「総合格闘技ってどんな格闘技？」
「総合ってついてるけど何のこと？」
格闘技には、様々な種類が存在します。そんな中で、総合格闘技とはどんなものなのでしょうか？
今回は、総合格闘技（MMA）に注目です！
【あなたの格闘技経験を仕事に！】→格闘技×仕事を見に行く
総合格闘技とは、英語でMixed Martial Artsと表記します。略称でMMAと呼ばれることも多いです。
日本でも昔はPRIDE、現在はRIZINの大会で総合格闘技の試合が行われます。
アメリカのUFCは世界中で人気を誇っているMMAの大きな試合であり、レベルの高い選手が集まっているので非常に見応えがあります。
※UFC（Ultimate Fighting Championship）とは、アメリカ合衆国の総合格闘技団体のこと。
MMAが他の格闘技と比較して明らかに違うのは、ルールが幅広いので自由度の高い戦い方ができるところでしょう。
打撃技だけではなく、投げ技、寝技、締め技、関節技なども使うことができるので色々な可能性を秘めている格闘技でもあります。
ボクシングはパンチだけで勝敗を、キックボクシングはパンチ、キック、膝蹴りで勝敗を競います。
一方で、MMAの場合は打撃技で勝敗が決まることはありますし、MMAの場合は、打撃技で勝敗が決まることも、寝技でマウント取って勝ち負けが決定することもあります。グラウンドから高度な締め技や関節技でKOを取る選手もたくさんいます。
打撃技を一切使用せずに勝利を収める選手もいますので、色々な技やテクニックを見れるという意味では他の格闘技と比べても面白みがあるのではないかと思います。
打撃技の技術に加え、柔術、サンボ、グラップリングの技術が問われる格闘技と言えるでしょう。
MMAの「総合」とは、あらゆる格闘技術をミックスさせたという意味です。
文字通り、打撃、組み技、寝技が認められていて、他の格闘技と比較するとルールの規制が少ないため、この名称が付けられています。
MMAでは、ニュージャージー州アスレチック・コミッション制定の統一ルール（通称：ユニファイドルール）が採用されています。
試合時間はノンタイトルで原則は5分3ラウンド、タイトルマッチで5分5ラウンド。
インターバルはラウンドの間に1分間の休憩となります。
試合着は、上半身は裸、下半身は膝上以上のスパッツもしくはトランクス。オープンフィンガーグローブ(4～6オンス)、マウスピース、ジョックストラップの着用が義務付けられています。
統一ルールの場合はシューズ、膝当て、道着、ロングスパッツの着用は認められていませんが、PRIDEなど試合によっては道着の着用が認められています。
ちなみに、アメリカのUFCは道着の着用は禁止です。禁止にする理由は不公平さを生じるのを避けるためでしょう。
道着を来ていることでダメージが軽くなる可能性や、道着を使った占め技がやりやすくなるなどが理由に挙げられると思います。
試合場は、ケージ、六角形以上のオクタゴン、リングで行います。ケージは、18フィート（5.48ｍ）平方以上32フィート（9.75ｍ）平方以内、リングは、ロープの内側で20フィート（6.09ｍ）平方以上32フィート（9.75ｍ）平方以内と広さも定められています。
【あなたの格闘技好きを生かしませんか？】→格闘技×仕事を見に行く
総合格闘技は、立ち技、組み技、寝技がすべて混合している競技です。
この中で何が勝敗につながるのでしょうか？
答えは、全てです。
総合格闘技の選手の中でも立ち技が得意な選手もいて、うまく距離を取って蹴りを入れてKOするシーンなども見受けることができます。
先ほどもお伝えした通り、総合格闘技らしく、組み技で相手を倒してから、絞め技、関節技を決めてKOを奪う選手も多いです。
このように、打撃技で決まることがあれば、寝技で決まることもあります。
勝敗、判定はノックアウト、テクニカルノックアウト、サブミッション、失格、試合放棄、ノーコンテスト、ジャッジで決まります。
ノックアウトはKO、テクニカルノックアウトはレフェリーストップ、リングドクターが続行不可能と判断するもの。サブミッションは、関節、絞め、パンチ、キックなどの打撃によるタップ、ギブアップ、レフェリーによる一本、戦意喪失などです。
判定は3人の審判が行います。ポイント制で、優勢な選手には10ポイント、一方の選手には9ポイントが入ります。
ラウンドごとのポイント合計を競うラウンドマスト制を採っています。
ただし、両者に10ポイントが入る場合もあるので引き分けになることもあります。
今回は総合格闘技（MMA）について紹介しました！
“総合”の意味や他の格闘技との違いは明確になりましたか？
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する！
Facebook
