら、参加者と交流するクリケットはまさに貴族のスポーツですね!
今回はクリケットのティータイムについて解説しました!
動画サイトなどでクリケットのティータイムシーンを見ることが出来るので、気になる方はぜひ、チェックしてみてください!
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