「サッカーでカーブってどうやって蹴るの?」
「どういう時にカーブを蹴ったらいいの?」
サッカーの試合を見ていると、ボールにカーブをかけてゴールを狙っているのをよく見ますよね。
カーブをかける方法、またどういう時にカーブをかけるのが効果的なのか解説します!
【サッカーに携わりたい方必見!】
サッカーでボールの軌道を曲げるためには、5つの要素が重要になってきます。
①助走
カーブを蹴る時はボールに対して蹴る方向の斜め、もしくはほぼ横から助走を取ります。
②軸足
軸足の位置は、ボールとの間に足の幅1.5~2個分空けます。
ボールと軸足の位置の間隔を取ることで、体を傾斜させることができます。
③ボールのどこを蹴るのか
カーブを蹴る時には、軸足とは反対側の下の方を蹴ります。
ボールの真ん中を蹴ってしまうとカーブがかからない、ボールが浮かなくなってしまうので注意しましょう。
④足のどの部分に当てるか
カーブを蹴る時は、基本的には足の親指の付け根あたり、つまりインフロントキックで蹴ることが多いです。
インフロントキックって何?と疑問に思った方におすすめ!
サッカーのインフロントキックとは?蹴る位置や蹴り方のコツを解説!
⑤上半身の使い方
上半身を上手く使えれば使えるほどボールの軌道がよく曲がるようになります。
具体的には、腕と腰のひねりです。
ボールのほぼ横から助走に入り、腕と腰を思いっきりひねることで、
強い遠心力がボールに伝わり、回転力を生み出すことができます。
以上の5つを意識することで、強い回転のかかったカーブを蹴ることができます!
カーブの特徴は何といっても「曲がりながら落ちる」ということですよね。
その為、ゴールキーパーがぎりぎり届かないコースに蹴っても曲がってゴールに入ることがあるんですね。
ゴールの枠の外を狙って蹴っても、曲がってゴールに入るということがカーブの最大の長所です。
ゴールキーパーは、蹴った瞬間ゴールから外れると判断してしまい、判断が遅れてしまうのです。
カーブのシュートにはゴールキーパーが反応できず見逃すだけになってしまう、というシーンも多く見られます。
では短所は何でしょう?
カーブの短所はボールスピードと正確性が挙げられます。
ボールに強い回転がかかっているので、あまりボールスピードが速くなく、コースが甘いと簡単にセーブされてしまします。
また、どれくらいカーブするのかを把握できていないと狙った場所に蹴ることができません。
思っていたよりも曲がってしまったり、曲がらなかったり、感覚を身に付けることが難しいと言えます。
これらの長所・短所から、カーブを蹴る時はゴールキーパーが届くか届かないかのコースにいかに正確に蹴れるかどうかが鍵になりそうですね。
カーブを使う場面で多いのがFK(フリーキック)です。
FK(フリーキック)の時は、相手の壁がシュートコースを塞いできます。
その為、壁の上を超えてボールをゴールに入れなければならないので、カーブが最も適していると言えます。
ゴールキーパーにとって厳しいコースに蹴るためにも、蹴る前にボールの軌道をイメージして、
どこを狙えばいいのかを決めてから蹴ると良いでしょう。
FK(フリーキック)の他にも、ミドルシュートやCK(コーナーキック)、ロングパス(クロスなど)にもカーブは使われています。
カーブの短所で説明したように、ボールスピードが速くないことに注意して、使う場面を考えましょう。
シュートの時は、いかに良いコースに蹴れるかが大事になり、ロングパスの時は、相手にパスカットされないように意識しなければなりません。
なるべく早いカーブが蹴れるように練習しましょう。
自分が蹴ったボールの軌道がどれくらい曲がるのかをトレーニングで感覚を掴み、実践できるようにしましょう。
今回はカーブを取り上げました。
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