「左利きは貴重って本当?」
「右利きに矯正した方がいいの?」
「左利きの有名な選手って誰がいる?」
左利きが羨ましいと思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
サッカーでは、右利きか左利きかによって特徴が異なります。
実はポジションによっては左利きの方が重宝される場合があるのです。
そこで今回は、サッカーにおける左利きの特徴、矯正すべきか、有名選手について紹介します!
サッカーでは、左利きの選手を「レフティー」と呼びます。
しかし、右利きの選手の呼び方は特にありません。
野球でも、左利きの選手は「サウスポー」と呼ばれるのに対し、右利きの選手の呼び方はありません。
なぜなら、左利きは生まれる確率が低く、レアな存在だからです。
一般的に左利きの割合は10人に1人程度と言われています。
そのため、希少価値が高く、チームで重宝されるケースもあるのです。
理由としては、サッカーのコートは左右対称であり、ポジションによっては左利きを起用したい場合があるからです。
例えば、左サイドには左利きの選手を置いて利き足でクロスを上げられるようにする、右サイドに左利きの選手を置くことで利き足でカットインしやすくする、などが挙げられます。
そのため、左サイドバックに左利きの選手を配置する監督は多いです。
また、右ウイングや右サイドハーフに左利きの選手を起用する監督も多いです。
さらに、左利きの選手には独特なリズムでプレーすることが多く、相手選手がやりにくさを感じることも多いと言われます。
そのため、チーム内で一定の実力を持っていることが前提ですが、実力が均衡した場合には左利きの選手が起用されることもあるでしょう。
それほど、左利きというだけで捉えられ方が変わり、メリットとなる場合もあるのです。
日本では「字を書くのは右手」「箸を持つのは右手」というように、右利きであるべきという価値観があります。
中には「左利きだったけど右利きに矯正された」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで「足も右利きに矯正すべき?」と思う方もいらっしゃるはずです。
しかし先述の通り、左利きは貴重であり重宝される傾向にあります。
そのため、サッカーにおいては右利きに矯正する必要性はないと考えられています。
ただ、左利きは重宝されることから、武器である左足に頼ってしまう傾向があります。
もちろん長所を伸ばすことは大切ですが、右足も使えるように練習しておくとよりプレーの幅が広がるはずです。
つまり、右利きに矯正するというよりは左足も右足も使えるようにしておくことが重要であると言えるでしょう。
もともとは右利きであっても左利きに矯正しようとし、両利きとなった選手もいます。
元日本代表のキングカズこと三浦知良選手はもともと右利きでしたが、サッカー選手になるために小学生の頃から左足の練習も行っていました。
結果として、自然と両利きになったのだそうです。
そのため、コーナーキックのキッカーを任された際には、どちらのサイドから蹴るかによって蹴る足を変えていました。
・リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)
言わずと知れた世界No.1プレイヤー。
バロンドールを歴代最多の7回受賞した天才レフティーです。
細かいタッチのドリブルや左足の正確なキックから得点を量産しています。
・ディエゴ・マラドーナ(元アルゼンチン代表)
メッシ選手が幼い頃から憧れており、「神の子」の愛称でも親しまれたアルゼンチンの名プレーヤー。
類まれなるテクニックと俊敏性で世界を魅了したサッカー界のレジェンドです。
1986年のメキシコワールドカップで見せた「5人抜きゴール」や「神の手ゴール」は今でも語り継がれています。
・モハメド・サラー(エジプト代表/リバプール)
プレミアリーグの強豪リバプールのエースで、アフリカを代表するストライカー。
スピードのある切れ味鋭いドリブルと得点力が魅力。
イングランドのプレミアリーグでは、5シーズンで3度の得点王を獲得しています。
・中村俊輔(元日本代表/横浜FC)
長く日本代表の背番号10番を背負い、世界にも名を轟かせた日本を代表するレフティー。
左足から繰り出される正確なキックが最大の魅力。
セルティック所属時代、2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドからフリーキックで2点決めたことで話題となり、今でも有名な話です。
・本田圭佑(元日本代表/無所属)
9ヶ国を渡り歩いて世界で活躍し、ビックマウスでも注目を集めてきたレフティー。
強力な左足でのミドルシュートが魅力で、イタリアの名門ACミランでは背番号10番を背負っていました。
2010年の南アフリカワールドカップではデンマーク戦で無回転フリーキックを決め、世界に名を知らしめました。
・久保建英(日本代表/レアル・ソシエダ)
9歳でスペインの名門FCバルセロナの下部組織に入団した逸材。
2019年にはFCバルセロナのライバルチームであるレアル・マドリードへと移籍し話題となりました。
「日本の至宝」と呼ばれ、国内・海外問わず世界が注目するレフティーです。
今回は、サッカーの左利きについて解説しました!
左利きは貴重な存在なのですね!
子供には左右両足が使えるように教えてあげると良さそうです。
また、世界には活躍している左利きの選手が多くいます。
左利きの選手に注目して試合を観てみるのも面白いかも知れませんね!
スポジョバはスポーツに特化した求人のみを扱っています!
あなたの興味や経験を仕事にしませんか?
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する!