「卓球の裏ソフトラバーって何?」
「裏ソフトラバーの種類を知りたい!」
裏ソフトラバーとは、表面が平坦なラバーの事です。
あなたは、裏ソフトラバーにはいくつかの種類があることをご存じですか?
今回は、卓球の裏ソフトラバーについて詳しく解説していきます!
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裏ソフトラバーとは、シートの表面に凹凸がなく平坦なラバーです。
裏ソフトと省略されて呼ばれています。
裏ソフトラバーは、裏ラバーとスポンジを組み合わせています。
裏ラバーとは、従来のラバーを裏返して使うというものです。
この裏ラバーは、1950年代に日本が開発したものです。
裏ラバーを使うことにより、ボールとラバーの接着面が飛躍的に大きくなり、強い回転を生み出すことに成功しました。
そのため、裏ソフトラバーは、他のラバーと比べてボールに回転をかけやすいです。
また、裏ラバーにスポンジを組み合わせることで、裏ソフトラバーは高い反発力も兼ね備えています。
このように、裏ソフトラバーは、回転をかけて威力のあるボールを放つことに適したラバーです。
しかし、相手からのボールにかかった回転の影響を強く受けてしまいます。
裏ソフトラバーは、戦型を選ばずに使用できる安定したラバーです。
そのため、攻撃主体・守備主体のどちらの選手にもおすすめです。
また、コントロールしやすいため、初心者にも人気です。
現在、裏ソフトラバーはもっとも主流なラバーです。
ボールの回転や威力が重視される男子卓球界では特に多くの選手が裏ソフトラバーを使用しています。
裏ソフトラバーには、いくつかの種類があります。
今回は、高弾性・高摩擦系、テンション系、粘着系の3つをご紹介します。
高弾性・高摩擦系の裏ソフトラバーは、シートは薄く、粒はやや細くて高めです。
スポンジの反発力でボールを飛ばすと同時に、シート表面の摩擦力を利用してボールに回転をかけます。
その名の通り、高弾性・高摩擦系は高い弾性と摩擦力を実現しています。
安定性が良く、伸びのある打球ができます。
高弾性・高摩擦系ラバーは、かつては最もシェアの高いラバーでした。
テンション系ラバーの普及により、使用者は減少しました。
価格が安く、テンション系ラバーの半分の値段で購入することができます。
テンション系の裏ソフトラバーは、シートとスポンジを構成するゴム分子に負荷(テンション)がかかった状態を作り出しています。
これにより、従来の高弾性・高摩擦系と比較すると、高い弾性と摩擦力、加えて速い回復力をもっています。
しかし、テンション系ラバーは寿命が短いという弱点があります。
テンション系ラバーは、球が飛びすぎるためにアウトミスが多くなります。
コントロールがある程度身についてきてから使用すべきラバーです。
粘着系の裏ソフトラバーは、シートの表面に粘着性があります。
シートが厚めで粒が低くて太いものが多く、粒配列も縦目のラバーだけでなく横目のラバーもあります。
同じ厚さの他の種類のラバーと比べると、重量があり、弾性が低いです。
粘着性ラバーは、粒が低い上にスポンジが硬いものが多く、ボールが食い込みにくいです。
そのため、ボールをラケットの面で擦ることでボールに強烈な回転をかけることができます。
粘着系ラバーは手入れが他のラバーと異なります。
シート表面に粘着があるので、市販のラバークリーナーを使うことができません。
各メーカーから発売されているラバー保管用の粘着シートを使用してラバーを保管することで、シートの粘着力を強化することが可能です。
今回は、卓球の裏ソフトラバーについて詳しく解説していきました。
卓球のラバーには、他にも種類があります。
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