「スノーボードの起源は?発祥は?」
「スノーボードの歴史を知りたい!」
あなたはスノーボードの起源を知っていますか?
今回は、スノーボードの起源や世界での歴史・日本での歴史について詳しく解説していきたいと思います!
雪上を板を使って滑るという行為は、1900年代初頭に狩猟や山登りの時に行われていたようです。
スノーボードは、歴史上では1960年代のアメリカが発祥とされています。
その起源としては2つの説があります。
1つ目は、1963年に当時13歳のトム・スミスさんが学校の木工の授業で作ったスキーボードと名付けた玩具を起源とするものです。
このスキーボードという玩具は、スケートボードの底に滑走用のブリキを取り付けたもの。
トム・スミスさんは、後のシムス(スノーボードブランド)創業者です。
2つ目は、1965年にBRUNSWICK社(ボウリングメーカー)が開発したSnurfer(スナーファー)という商品を起源とするものです。
このスナ―ファーという商品は、シャーマン・ポッペン氏が娘たちに贈ったプレゼントから発想を得ています。
シャーマン・ポッペンさんは、子供用のスキーを2本のボルトで止めたおもちゃをプレゼント。
スナ―ファーは、サーフィンのような形で、1枚の板の先に穴をあけ、ロープを通した形状をしています。
次に、世界でのスノーボードの歴史について見ていきましょう。
1970年代前半に、合板やプラスチックで作られたボードが登場。
1970年代後半には、スチールエッジや高分子プラスチックソールなどスキー板と同じ材料が採用されました。
加えてブーツやボードとブーツを繋げるバインディングの改良が行われ、アイスバーンや圧雪バーンなどの雪面状況でも滑ることが出来るようになりました。
1970年にアメリカとカナダを中心に北米スノーボード協会が発足しました。
それまで、スノーボードは、スノーサーフィン、スナーファー(商品名)など様々な呼び名がありました。
そこで、北米スノーボード協会発足を機に「スノーボード」という名前に統一されました。
1987年に初めてワールドカップが開催。
また、1998年の長野冬季オリンピックにて、スノーボードは初めてオリンピック正式種目となりました。
2018年からはパラリンピックでも正式種目になりました。
1989年、ヨーロッパ・アメリカ・日本等の各国により国際スノーボード協会(SIA)が発足しました。
国際スノーボード協会は、1991年に国際スノーボード連盟(ISF)に。
現在では、世界スノーボード連盟(WSF)になっています。
世界でのスノーボードの歴史をご紹介しました。
最後に、日本でのスノーボードの歴史をご紹介します。
日本でも、1970年代前半に、雪山をサーフボードで滑るという行為はされていたようです。
日本では、1982年に日本スノーボード協会と日本スノーサーフィン協会が発足しました。
その年に、秋田県の協和スキー場で第1回全日本スノーボード選手権大会が行われました。
この大会は北米スノーボード協会の前年度チャンピオン選手を招待して開催されました。
1987年に日本スノーボード協会が日本スノーサーフィン協会を吸収します。
日本スノーボード協会は、地区や全日本の選手権大会を毎年開催しています。
1996年以降、スキーブームが落ち着いた後、新しいウィンタースポーツとしてスノーボードがメディアに取り上げられるようになりました。
それにより、スノーボードは広く楽しまれるようになり、スノーボードを禁止するスキー場は少なくなりました。
しかし、2004年以降、スキーとスノーボードの人口は減少傾向にあります。
今回は、スノーボードの発祥と歴史について詳しく解説しました。
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