「格闘技というと柔道、空手、他には?」
「格闘技には何種類の競技があるの?」
柔道や空手、ブラジリアン柔術と、格闘技に属している競技はいくつかあります。
あなたは、格闘技にどんな競技があるか知っていますか?
今回は、格闘技の種類に注目です!
【格闘技を仕事に!】→仕事を見にいく。
まず、格闘技は大きく打撃系、組み技系、総合系の3つに分けられます。
打撃系なら、パンチ(突き)、キック(蹴り)、膝、肘を使う行為など、
組み技系は投げ技、寝技、関節技、締め技など、
総合系は目突き、噛みつき、後頭部の打撃などの危険な技を除き、打撃、組み技、関節技、寝技、締め技など
が認められています。
また、これらの格闘技は何を競うのか?に関しては、
打撃系ならダメージの強さではなく、当たった箇所、倒れ方、優勢などは加点のポイントとなります。
例えば、しっかりとガードをされていればそこまで加点されませんが、顔面やボディに打撃が入っていればポイントになります。
組み技系に関しては、投げ技の倒れ方、関節技、締め技の決まり方、優勢はポイントに関係します。
柔道などから分かるよう、痛めつけるような投げ方でポイントが高くなるということはありません。
総合系は、ノックアウト、テクニカルノックアウト、サブミッション(関節・締めによるタップ)により勝敗を競います。
もちろん、優勢などで判定勝ちになることもあります。
打撃系:ボクシング、キックボクシング、ムエタイ、空手、テコンドー
組み技系:グラップリング、ブラジリアン柔術、柔道、相撲、レスリング、サンボ
総合系:MMA、修斗、大道塾空道、ヨーロピアン柔術
まとめるとこのようになります。
それぞれのルールや特徴について簡単に解説していきます!
打撃系で有名なのは、ボクシング、キックボクシング、ムエタイ、空手、テコンドーです。
ボクシングはパンチのみで競います。キックボクシングはパンチ、キック、膝蹴り、肘が認められています。
ムエタイは基本的にキックボクシングと同じルールです。
空手は、流派によって大きく変わりますが、フルコンタクト空手は突き、蹴りだけではなく膝、肘、押しなども認められています。
組み技系は、グラップリング、ブラジリアン柔術、柔道、相撲、レスリング、修斗ボクシングなどがあります。
組み技の中でも、それぞれルールや特徴がかなり変わってきます。
相撲は組み技の中でも投げ技のみ。レスリングは投げ技、寝技のみ。
柔道、ブラジリアン柔術、グラップリングは投げ技、寝技、関節技、締め技があります。
また、柔道は投げの一本勝ちで試合終了しますが、グラップリングやブラジリアン柔術は一度投げられただけで勝敗が決まりません。
修斗ボクシングはパンチ、キック、肘、膝などの打撃に加え、組み技や投げ技が入った競技になります。
総合格闘技の寝技がないような競技です。また、立ち状態の関節技も認められています。
総合格闘技は、立ち技のみのものと寝技もありのものがあります。
修斗ボクシングは立ち技のみで、打撃、投げ技、関節技が認められています。
MMAなどは総合格闘技の名の通り、立ち技に加え寝技、関節技、締め技などあらゆる技が認められています。
かといって、なんでもありというわけではなく、後頭部への打撃や目突き、噛みつきなど生命に危険性を与える行為は反則となります。
また、総合格闘技はほかの格闘技と異なり、いろいろな技が使えるので立ち技だけで勝利を収める選手もいればセオリー通りに寝技に持ち込み勝利をする選手もいるのが面白いところ。
小さい選手でも、大きい選手にマウントを取られても下から関節技をかけて勝つシーンなどはかなり多いです。
そういう意味でも見応えがあるのではないかと思います。
さて、これまで打撃系、組み技系、総合系など格闘技について解説しましたが、それぞれの特徴、魅力があったのではないかと思います。
ボクシングなどパンチだけとルールが限られている格闘技であれば技を極めやすい特徴があります。
また、パンチ、キックが認められている立ち技系の格闘技であれば競技にもよりますが、
フルコンタクト空手、キックボクシング、ムエタイなどは蹴りが顔面に入ると危険度は高いですが、
伝統空手のような打撃を深く入れない格闘技なら安全です。
さらに、打撃が嫌なら柔道、ブラジリアン柔術、グラップリング、レスリングを始めるというのも面白いと思います。
総合格闘技は大会に出場したいと思うならばそれなりの覚悟も必要になるでしょう。寝技からの打撃というのは危険性で言えば1番高い格闘技にもなります。
スパーリングは一切やらず、あくまで趣味でボクシング、キックボクシングをやるのでも良いし、打撃のないグラップリング、ブラジリアン柔術にチャレンジするのもあり。
本格的にプロを目指すため頑張るのも良いでしょう。自分の目的やライフスタイルに合わせて格闘技を選んでみてはいかがでしょうか?
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