プロ野球選手の年俸は、チームへの貢献度や期待度が金額となって球団から選手に支払われます。
今回は、プロ野球選手の年俸とそれを支払う球団の関係性について徹底解説します！
プロ野球選手個人の年俸ランキングに関しては、こちらの記事をお読みください！
今回は、各球団ごとのランキングを紹介します！（2020年シーズン）
あなたの応援している球団にも注目してみてください！
（）内は平均年俸
1位 ソフトバンク 42億0744円 （7131万円）
2位 巨人 36億6443円（6107万円）
3位 楽天 31億1088円 （5100万円）
4位 広島 25億4138円 （4236万円）
5位 西武 23億8341円 （3972万円）
6位 阪神 22億7902円 （3863万円）
7位 日本ハム 23億5474円 （3798万円）
8位 DeNA 21億9122円 （3592万円）
9位 ヤクルト 20億4384円 （3351万円）
10位 中日 19億3944円 （3179万円）
11位 オリックス 18億2297円 （3038万円）
12位 ロッテ 19億1198円 （3035万円）
上位の球団をみると思わず「高い！」とびっくりするかもしれませんね。。
チームへの貢献度が高く、優秀な成績を残している選手が多い球団は、年俸総額も高い傾向があります。
ここで着目したいのは「年俸を支払っている側」の懐事情です。
各プロ野球球団にはオーナー企業が存在します。その業界も多岐に渡ります。
IT…楽天、DeNA
通信…ソフトバンク
食品…ロッテ、ヤクルト、日本ハム
金融…オリックス
鉄道…阪神、西武
新聞社…巨人、中日
広島東洋カープは明確な親会社を持たない市民球団です。
選手の活躍がCM的役割を果たし、最終的にはオーナー企業のイメージアップや利益増に繋がります。
その対価として球団から年俸が支払われます。
そのため、年俸額には選手の活躍だけでなくオーナー企業の収益も関わってきます。
いくらスター選手が揃っていてもオーナー企業の業績が悪化すれば適切年俸を支払えないということもあります。
反対に、オーナー企業の業績が良く、資金に余裕があればチーム強化にかける事が出来る予算も増えるという分けです。
あなたが応援している球団のオーナー企業が展開する商品やサービスを、購入してみるのも1つの応援の手段なのかもしれませんね！
【各球団が所属するリーグの解説はこちらから】
では、球団の年俸総額と強さに相関はあるのでしょうか？
次に着目したい点が、年俸総額と強さの相関です。
年俸総額が高い球団はシーズンの順位も高いのでしょうか？
年俸総額順位とシーズンの順位を比較してみます！（2020年シーズン）
1位 ソフトバンク（パリーグ1位）
2位 巨人（セリーグ1位）
3位 楽天（パリーグ4位）
4位 広島（セリーグ5位）
5位 西武（パリーグ3位）
6位 阪神（セリーグ2位）
7位 日本ハム （パリーグ5位）
8位 DeNA（セリーグ4位）
9位 ヤクルト（セリーグ6位）
10位 中日（セリーグ3位）
11位 オリックス（パリ―グ6位）
12位 ロッテ（パリーグ2位）
年俸1位、2位のソフトバンク、巨人がそれぞれリーグ王者となっています。
このように、オーナー企業の業績好調と所属選手の活躍が好循環を生んでいる事が分かります。
中には、中日やロッテの様に年俸総額は下位でありながらシーズンの順位は上位に喰いこむケースもあります。
そういった場合は企業への注目度が高まることで展開事業の業績が良くなり、シーズンオフの契約更改の際に選手に払える年俸の額も上がる事に繋がります。
その結果、チーム強化にも熱が入ります。
今回は年俸と球団の関わりについてご紹介しました！
このように球団ごとの年俸総額に着目してみると、あなたの好きな球団の新たな発見が生まれるかもしれません！
今回は、野球チームの運営に関する「給与」に着目をしました。
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