「自分って、本当は何がやりたいんだ?やっぱり、好きなことをしたい」
そう振り返るのは志賀亮太さん。大手のタイヤメーカーからスポジョバのエージェントサービスを活用して、ゴルフ場の1人乗りカート「G-CART」を展開する株式会社BASEGEARさまに転職を果たしました。「『花園』こと全国高校ラグビー大会」の出場歴があるラガーマンは、前職をきっかけにハマったゴルフで、営業を極めたいと一念発起。スポジョバを通じて現職に出会えた経緯、そしてゴルフと営業職と、実際に好きなことを仕事にしている現実について。スポジョバを通じて転職を果たした方のその後を追う「スポジョバ採用ファイル」。笑顔の奥に秘められた、志賀さんの熱すぎる野望に迫りました。
(取材・執筆:池田 翔太郎、編集:中田 初葵)
「大手のエージェントさんに求人を紹介してもらっても、ピンと来るものがなかった。何で自分にビビッと来るものがないんだろうと考えた時に、やっぱり大好きなスポーツ関係の仕事をやりたいと思いました。」

転職活動を始めるにも、なかなかスタートを切れない時に志賀さんが出合ったのがスポジョバでした。「ラグビー 転職」「ゴルフ 転職」とインターネット検索をしたことから、スポジョバとの転職活動がスタートしました。
志賀 好きなことをしたい、ということで見つけたのがスポジョバさんでした。スポーツの業界の仕事も多いですし「採用ファイル」も読みました。その中に「自分が好きなことをしていきたい」と語っていた方がいて。とても背中を押されました。そして小林さんと面談で初めて話した時に、この人はちょっと今までの(他社エージェントの)人たちとは違うなと感じました。
小林とは、志賀さんの支援を担当したスポジョバのキャリアアドバイザー(以下CA)・小林理玖のことです。「めちゃくちゃ営業ができるタイプだな」(小林)、「この人だったら転職のことを任せられるな」(志賀さん)という第一印象から始まり、およそ1か月続いた二人三脚。お二人の対話から、当時を振り返ってもらいました。
志賀 小林さんの提案で気付きになったのが、紹介されたBASEGEARがベンチャー企業だったということです。前職は大きな会社にいたので、初めは「大丈夫かな?」と抵抗がありました。その中で「ベンチャーとはこういうもの」とか、「こういう楽しさがあるよ」、というのを教えてもらいました。
小林 転職先の大前提となったゴルフの世界は「紹介営業」の世界だと思うんですよね。その中で色々なつながりを紹介してもらえる人柄なのかなと思えました。それと前職は大きな組織の中での仕事ゆえ、何かに縛られている感じがありました。志賀さんのポテンシャルを開放する場所として、ベンチャーフェーズのBASEGEARさまが合うのかなと。商材も営業スタイルも、あとは直属の上司の方が志賀さんを気に入るだろうなと思いました(笑)。

(談笑する志賀さんと、スポジョバCAの小林)
志賀 そこまで見通されていたとは(笑)!
小林 志賀さんがBASEGEARさまに入ることで志賀さんの人生も前向きになるし、会社としても加速するイメージが直感的に持てました。
志賀 面接も対策をしてきたのですが、実際にはその場で思ったことを話しただけというか(笑)。小林さんの言った通り「この人たちと働けたら絶対楽しいだろうな」と思いました。小林さんと打ち合わせした内容に今までになかった気付きがあって、面接でも活かされました。
小林 ところでどうしてゴルフが好きになったんでしたっけ?
志賀 前職の得意先の社長さんにずっと誘われていたのですが、断り続けていて…。そうしたらある日、クラブからウェアまで全部揃えてもらっていたことが分かり、逃げられないじゃんと(笑)。
小林 ええっ(笑)?!うらやましい!
志賀 でも、止まっている球を打つだけなのに、何でこんなに難しいのかなと。自分より相当年上のおじさんにも勝てないのが悔しくて、どんどん沼にハマっていきました(笑)。
支援の過程で「ラグビーをやっていたからこそのチャレンジ精神や、義理堅さというか誠実さというか、『ザ・体育会人財』だなみたいなところはめちゃくちゃ感じました」と小林が感心したように、志賀さんのパーソナルな土台を築き上げたのはラグビーでした。
お父様の影響で物心ついたころから楕円球と友達。「どうしても花園に出たい」と、高校は関東の名門・国学院栃木に進学しました。ポジションは、攻守に激しいフィジカルバトルを求められるフランカーやNo.8。プレースタイルは「とにかくガムシャラ。行くと決めたら外国人選手だろうが突っ込んでいきました」という猪突猛進タイプ。願いを叶えて2年生と3年生の2度、全国舞台で活躍しました。大学は当時、関東大学リーグ戦2部に所属していた専修大に進学。「大学時代がラグビー人生で一番面白かった」と振り返ります。
志賀 高校までのラグビーは、やらされている感が強かった。でも大学は自分たちで考えて、みんなが同じベクトルを向いてひとつの方向に進める。それが良かったなと思います。2年生の時に入れ替え戦で勝って3年生から1部で戦えました。

