【NBA】歴代優勝チーム/個人 通算優勝回数ランキング!1度も優勝したことないチームは?

編集部 スポジョバ

【NBA】歴代優勝チーム/個人 通算優勝回数ランキング!1度も優勝したことないチームは?

編集部 スポジョバ


「NBAで1番優勝回数が多いチームはどこ?」
「NBAで優勝したことないチームってあるの?」

ボストン・セルティックスとのNBAファイナルを制した、ゴールデンステイト・ウォリアーズの4年ぶりの優勝で幕を閉じたNBA2021−2022シーズン。繰り広げられた熱い戦いに胸を打たれた方も多いのでは。

そこで今回はNBAの各チームの通算優勝回数や個人の優勝回数を、ランキング形式で紹介していきます!

そもそも優勝とは?

はじめにNBAの仕組みについて簡単に解説します。

まず各チームは82試合のレギュラーシーズンを戦い抜きます。その成績上位のチームが「プレイオフ」に進出します。このプレイオフはトーナメント形式で、プレイオフトーナメントを勝ち抜くと優勝となるのです。

こちらの記事でNBAのシーズンの仕組みについて詳しく解説しているので、併せてぜひお読みください。


通算優勝回数が1番多いチームはどこ?

1946年に創設されたNBAは、2021年に75周年を迎えました。ここではNBA各チームの通算優勝回数をランキング形式で紹介します。

NBA 通算優勝回数ランキング(チーム編)

【1位・17回】
ロサンゼルス・レイカーズ
ボストン・セルティックス

【3位・7回】
ゴールデンステイト・ウォリアーズ

【4位・6回】
シカゴ・ブルズ

【5位・5回】
サンアントニオ・スパーズ

【6位・3回】
マイアミ・ヒート
デトロイト・ピストンズ
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

【9位・2回】
ミルウォーキー・バックス
ヒューストン・ロケッツ
ニューヨーク・ニックス

【10位タイ・1回】
トロント・ラプターズ
クリーブランド・キャバリアーズ
ダラス・マーベリックス
オクラホマシティ・サンダー
ワシントン・ウィザーズ
ポートランド・トレイルブレイザーズ
アトランタ・ホークス
サクラメント・キングス

1位のロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスは、なんと17回も優勝している名門チームです。ボストン・セルティックスはビル・ラッセル氏ラリー・バード氏など36名もの殿堂入り選手を輩出しています。特にビル・ラッセル氏が活躍した1960年頃は、1959年から8連覇を達成や1957年から13年間で11回の優勝を果たす黄金時代を築き上げました。

ロサンゼルス・レイカーズもマジック・ジョンソン氏シャキール・オニール氏コービー・ブライアント氏など36人の殿堂入り選手を輩出しています。特にマジック・ジョンソン氏が活躍した1980年代は10年間で5度の優勝を果たすなど黄金時代を築きました。また2000年代には、コービー氏とシャック氏の最強コンビを擁し、2000−02で3連覇を果たすなど一時代を築きました。

3位のゴールデンステイト・ウォリアーズは、ステフィン・カリー選手、クレイ・トンプソン選手、ドレイモンド・グリーン選手のBIG3を擁し、2015、2017、2018、2022年にNBAを制しました。また2015−16シーズンは、優勝は逃したものの、レギュラーシーズンで開幕24連勝、73勝9敗で他を圧倒してレギュラーシーズンを終えるなど、ウォリアーズの黄金時代を築きました。この73勝9敗という記録は、1997-98シーズンにマイケル・ジョーダン氏が率いるシカゴ・ブルズの72勝10敗を上回り、NBA史上最多勝率記録です。

4位のシカゴ・ブルズも神様マイケル・ジョーダン氏スコッティ・ピッペン氏デニス・ロッドマン氏などのレジェンドを擁し、1991−93、1996−98年に優勝し、ブルズの王朝時代を築きました。

5位のサンアントニオ・スパーズは1996年にヘッドコーチに就任した名将グレッグ・ポポビッチヘッドコーチのもと、5度の優勝を達成しました。特に2000年代はティム・ダンカン氏、トニー・パーカー氏、マヌ・ジノビリ氏のBIG3を結成し、3度の優勝を果たしました。


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NBA 歴代優勝チーム一覧

ここまでNBAの各チームの通算優勝回数をランキング形式で紹介してきました。次は歴代の優勝チームを1950年から一覧で紹介していきます!

