水泳のスタートの仕方とは?泳法ごとのルールを知ろう!

編集部 スポジョバ

水泳のスタートの仕方とは?泳法ごとのルールを知ろう!

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水泳のスタートの仕方とは?泳法ごとのルールを知ろう!


「水泳のスタートのルールを知りたい!」

「スタートの種類を教えて!」

水泳にはいろいろなスタート方法があり、種目によってスタートの方法を変えることがあります。

あなたは、スタート方法をいくつ知っていますか?

今回は、水泳のスタートについて詳しく解説します!



スタートの合図とルールを知ろう!

競泳では、選手がスタートの合図で一斉に飛び出し、速さを競います。

笛が4回鳴らされた後、「Take your mark」の指示でスタート位置について静止し、「ピッ!」という合図で飛び出します。

一般的にどのスタート台にもスピーカーがつけられていて、どの選手にも同様に音が聞こえるようになっています。


陸上競技でのフライングスタートにあたる出発合図前のスタートを、競泳では「フォルススタート」と言います。

大会によって異なりますが、1回または2回フォルススタートをしてしまうと失格になります。

また、故意にスタートを遅らせたり、審判の指示に従わなかったりしても失格になることがあります。



3つのスタート方法を知ろう!

競泳のスタート方法にはいろいろな種類があります。

今回は、スタート台を使った3種類の飛び込みスタートをご紹介します。


グラブスタート

グラブスタートとは、両足を揃えて飛び込むスタートです。

前屈みでスタート台の縁を握り、台を押すように飛び込むことから、グラブ(=掴む)という名前が付きました。

勢いをつけるのは難しいですが、反応しやすく、技術もそれほど要らないため、初心者や子供におすすめのスタート法です。


トラックスタート

トラックスタートとは、足を前後に広げて飛び込むスタートです。

一般的に、利き足を前に出します。

スタート台の縁に足の指をかけて、スタートの合図と共に重心を前に移動し蹴り出すことで、勢いをつけて飛び込む事が出来ます。

クラウチングスタートとも言います。


キックスタート

キックスタートとは、バックプレートに片足を乗せて飛び込む、トラックスタートの一種です。

バックプレートとはスタート台の後方にある傾斜部分のことで、バックプレートのあるスタート台を「バックプレート付きスタート台」と言います。

バックプレートを蹴ることより、通常のスタート台に比べて飛距離が伸び、空中速度が上がります。

キックスタートは技術が求められるため、きちんと練習をする必要があります。


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それぞれの泳法におけるスタート後の注意点!

競泳では、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4つの泳ぎ方があります。

それぞれの泳ぎ方において、スタートに関して特別な決まりがあるのでご紹介します。


自由形

自由形では、飛び込んだ後の15mは体が完全に水没していても大丈夫です。

しかし、15m以降は体が水面から出ている必要があります。

一般的に、プールの底面に壁から15mの位置にクロスラインが設置されているので、泳ぎながら確認しましょう。


平泳ぎ

平泳ぎでは、飛び込んだ後の1かきと1けりの動作中に、頭の一部を水面に出さなければなりません。

その時の1かきと1けりは、それ以降の水面での泳ぎと同様に、両手または両足がそれぞれ同じタイミングで動かす必要があります。


背泳ぎ

背泳ぎでは、スタートで構える時、プールのへりやタッチ板の上端、排水溝より上に出る事は出来ません。

タッチ板とは、タイムを測定するためのパネルで、プールの両端に設置されています。

自由形と同様に、15m以降は体を水面に出す必要があるため、プールの上に張られている背泳ぎ用標識を確認するようにしましょう。


バタフライ

バタフライも、自由形と同じように、飛び込んでから15mの間は体が完全に水没しても大丈夫です。

しかし、それ以降は、常に頭を水上に出さなければなりません。

足の上下動作(ドルフィンキック)は、両足同じタイミングで動かす必要があります。


水泳のスタートの仕方や、ルールは分かったでしょうか?

スタートで失格になることのないようにしましょう!

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