知識ゼロからのスタートだけど。競技スキー専門店で叶った思い

カンダハ― ウェア店 野間雅美

知識ゼロからのスタートだけど。競技スキー専門店で叶った思い

カンダハ― ウェア店 野間雅美

スキー・スノボ用品ショップの聖地、東京神田。同業店舗がひしめく中で、神田だけでも5店舗を展開するのが株式会社カンダハ―。1987年創業の老舗です。そのコンセプトは「かたくなにレーシング」。競技スキー、特にアルペン競技用品を専門的に扱っている会社です。

店舗にお邪魔すると、普段レジャースキーでは目にしないスキー用品がズラリ!!そんな専門的なお店だなんて、よっぽど専門知識がないと・・・と思いきや、ウェア店で働く野間雅美さんは、アルペン競技の知識はゼロで入社したのだとか!お客様から刺激を受けながら楽しく働く野間さんに、お話を伺いました。

(取材・構成=スポジョバ編集部 荻野仁美)

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最高齢は92歳!!アルペンスキーを愛する人々が集うお店

ーー見慣れない用品が色々ありますが、このウェットスーツの様なものは?

野間:夏にいらっしゃったお客様に同じこと言われましたよ(笑)。こちらはワンピースといって競技用ならではの試合着です。このウェア店の中ではレジャーとの違いを一番表している商品ですね。後はレーシング用のヘルメットも特徴的かな。私もお恥ずかしながら、アルペン競技については知識ゼロでカンダハ―に入社しまして、仕事しながら商品を覚えていきました。

ーーゼロですか!かなり専門的な知識を求められそうですが…

野間:もともと幼い頃から家族で毎年スキーに行っていた大のスキー好きなのですが、レジャーとして楽しんでいたのでアルペン競技の知識はなかったんです。でも、働く事になって商品を売る為の最低限の競技ルールや知識を覚えて、後は働きながら先輩方に教えてもらいました。お客様から教わる事もありましたよ!

ーーお客様はどんな方が多いのですか?

野間:長年、競技をされている常連の方が多いですね。自分でするのはもちろん世界大会とかW杯を見るのが好きな方々で知識が深いんです。最初は話について行けなかったのですが、少しづつ先輩と一緒にお客様について会話を聞きながら覚えて、3年経った今ではお客様にアルペン競技について聞かれても答えられるようになりました。

ーー長年、競技者に愛されているお店なのですね。一番古くからのお客様でどれくらいですか?

野間:創業(1987年)の頃からのお付き合いの方もいらっしゃいます。先日は92歳の方がワンピースを新調しにいらっしゃいましたよ!後、70代80代の現役レーサーの方々も多くて、本当にびっくりするくらいめちゃめちゃお元気なんです、皆さん。お話していて楽しいですし、こちらがエネルギーを頂きますね!




野間さんが手にしているのが競技用ワンピース


一人ひとりに寄り添って。専門店ならではの接客

ーーもともと野間さんはバリバリの体育会系!女子野球をやってらしたんですね!

野間:中高とソフトボール部で、大学では軟式野球部でした。野球をやりながらもオフシーズンは夜行バスでスキーに行ってましたよ(笑)。卒業後は運送系、介護系とスポーツ業界とはまた違う仕事をしていたのですが、スポーツを競技としてやっている人を応援したいという思いがもともとずっとあって。自分にとって一番身近なスポーツってスキーだなと思い、スキーに関わる仕事を探している時にカンダハーの求人を見つけ応募しました。

ーー「競技をする人を応援したい」。今、その思いは叶っていますか?

野間:はい!サークルの大学生とかスキー部の高校生もよく来てくれるのですが、例えば「今年ワンピを買い換えたいんですけど…」って来た時に相談に乗って、私がすすめたものでベストマッチのものがあった時、やはり喜びを感じますね。板やブーツではなくても、こういった小物類でも少しでもお客様のお悩みを解消出来た時に、競技をサポート出来ているのかなと思います。

ーー小物類こそ好みが分かれそうですね。

野間:そうなんですよ!自分の好きな色とかデザインがかなり関わってくるんです。身に着けてテンションが上がらないと競技に対してのやる気にも繋がらないので、そういう所は重視しています。ジュニアの小さい子は、あまり乗り気ではないけれど親御さんに連れられてくる子も稀にいるんです(笑)。なので最初は「何色が好き?」って聞いて、答えてくれたら「よし!じゃあ〇〇色、一緒に探そっか!」という所からスタートしてます。

ーー素敵!楽しくウェア探しができますね!野間さんの接客のポリシーは何でしょうか?

