「プロボクサーになるためにはどのようなテストを受ければ良いの?」
「ボクシングのプロテストの試験の内容や受験する条件を知りたい!年齢制限はあるの?」
前回はボクシングの階級について詳しく解説しました!
他のスポーツと同じようにプロボクシング選手になるためにはプロテストを受験、そして合格する必要があります。
今回はボクシングのプロテストの試験内容や条件、合格率について詳しく取り上げていきます!
プロボクサーになるためには日本プロボクシングコミッション(JBC)が行うプロテストに合格する必要があります。
そしてプロテストの受験資格は大きく3つあります。
①日本プロボクシング協会(JPBC)加盟のボクシングジムに受験者が在籍していること
ほとんどのボクシングジムは日本プロボクシング協会に加入していますが、ボクササイズやキックボクシングなど、フィットネス向けのジムに在籍していてもプロテストを受験することはできません。
また、プロを目指すとジムに伝えた時から、その選手はお客さんではなく、ジムが売り出す選手となるため、週に複数回の練習が強制されるようになります。
②満17歳から満34歳までの男女。未成年の場合は親の同意が必要
年齢制限は上記の通りです。
③コミッションドクターによる健康診断に合格すること
B型肝炎検査・頭部CT検査・MRI検査、女性であれば妊娠反応検査などを実施する必要があります。
それではボクシングのプロテストでは具体的にどのような内容の試験が実施されるのでしょうか?
プロテストは筆記試験と実技試験が行われます。
筆記試験の内容は簡単なルールテストであり、所属事務でトレーニングをしっかりと積んでいればほぼ確実に合格できる難易度と言われています。
もう一方の実技試験は、受験者同士による2ラウンドのスパーリング形式で行われます。
スパーリング形式とはいえ、勝ち負けは合否には関係なく、ボクシングの基本であるジャブ、ワンツー、ディフェンス、そしてスタミナがあるかを重点的に見られます。
あくまで基礎的な能力が審査されているので、積極的に手を出して動き続けることが大切です、
各ジムにて各選手が合格レベルに達しているかどうかある程度評価しているため、合格率は約60%と比較的高くなっています。
プロテストの難易度はとてつもなく高いわけではないので、所属事務のトレーナーときちんと相談、そして練習を積んでいくことで、プロになる確率を高めることができます。
今回はボクシングのプロテストのテスト内容や受験条件、合格率について詳しく取り上げました!
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