マラソンを見たことがある人なら必ず知っているのでは？というくらい有名な高橋尚子さん。
日本の女子マラソン界の立役者であり、「Qちゃん」の愛称で現在も多くの人に愛されています。
今回はそんな高橋尚子さんの経歴や、Qちゃんと呼ばれるようになった由来についてご紹介します！
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マラソン選手として輝かしい成績を数多く残してきた高橋尚子さん。
そんな高橋さんは1975年生まれの岐阜県出身。
中学で本格的に陸上を始めた高橋さんは、中距離が専門でした。
高校は県立岐阜商業高校に入学し、高校2年時に初めて「全国都道府県対抗女子駅伝」に出場しましたが、区間順位は47位中45位と目立った成績は残せませんでした。
大阪学院大学に進学すると、学生ナンバーワンを決める日本インカレで1500m、3000mで表彰台に登るなど輝かしい成績を残しています。
大学時代は、競技に打ち込みながら教師になる夢を叶えるため、母校である県立岐阜商業高校で教育実習を行っていました。
しかし、競技を続けたいという気持ちが大きくなり、大学卒業後は実業団で活躍する決断をします。
そして、高橋さんが日本中を沸かせることとなったのが2000年のシドニーオリンピックのマラソン。
この大会で高橋さんは、日本女子陸上競技界において史上初の金メダルを獲得しました。
外国人選手の活躍が目立っていた長距離界で世界と戦うために、標高3500ｍを超える高地トレーニングを取り入れ、日々50㎞、60㎞と自分を追い込む過酷な練習を行ってきた高橋さん。
タイムは当時のオリンピック新記録となる2時間23分14秒という素晴らしい結果でした。
さらに、2001年に行われたベルリンマラソンでは当時の世界最高記録となる2時間19分46秒をたたき出しています。
日本女子のスポーツ界で初めて国民栄誉賞を受賞した人物でもあり、2008年に現役を引退した後は、大阪学院大学の特任教授や日本陸上競技連盟理事、スポーツキャスター、マラソン解説者、文筆家として多方面で活躍されています。
2020年の「24時間テレビ」（日産などが協賛しており、日本テレビ系列、沖縄テレビ放送で放送されている番組）では、「現役時代に頂いた沢山の応援に恩返ししたい」という思いから、1周5キロのコースを走るごとに10万円募金するという「募金ラン」を行ったことでも話題になりました。
さらに、「東京2020オリンピック・パラリンピック」では、高橋さんの地元である岐阜市で行われた聖火リレーに、メンバーとして出走しています。
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輝かしい経歴を持つ高橋さんですが、愛称は「Qちゃん」と可愛らしい名前です。
「どういう由来があるの？」
「名前との繋がり無さ過ぎ！」
と思った方は多いはず。
実はQちゃんと呼ばれている理由はとても単純。
「Qちゃん」とは藤子不二雄の漫画「オバケのQ太郎」の主人公の愛称です。
高橋さんが最初に就職した会社であるリクルートで「オバケのQ太郎」のモノマネを披露したことから「Qちゃん」と呼ばれるようになったようです。
1度のモノマネで現在まで「Qちゃん」と呼ばれるなんてどんなにインパクトの強い芸だったか気になりますね。
いかがでしたか？
今回は陸上界のレジェンドである元マラソン選手・高橋尚子さんについて解説しました！
現在も日本の陸上界を支えているのでテレビなどで目にすることがあると思います！
ぜひ、現在の高橋さんにも注目してみてください！
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