「日本の競輪選手の人数ってどのくらいいるんだろう?」
「競輪選手の階級ごとの人数を知りたい!」
前回は競輪選手の選手生命の長さと、なぜ長いのかの理由について詳しく取り上げました!
→競輪の選手寿命はスポーツの中でも実は長い!なぜ長いのか理由も解説!
アスリート全体で見ると引退の年齢平均は、20代半ば~30代半ばとなっているのに対して、競輪選手の平均引退年齢は40代前半と他のスポーツよりも選手生命が長いのが競輪の特徴です。
年齢層が広い分、現役の選手人数は実は他のスポーツよりも多いのです。
今回は、競輪選手全体の人数と、各階級ごとの人数について詳しく取り上げていきます!
2020年10月時点で、全ての級、そして女子選手を含めると2300人以上の競輪選手が日本競輪選手会に在籍しています。
一時は3000人以上の選手が在籍していましたが、相次ぐ競輪場の閉場やレース開催日の減少、日本競輪選手養成所の選手募集が年に一回になるなどして選手は減少しました。とはいえ、この人数は日本のプロスポーツでも最大規模の人数となっています。
先ほどお伝えしたように、選手生命が他のスポーツと比べて長く、19〜63歳まで非常に広い年齢層の選手が活躍できることがこれだけの選手人数につながっています。
競輪では、約2300人の選手たちがS級S班を頂点に、S級1班、S級2班、A級1班、A級2班、A級3班と6段階のクラス分けがされ、そのクラスごとにレースが開催されます。
選手たちは一つでも上の級に上がれるように日々鍛錬を続けています。
その中でもS級S班の頂点クラスに存在できるのは選ばれし9人のみ。
S級S班の選手のみが「赤パン」と呼ばれる赤地に星のマークが入った特別なレーサーパンツを身に付けることができます。
「赤パン」は業界最強の証でもあるのです。
そしてこのS級S班になると出場機会がもらえるのが「KEIRINグランプリ」です。
開催されるレースの中で最もレベルが高いだけでなく、優勝賞金も約1億円と、賞金金額も一番高いのがこの大会です。
一方で、女子選手は約150名程度と人数が少ないため、全ての選手がL1級に所属しています。
競輪選手の年収は、級によって大きく変わります。
競輪選手の年収の平均や仕組みについてはこちらの記事で詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
→競輪選手の年収の平均はどのくらい?S級は最大いくらもらえる?
それでは、各級ごとの在籍人数をみていきましょう。こちらのデータは2019年のデータとなっています。
男子
・S級S班 9人
・S級1班 211人
・S級2班 468人
・A級1班 519人
・A級2班 527人
・A級3班 456人
女子
・L1級 135人
毎年、級ごとの人数は異なるものの、大体の割合は変わることがありません。
今回は競輪選手の全体の人数と、各級ごとの人数について詳しく取り上げました!
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