野間:お店の中でこれを売りたいっていうのはあるんですけど、本当にその人に合ったものをおすすめしたいので、必ず最初は、「どういうのをお探しですか?どういうのがいいですか?」て所から始めます。こちらから、ぐいぐい推すのではなく、一人ひとり話をして悩みを聞いた上でチョイスしておすすめしています。後は、学生さんだとアルバイト代をやりくりしてスキーをやっている方が多いので、なるべくリーズナブルに、お値段帯相談乗りつつ…といった所も気にしてやっています。





求ム!カンダハーファミリー!知識はゼロからでも

ーーお話を伺っていると、競技用でターゲットを絞っているからこそ一人ひとりのお客様にしっかり向き合えている感じがしました。

野間:そうですね。大手の量販店だとお客様が沢山いらっしゃって一人ひとり見るのが難しくなるとは思うのですが、小さいお店だからこそ一人ひとりのお客様としっかり対話をしてお顔を覚えた上で販売できるのはカンダハーの魅力だと思います。

ーーこれから入社してくれる方には、どんな事が必要になりますか?

野間:一番必要なのはヤル気ですかね!後はお客様と話すのが好きであれば!私もそうだったのですが、全く関わった事のない競技の専門店で、最初は不安でも、しっかりと先輩が教えてくれるので知識はゼロスタートでも大丈夫です!

ーーちなみに社長はどんな方ですか?

野間:いち家族として私たち社員を見てくれている感じがします。以前、私が体調を崩して1ヶ月程、仕事を休んだ時に、社長も社長の奥様も気にかけて下さって…!よく声をかけて下さいますし、他の会社の社長よりも近い存在だと思います。社員同士も店舗が違ってもよく顔を合わせますし、仲が良いですよ。

ーーまさにカンダハーファミリーですね!最後に、野間さん自身の目標を教えて下さい。

野間:今まで通り学生さん達をサポートしていきたいです。後、カンダハーってそれぞれの店舗にスペシャリストがいるんです。K-VILLAGEなら山スキーに詳しい人、本店ならアルペンスキーに詳しい人といった感じで。私はメインがウェアなので、その分野では誰にも負けない知識をつけていきたいなと思っています。




【PROFILE】

野間 雅美(のま・まさみ)

1988年生まれ、神奈川県座間市出身。中学・高校とソフトボール部。日本体育大学進学後は軟式野球に転向。現役時代のポジションはレフト。フィールドネームは「まちゃ」。大学卒業後は運送会社、介護系会社などを経てカンダハ―に入社。最近はアニメ「鬼滅の刃」にハマる。好きなキャラクターは竈門炭治朗。

 

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スキー・スノボ用品ショップの聖地、東京神田。同業店舗がひしめく中で、神田だけでも5店舗を展開するのが株式会社カンダハ―。1987年創業の老舗です。そのコンセプトは「かたくなにレーシング」。競技スキー、特にアルペン競技用品を専門的に扱っている会社です。

店舗にお邪魔すると、普段レジャースキーでは目にしないスキー用品がズラリ!!そんな専門的なお店だなんて、よっぽど専門知識がないと・・・と思いきや、ウェア店で働く野間雅美さんは、アルペン競技の知識はゼロで入社したのだとか!お客様から刺激を受けながら楽しく働く野間さんに、お話を伺いました。

(取材・構成=スポジョバ編集部 荻野仁美)

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最高齢は92歳!!アルペンスキーを愛する人々が集うお店

ーー見慣れない用品が色々ありますが、このウェットスーツの様なものは?

野間:夏にいらっしゃったお客様に同じこと言われましたよ(笑)。こちらはワンピースといって競技用ならではの試合着です。このウェア店の中ではレジャーとの違いを一番表している商品ですね。後はレーシング用のヘルメットも特徴的かな。私もお恥ずかしながら、アルペン競技については知識ゼロでカンダハ―に入社しまして、仕事しながら商品を覚えていきました。

ーーゼロですか!かなり専門的な知識を求められそうですが…

野間:もともと幼い頃から家族で毎年スキーに行っていた大のスキー好きなのですが、レジャーとして楽しんでいたのでアルペン競技の知識はなかったんです。でも、働く事になって商品を売る為の最低限の競技ルールや知識を覚えて、後は働きながら先輩方に教えてもらいました。お客様から教わる事もありましたよ!

ーーお客様はどんな方が多いのですか?

野間:長年、競技をされている常連の方が多いですね。自分でするのはもちろん世界大会とかW杯を見るのが好きな方々で知識が深いんです。最初は話について行けなかったのですが、少しづつ先輩と一緒にお客様について会話を聞きながら覚えて、3年経った今ではお客様にアルペン競技について聞かれても答えられるようになりました。

ーー長年、競技者に愛されているお店なのですね。一番古くからのお客様でどれくらいですか?