1950年 ミネアポリス・レイカーズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)

1951年 ロチェスター・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)

1952年 ミネアポリス・レイカーズ

1953年 ミネアポリス・レイカーズ

1954年 ミネアポリス・レイカーズ

1955年 シラキューズ・ナショナルズ(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)

1956年 フィラデルフィア・ウォリアーズ(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)

1957年 ボストン・セルティックス

1958年 セントルイス・ホークス(現アトランタ・ホークス)

1959年 ボストン・セルティックス

1960年 ボストン・セルティックス

1961年 ボストン・セルティックス

1962年 ボストン・セルティックス

1963年 ボストン・セルティックス

1964年 ボストン・セルティックス

1965年 ボストン・セルティックス

1966年 ボストン・セルティックス

1967年 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

1968年 ボストン・セルティックス

1969年 ボストン・セルティックス

1970年 ニューヨーク・ニックス

1971年 ミルウォーキー・バックス

1972年 ロサンゼルス・レイカーズ

1973年 ニューヨーク・ニックス

1974年 ボストン・セルティックス

1975年 ゴールデンステイト・ウォリアーズ

1976年 ボストン・セルティックス

1977年 ポートランド・トレイルブレイザーズ

1978年 ワシントン・ブレッツ(現ワシントン・ウィザーズ)

1979年 シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)

1980年 ロサンゼルス・レイカーズ

1981年 ボストン・セルティックス

1982年 ロサンゼルス・レイカーズ

1983年 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

1984年 ボストン・セルティックス

1985年 ロサンゼルス・レイカーズ

1986年 ボストン・セルティックス

1987年 ロサンゼルス・レイカーズ

1988年 ロサンゼルス・レイカーズ

1989年 デトロイト・ピストンズ

1990年 デトロイト・ピストンズ

1991年 シカゴ・ブルズ

1992年 シカゴ・ブルズ

1993年 シカゴ・ブルズ

1994年 ヒューストン・ロケッツ

1995年 ヒューストン・ロケッツ

1996年 シカゴ・ブルズ

1997年 シカゴ・ブルズ

1998年 シカゴ・ブルズ

1999年 サンアントニオ・スパーズ

2000年 ロサンゼルス・レイカーズ

2001年 ロサンゼルス・レイカーズ

2002年 ロサンゼルス・レイカーズ

2003年 サンアントニオ・スパーズ

2004年 デトロイト・ピストンズ

2005年 サンアントニオ・スパーズ

2006年 マイアミ・ヒート

2007年 サンアントニオ・スパーズ

2008年 ボストン・セルティックス

2009年 ロサンゼルス・レイカーズ

2010年 ロサンゼルス・レイカーズ

2011年 ダラス・マーベリックス

2012年 マイアミ・ヒート

2013年 マイアミ・ヒート

2014年 サンアントニオ・スパーズ

2015年 ゴールデンステイト・ウォリアーズ

2016年 クリーブランド・キャバリアーズ

2017年 ゴールデンステイト・ウォリアーズ

2018年 ゴールデンステイト・ウォリアーズ

2019年 トロント・ラプターズ

2020年 ロサンゼルス・レイカーズ

2021年 ミルウォーキー・バックス

2022年 ゴールデンステイト・ウォリアーズ


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NBA 優勝をしたことないチーム

NBAには30のチームが存在します。しかし、75年の長い歴史を誇るNBAで、まだ優勝したことがないチームが11チームあります。そこで次にまだ優勝したことないチームを一覧で紹介します。

・フェニックス・サンズ
かつてスティーブ・ナッシュ氏が所属しており、サンズのラン&ガンのオフェンススタイルはリーグを席巻していました。ナッシュ氏の退団後、チームは低迷していましたが、2020年にリーグ屈指のポイントガード、クリス・ポール選手を獲得し、チームの再建に成功。快進撃を続けるサンズは、2020−21シーズンでファイナルまで駒を進めましたが、惜しくもバックスに破れ、悲願の初優勝とはなりませんでした。

・ロサンゼルス・クリッパーズ
レイカーズと同じロサンゼルスを本拠地としているクリッパーズ。未だファイナル出場も無いチームです。2022年現在、カワイ・レナード選手とポール・ジョージ選手の2名のビッグネームが在籍。来シーズンの活躍を期待したいですね。

・メンフィス・グリズリーズ
かつて渡邊雄太選手も在籍したチーム。当時背番号12をつけていた渡邉選手は、とある有力の新人選手に背番号を譲ることになります。2022年現在、渡邉選手から譲り受けて背番号12をつけているのがジャ・モラント選手。彼の活躍により2021−22シーズンは2位でレギュラーシーズンを終えましたがプレイオフ準決勝でウォリアーズに破れ、悲願の初優勝とはなりませんでしたが、来シーズンもチームの躍進に期待がかかります。

・シャーロット・ホーネッツ
バスケの神様ことマイケルジョーダン氏がオーナーを務めており、NBAで最も新しいチームです。2022年現在はラメロ・ボール選手など才能のある若手もいるので、これからが楽しみなチームです。

・ユタ・ジャズ
かつてジョン・ストックトン氏とカール・マローン氏の史上最強コンビを擁していたジャズは、マイケル・ジョーダン氏が率いるシカゴ・ブルズと数々の名勝負を繰り広げましたが、惜しくも優勝を勝ち取ることはできませんでした。2022年現在は、ドノバン・ミッチェル選手など有力選手が在籍。かつてジョーダン氏と優勝争いをした強いユタ・ジャズが見られるかもしれません。

