「サッカーの無回転ってどういう原理でブレているの?」
「無回転キックの蹴り方のコツが知りたい!」
サッカーで特徴的なシュートの一つで、難易度の高い無回転シュート。
プロの選手はどういう風に蹴っているのでしょうか?
今回は、無回転シュートがブレる原理、そして無回転キックの打ち方・蹴り方のコツについて説明していきます!
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無回転キックとは、その名の通り回転がかかっていないボールを蹴ることです。
無回転キックを蹴ると、ボールがブレて不規則な動きをします。
なぜ、無回転キックを蹴ると不規則な動きをするのでしょうか?
その原理は以下の通りです。
ボールを蹴った時に、ボールが回転をしなければしないほど、ボールが飛ぶ後方には空気の乱れの渦ができます。
その渦に押されるためボールがブレる、というわけです。
その為、距離が長いほど変化量は大きくなります。
では、プロの選手はどのようにして無回転キックを蹴っているのでしょうか?
打ち方・蹴り方のコツを見ていきましょう!
無回転キックは、足のインサイド、もしくはインステップで蹴ることができます。
とはいえ無回転キックを蹴ることはとても難しいです。
プロの選手でも蹴れる人は多くありません。
ですが、3つのポイントを押さえて練習を繰り返せば蹴れるようになります!
①ボールの芯を捉える
蹴るボールの種類によってボールの蹴る位置は変わりますが、無回転キックを蹴る時にはボールの真芯を捉えるようにしましょう。
芯を捉えられないと回転がかかってしまいます。
②助走をまっすぐ取る
ボールに回転をかけず、前にボールを押し出すために助走はまっすぐ取ります。
まっすぐ助走を取ると、インサイドやインステップで蹴りづらいと感じるかもしれませんが、
股関節を開き、足首をしっかり固定させることでボールにミートすることができます。
③インパクトの強さ・速さ
無回転キックを蹴る時は、ボールを蹴る瞬間のインパクトがとても大事です。
このインパクトを強く速くすることで、ボールに強い力を伝えることができ、まっすぐ押し出すことができます。
この3つのコツを意識して、トレーニングに励んでみてください!
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無回転キックはどんな場面で有効でしょうか?
基本的にはシュートの場面で無回転キックを活かせます。
FK(フリーキック)やロングシュート、ミドルシュートを打つ時に、無回転が蹴れるととても効果的です。
特に、長距離のシュートがおすすめです。
それは、長距離であるほど変化量が大きくなるからです。
大きく変化することで相手のゴールキーパーにとって嫌なシュートを打つことができます。
最後に、無回転シュートのメリットとデメリットを紹介します。
<メリット>
・ゴールキーパーがシュートの軌道を予測できない
・不規則な変化のためゴールキーパーはキャッチすることが難しく、キッカーやそのチームメイトはこぼれ球を狙うことができる
このように、無回転キックの特徴である「不規則な変化」は相手のゴールキーパーにとって脅威であることが分かります。
<デメリット>
・無回転キックの習得が難しい
・毎回無回転キックを蹴れるとは限らない
・狙ったところに蹴ることが難しい(コントロールできない)
このように、無回転キックの難易度が高いため、狙った方向に蹴ることが難しいです。
また、無回転キックの「不規則な変化」はキッカーにも予測することができないので、
狙った場所に蹴れる可能性が高くないということも言えます。
今回は、サッカーの蹴り方の中でも最も難しいものの1つである無回転キックを取り上げました。
ぜひ習得してみてください!
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