野間:創業(1987年)の頃からのお付き合いの方もいらっしゃいます。先日は92歳の方がワンピースを新調しにいらっしゃいましたよ!後、70代80代の現役レーサーの方々も多くて、本当にびっくりするくらいめちゃめちゃお元気なんです、皆さん。お話していて楽しいですし、こちらがエネルギーを頂きますね!




野間さんが手にしているのが競技用ワンピース


一人ひとりに寄り添って。専門店ならではの接客

ーーもともと野間さんはバリバリの体育会系!女子野球をやってらしたんですね!

野間:中高とソフトボール部で、大学では軟式野球部でした。野球をやりながらもオフシーズンは夜行バスでスキーに行ってましたよ(笑)。卒業後は運送系、介護系とスポーツ業界とはまた違う仕事をしていたのですが、スポーツを競技としてやっている人を応援したいという思いがもともとずっとあって。自分にとって一番身近なスポーツってスキーだなと思い、スキーに関わる仕事を探している時にカンダハーの求人を見つけ応募しました。

ーー「競技をする人を応援したい」。今、その思いは叶っていますか?

野間:はい!サークルの大学生とかスキー部の高校生もよく来てくれるのですが、例えば「今年ワンピを買い換えたいんですけど…」って来た時に相談に乗って、私がすすめたものでベストマッチのものがあった時、やはり喜びを感じますね。板やブーツではなくても、こういった小物類でも少しでもお客様のお悩みを解消出来た時に、競技をサポート出来ているのかなと思います。

ーー小物類こそ好みが分かれそうですね。

野間:そうなんですよ!自分の好きな色とかデザインがかなり関わってくるんです。身に着けてテンションが上がらないと競技に対してのやる気にも繋がらないので、そういう所は重視しています。ジュニアの小さい子は、あまり乗り気ではないけれど親御さんに連れられてくる子も稀にいるんです(笑)。なので最初は「何色が好き?」って聞いて、答えてくれたら「よし!じゃあ〇〇色、一緒に探そっか!」という所からスタートしてます。

ーー素敵!楽しくウェア探しができますね!野間さんの接客のポリシーは何でしょうか?

野間:お店の中でこれを売りたいっていうのはあるんですけど、本当にその人に合ったものをおすすめしたいので、必ず最初は、「どういうのをお探しですか?どういうのがいいですか?」て所から始めます。こちらから、ぐいぐい推すのではなく、一人ひとり話をして悩みを聞いた上でチョイスしておすすめしています。後は、学生さんだとアルバイト代をやりくりしてスキーをやっている方が多いので、なるべくリーズナブルに、お値段帯相談乗りつつ…といった所も気にしてやっています。





求ム!カンダハーファミリー!知識はゼロからでも

ーーお話を伺っていると、競技用でターゲットを絞っているからこそ一人ひとりのお客様にしっかり向き合えている感じがしました。

野間:そうですね。大手の量販店だとお客様が沢山いらっしゃって一人ひとり見るのが難しくなるとは思うのですが、小さいお店だからこそ一人ひとりのお客様としっかり対話をしてお顔を覚えた上で販売できるのはカンダハーの魅力だと思います。

ーーこれから入社してくれる方には、どんな事が必要になりますか?

野間:一番必要なのはヤル気ですかね!後はお客様と話すのが好きであれば!私もそうだったのですが、全く関わった事のない競技の専門店で、最初は不安でも、しっかりと先輩が教えてくれるので知識はゼロスタートでも大丈夫です!

ーーちなみに社長はどんな方ですか?

野間:いち家族として私たち社員を見てくれている感じがします。以前、私が体調を崩して1ヶ月程、仕事を休んだ時に、社長も社長の奥様も気にかけて下さって…!よく声をかけて下さいますし、他の会社の社長よりも近い存在だと思います。社員同士も店舗が違ってもよく顔を合わせますし、仲が良いですよ。

ーーまさにカンダハーファミリーですね!最後に、野間さん自身の目標を教えて下さい。

野間:今まで通り学生さん達をサポートしていきたいです。後、カンダハーってそれぞれの店舗にスペシャリストがいるんです。K-VILLAGEなら山スキーに詳しい人、本店ならアルペンスキーに詳しい人といった感じで。私はメインがウェアなので、その分野では誰にも負けない知識をつけていきたいなと思っています。




【PROFILE】

野間 雅美(のま・まさみ)

1988年生まれ、神奈川県座間市出身。中学・高校とソフトボール部。日本体育大学進学後は軟式野球に転向。現役時代のポジションはレフト。フィールドネームは「まちゃ」。大学卒業後は運送会社、介護系会社などを経てカンダハ―に入社。最近はアニメ「鬼滅の刃」にハマる。好きなキャラクターは竈門炭治朗。

 

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