種類の多いバドミントンのガット。
初心者の方はなおさら、ガット選びに苦戦するのではないのでしょうか。
今回は初心者の方向けのガットについて詳しく解説したいと思います!
ぜひ、ガット選びの参考にしてみてください!
ここでは、初心者の選手におすすめしたいガットの素材・構造について解説します!
▼素材
ズバリ、初心者の選手におすすめのガット素材はナイロンガットです。
ナイロンガットは最も流通している種類の素材であり、値段が安く、どのようなラケットとも相性が良いことが特徴です。
また、メーカーや商品ごとに特徴が異なり、耐久性や反発性、スピン(シャトルを切るように打つショット)性能など様々な機能を持った商品があります。
▼構造
初心者の選手におすすめのガット構造はマルチフィラメントです。
マルチフィラメントとは、多くのガットで適用されている構造で、多数の繊維を束ねて1本のガットを作っています。
1本のガットは約300本もの芯糸からなっているため、ラケットにシャトルが当たった際の反動を分散させ、柔らかい打球感を生み出すことが出来るのです。
打球感が柔らかいことで、ガットがしなるため球持ちがよくシャトルをコントロールしやすくなります。
また、腕への負担を軽減する効果もあり、プレーしやすいという点でも初心者の選手の方にはおすすめです。
バドミントンのガットの種類についてもっと知りたい方はこちらの記事をお読みください!
バドミントンのガット選びは、ガットのゲージ(太さ)やテンション(ガットの張り具合)も重要なポイントになります。
ここでは初心者の選手の方におすすめの、ガットのゲージやテンションについて解説していきます!
▼ゲージ
ガットのゲージは、一番細いものが0.60mm、最も太いものが0.75mmとなっています。
ガットのゲージは打球に影響し、ゲージの違いで性能が異なります。
初心者の選手の方には、反発力に優れ回転がかけやすく、コントロールをしやすいという特徴がある0.60㎜~0.65㎜の細いガットがおすすめです。
さらに、細いガットはラケット面が硬くなるため、スピードのあるショットを打ちやすく、打球の伸びも良いためパワーがなくてもシャトルを遠くまで飛ばすことが出来るのです。
ちなみに、太いガットは耐久性に優れている一方で反発力は劣ります。
しかし、シャトルとラケットが接する時間が長いため、シャトルに力を伝えやすく安定したショットを打つことが出来ます。
こちらはパワー系のショットを打つ選手におすすめです。
▼テンション
バドミントンのガットの張り具合をテンションと言い、ガットの張りの強さによってパフォーマンスの質が変わってきます。
テンションはポンド(LBS)で表され16ポンド~30ポンドまであり、数値が大きくなるほどテンションの高いガットになります。
初心者の選手の方には、20ポンドが平均なので、比較的テンションの低い16ポンド~18ポンドのガットがおすすめです。
テンションが低いガットは、緩いガットにシャトルが食い込むように打つことが出来ます。
そのため、トランポリンのように緩く沈んで反発のあるシャトルを打つことが出来るため、飛距離のあるショットを打ち安くなるのです。
ガットを強く張ると、表面が硬くなるためスウィートスポット(シャトルを最も効果的に打てる場所)が狭くなってしまいますが、テンションが低いガットは、ガットが緩いためスウィートスポットからずれてしまっても、ガットにシャトルを食い込ませることで球持ちがよくなり、コントロール性が良くなります。
テンションが高いガットは、上級者やプロの選手を中心に使用していることが多く、スマッシュ(高い位置から相手コートに突き刺すように打つ攻撃的なショット)のスピードは上がります。
一方、クリアなどのような遠くまで飛ばすショットは、パワーやコントロールが必要となるため初心者の選手には扱いが難しいのです。
今回は、初心者の選手におすすめのガットについて解説しました!
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