(専修大ラグビー部時代の志賀さん)
一番身に付いたのは「自分の意見はしっかり言う」ということ。相手が先輩でも「自分はこうしたい」という意見は、ラグビーをやっていく中で言えるようになりました。自分の意見が間違っていたら、それは学びになります。意見を通すためには実践しなきゃいけないし、聞く耳も持たなければいけない。それは今の会社の上司との関係でも活きています。意見交換が普段からできる環境にいられることが嬉しいですね。
トップリーグ(現在はリーグワン)に進むつもりでしたが、怪我もありトップレベルでの継続は断念。「営業がやりたくて、その中でも自分たちで物を作って販売する会社が良い」と大手タイヤメーカーへの就職を決めました。ラグビーで培った猪突猛進な気質、そして自己主張の大切さ。そして天性の人懐っこさは早速、志賀さんの大きな武器となりました。
志賀 ルート営業は僕に合っている、というのは就活している頃から思っていました。研修で先輩と得意先のガソリンスタンドなどを回るのですが、先輩より僕の方が(得意先と)仲良くなれそうだと思って見ていました(笑)。実際、1人で回るようになってお客さんと仲良くなって、関係を深められました。
タイヤの大型受注を勝ち取り、ガソリンスタンドでの販売方法などのオペレーションも落とし込むなど、営業マンとして頭角を現していった志賀さん。しかし5年が経ち、心境と身辺にも変化が起こりました。

志賀 「ルート営業だけでは自分の成長につながらないな」と考えていた矢先に、会社が運営する店舗へ異動の内示が発表されました。自分から動かなきゃ気が済まない性格なので、お客さんをお店で待たなきゃいけない状況は絶対に向いてないなと。なので上司に絶対に異動したくないと伝えたのですが、内示は覆らず。そこで転職を考えました。
転職を考え大手エージェントサービスを活用し、求人を紹介されても「しっくり来ない」日々が続きました。そんな中で冒頭の「好きなことを仕事にしよう」という考えに至った志賀さん。選択肢としてラグビーと、社会人になってどハマりしたゴルフが浮かびました。
志賀 ラグビーはW杯を日本で開催したり、リーグワンが発足したりと盛り上がりを見せています。一方、ゴルフ業界はプレー人口の高齢化やゴルフ場の減少など、さまざまな課題に直面しています。そんな業界に入って、自分の力でゴルフ業界をもっと明るくしたい、ゲームチェンジャーになりたいという思いが、BASEGEARを選んだ理由です。自分の好きなものが元気を失っていく姿を見るのが嫌だったので。
ゲームチェンジャーになりたい。ラグビーでも強烈なヒットやタックルで流れを変えるプレーヤーだった志賀さん。その想いを強くし、新天地に移る覚悟を決めた存在が1人乗りカート「G-CART」でした。大手電機メーカーに在籍していたメンバーが独立し、会社を立ち上げて開発したのがG-CART 。環境に配慮したEVマシンで、ゴルフ場の運営課題の解決に寄与するだけでなく、日本のゴルフの楽しみ方を変えるかもしれないと志賀さんは力を込めます。
志賀 ゴルフって4人で回るものと思われがちなんですけど、それって日本くらいなんですよね。接待文化の名残もあって、4人乗りカートが当たり前になりました。でも、若い人たちにとっては「接待」や「堅苦しい」というイメージが、ゴルフを始めるハードルになっている気がします。草野球やフットサルのように、「今日は気軽にゴルフをしよう」と思えるスポーツになれば、ゴルフ界はもっと明るくなると思っています。

