「サッカーチームの監督はどうやったらなれるの?」
「サッカーチームの監督はなぜスーツを着るの?」
このように思ったことはないでしょうか?
今回はサッカーチームの監督について徹底解説します!
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サッカーチームの監督になるにはJFA(日本サッカー協会)が定めるサッカー指導者の資格制度に基づいたライセンスを取得する必要があります。ライセンスは
・公認キッズリーダー(10歳以下の選手や子どもたちにサッカーの楽しさを教えることが目的)
・公認D級コーチ(C級とほぼ同内容。日程的にC級を受けることが難しい人向け)
・公認C級コーチ(小学生などのチームの監督・コーチを目指す人向け)
・公認B級コーチ(高校生以下のチームの監督・コーチを目指す人向け、受験にはC級コーチの資格が必要)
・公認A級コーチ(U-12/U-15)(それぞれの世代でレベルの高い監督・コーチを目指す人向け、受験にはB級コーチ以上の資格が必要)
・公認A級コーチ(ジェネラル)(アマチュアトップレベルの監督・コーチを目指す人向け、受験にはB級コーチの資格が必要)
・公認S級コーチ(プロチームの監督・コーチを目指す人向け、受験にはA級ジェネラルの資格が必要)
に細かく分かれています。それぞれのカテゴリー別に講座が行われ、その後認定テストに合格することでライセンスを取得することが出来ます。
Jリーグチームの監督・コーチを務めるにはS級ライセンスの取得が必要です。学校の部活指導や地域の少年サッカーチームにおいては特別なライセンスがなくても、監督を努める事が出来る場合もあります。
ゴールキーパーやフットサルの監督・コーチを目指す場合もまずは各カテゴリーのライセンスを取得する必要があります。
では、試合ではどのように指揮を執るのでしょうか。次にサッカーの監督の服装に注目してみます。
Jリーグや代表チームの監督はピッチサイドでスーツを着用して試合に臨みます。これは野球などのスポーツとは異なります。なぜ、サッカーの監督はスーツを着て試合に臨むのでしょうか。
その最大の理由はサッカー発祥の地、イギリスにあります。
サッカーは19世紀半ばにイギリスのパブリックスクール(富裕層が通う学校)卒業生がチームを組んで行ったのが始めとされています。当時のイギリスでは、スーツは貴族や支配者階級にあたる人が身に付ける服装でした。
パブリックスクールの選手たちの監督を務めるならば、その身だしなみもきちんとしている必要がありました。そのため、監督はスーツを着て試合に臨んでいました。
日本でプロサッカーのリーグが発足したのは、それから約100年後のことです。サッカーの文化を創り上げた海外の人や相手チームの人と相対する時に、失礼がないようにと日本国内でも監督はスーツを着用しています。
スーツを着ているだけで、かっこいいという印象を持つことが出来ますね!
では、サッカーの監督はどのくらい給料をもらっているのでしょうか?
サッカーの監督の仕事は選手の技術的な指導、精神的ケア、戦略の組み立てなど多岐に渡ります。日々、正解の見えない激務をこなすことになるので、それに見合った給料をもらっています。サッカーの監督は基本的に年俸制です。以下はJ1リーグ18チーム(2019年シーズン)の監督の年俸ランキングです。
(参考元…://www.soccer-money.net/kantoku/past_in_kantoku.php?year=2019)
クラブの財政状況によっても変わってきますが、優秀な監督には1億円近い年俸が支払われます。
次に、歴代日本代表監督の年俸ランキングです。
国際試合の指揮を執るため、Jリーグチームの監督に比べて責任も大きく、その分年俸の額も高くなります。
「監督」と一言に言っても、役割や仕事内容はカテゴリーによって大きく違いがあります。
今回は、サッカーの監督について詳しく解説しました。
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