(G-CARTの使用例。BASEGEAR社のホームページから)
だからこそ、僕はG-CARTをもっと多くのゴルフ場に紹介したいんです。実際に乗っていただくと、「フェアウェイを走れるのは便利だね」「乗り心地がいい」「移動が楽しくなる」といった声をいただくことが多く、G-CARTの魅力は体験してこそ伝わると感じています。プレー時間の短縮や快適性だけでなく、「乗ること自体が楽しい」という新しい価値を提供できるカートです。
提案先に断られることもありますが、それでも紹介し続けたいと思えるのは、このカートがゴルフの楽しみ方を変えられる可能性を持っていると信じているからです。もっと自由で、もっと快適で、もっとワクワクするゴルフを広げていきたい。それが今の一番の目標です。
並々ならぬ想いでゴルフ界の未来のために動き回る志賀さん。新天地に移って1年弱、ここまでの道のりについて振り返りました。
志賀 入社した時は僕以外全員役員で(笑)。何をするにも恐る恐るでしたが、今では何でも言い合える関係になっています。
ゴルフ場業界は、信頼関係をとても大切にする業界です。その分、新しい会社や新しい商材をすぐに受け入れるというよりは、「まずは実績を見てから」という雰囲気があります。最初はアポイントを取ることも簡単ではありませんでしたが、一つひとつ実績を積み重ねることで、ご紹介や口コミが広がり、今ではお問い合わせや案件数も大きく増えています。

(納品したG-CARTを試乗する志賀さん)
栃木県のホウライカントリー倶楽部さまには100台を納品させていただき、コースに100台のG-CARTが並んだ光景を見た時は、本当に感動しました。
営業は僕と上司の2人だけ。G-CARTを2台乗せた大型バンでゴルフ場を訪問しています。年間の走行距離は5万km近く。先日も2人で東京から広島まで車で向かいました。全国からお問い合わせをいただけるようになり、G-CARTへの期待の大きさを日々実感しています。
G-CART、そして会社の話題となると一層、前のめりで話す志賀さん。営業とゴルフ。大好きなことに囲まれて仕事ができている現状。そしてこれからの夢について、さらに目を輝かせて語ってもらいました。
志賀 毎日違うゴルフ場に行って、そこに合わせた提案ができる。前職と違うのが、テレアポもあって飛び込みもあって紹介もあってと、色々な営業スタイルを実践できている。その中で毎日試行錯誤しながらできている今、すごく楽しいです。

今後については、まずはどこのゴルフ場に行ってもG-CARTであふれている状況をつくりたい。それがゴルフ人口増加につながれば良いなと思っています。僕自身のことで言えば、営業として成り上がりたい。今は6人しかいない会社ですが、大きい会社にできたら嬉しいです。ゴルフ場がたくさんある沖縄に支店ができたら、夢がありますね!
最後にこれからスポジョバを使って転職を考えているあなたへ、志賀さんからエールをもらいました。
志賀 自分のやりたいことができるというのが、毎日の頑張りにつながりますし、仕事をしていて本当に楽しいです。僕自身、「スポーツが好き」という軸で仕事を探して、スポジョバで小林さんと出会い、「これだ!」と思える会社に巡り合うことができました。
今はG-CARTという、ゴルフの新しい楽しみ方を提案できる商材に携われていることに大きなやりがいを感じています。まだ世の中に広く浸透していないからこそ、自分の提案でゴルフ場に新しい価値を届けられる。その瞬間が一番うれしいです。これからも、もっと多くの人にG-CARTの魅力を知っていただき、ゴルフをより快適で楽しいスポーツにしていきたいと思っています。
小林さんに親身にサポートしていただいたように、スポジョバはサービスもフォローもとても手厚いです。スポーツに関わる仕事がしたいという思いがある方には、自信を持っておすすめできます。本当に良い転職ができると思います。
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【PROFILE】
志賀 亮太(しが りょうた)
北海道生まれ埼玉育ち。ラグビーでは国学院栃木高でも専修大でもフォワードリーダーを務める。
今まで一番対戦して衝撃を受けたのは、大学時代に対戦した元日本代表のNo.8テビタ・タタフ。ラグビー専門ニュースサイトの記事で「僕が投げ飛ばされてる瞬間の写真が公開されていました…」(志賀さん)。
味方として衝撃を受けたのが高校の関東選抜で一緒に戦った日本代表SH斎藤直人。「構えたところにパスがスポっと入っていく感じ。あれは凄かったです!」(志賀さん)。
ちなみにゴルフのベストスコアは95。
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