・オーランド・マジック
かつて、1990年代のシャキール・オニール氏、2000年代のドワイト・ハワード選手といったリーグ屈指のセンターが活躍していたマジック。ハワードの退団後は低迷期が続き苦しいマジックですが、20代前半の若手が多く在籍しており、これからが楽しみなチームの1つです。

・ブルックリン・ネッツ
まだ優勝をしたことないネッツですが、2022年現在ケビン・デュラント選手やカイリー・アービング選手など多くの有力選手が在籍しており、優勝候補の一角だと言われており、悲願の初優勝への期待がかかります。

・デンバー・ナゲッツ
2年連続のMVPを獲得したニコラ・ヨキッチ選手を擁し、近年高い勝率を誇るナゲッツ。プレイオフでの悔しい敗退が続いていますが、優勝への期待がかかる有力チームの1つだと言われています。

・インディアナ・ペイサーズ
かつてペイサーズ一筋のレジェンド、レジーミラー氏が活躍した1990年代は、東の有力チームの1つでしたが、ジョーダン氏率いるシカゴ・ブルズの存在などもあり優勝には手が届きませんでした。近年もコンスタントにプレイオフには出場しているものの、ファイナル進出には届いていないペイサーズ。リッキー・ルビオ選手やマイルズ・ターナー選手などの有力選手も在籍しており、来シーズン以降の飛躍に期待したいですね。

・ニューオーリンズ・ペリカンズ
ファイナル進出経験もないペリカンズですが、ネクストレブロンとも呼ばれているザイオン・ウィリアムソン選手やブランドン・イングラム選手など若手有力選手が多く在籍しており、これからが楽しみなチームの1つです。

・ミネソタ・ティンバーウルブズ
1989年にNBAに加入した比較的歴史の浅いティンバーウルブズ。1995年にNBAのレジェンド、ケビン・ガーネット氏が入団。翌シーズンにはチーム史上初のプレイオフ進出など、2000年前後のティンバーウルブズの躍進を支えました。ガーネット氏の退団後は、ずっと低迷期が続いていたティンバーウルブズですが、2021−22シーズンは2021年のドラフト1位のアンソニー・エドワーズ選手やカール・アンソニー・タウンズ選手などの活躍でプレイオフに進出しました。久々のプレイオフ進出で、ファンの期待も高まっているようです。

ここまで、NBAの優勝経験がない11チームを紹介してきました。この11チームの内、最初に悲願の初優勝を成し遂げるのがどこになるのか目が離せません!


通算勝回数が多い選手は誰?

ここまではNBA各チームの優勝回数に関して解説してきました。そこで次は個人に着目し、優勝経験が多い現役選手は誰なのか、ランキング形式で紹介していきます!

NBA 通算優勝回数ランキング(現役選手編)

【1位・4回】
レブロン・ジェームズ
ステフィン・カリー
クレイ・トンプソン
ドレイモンド・グリーン
アンドレ・イグダーラ 

【6位・3回】
ジャベール・マギー
ダニー・グリーン

NBAの現役選手で優勝回数が最も多いのは、キングことレブロン・ジェームズ選手、ステフィン・カリー選手、クレイ・トンプソン選手、ドレイモンド・グリーン選手、アンドレ・イグダーラ選手の5名です。レブロン選手はマイアミ・ヒート時代に2回、クリーブランド・キャバリアーズ時代に1回、そして2022年現在所属しているロサンゼルス・レイカーズで1回優勝しています。

またカリー選手、トンプソン選手、グリーン選手、イグダーラ選手はゴールデンステイト・ウォリアーズの王朝時代を築き上げた中心選手で、2015、2017、2018、2022年に優勝しています。

またジャベール・マギー選手は2017、2018年にウォリアーズで優勝を経験し、2020年にレブロン・ジェームズ選手と共にロサンゼルス・レイカーズで優勝を経験しています。

ダニー・グリーン選手は2014年にサンアントニオ・スパーズで、2019年にトロント・ラプターズで、2020年にロサンゼルス・レイカーズで優勝を経験しています。3チームで優勝を経験しているというのも非常に珍しいです。

他にも複数回優勝を経験している選手としては、カワイ・レナード選手やケビン・デュラント選手などが挙げられます。



気になる引退選手の優勝回数は?

ここまでは現役選手の優勝回数について紹介してきました。しかし、引退した過去のレジェンドたちがいったい、何回優勝したのか気になっている方もいるのでは?
そこで最後に引退した選手たちの優勝回数について紹介していきます!

・ビル・ラッセル氏  11回
NBA優勝回数の歴代記録保持者です。1959年から8連覇を成し遂げたセルティックスの中心選手です。彼の功績をたたえ2009年には、NBAファイナルMVPが「ビル・ラッセル・NBAファイナルMVP賞」と改名されました。また彼が亡くなった2022年には、彼のプレー面のみならず、現役時代から人種差別に抗議の声を挙げ続け、黒人初のNBAのヘッドコーチを務めた彼の生き様もたたえ、NBAの全てのチームで現役時代に彼がつけていた背番号「6」を永久欠番にすることが発表されました。全てのチームで永久欠番になることは史上初の出来事で、彼が残した功績がいかにすごいものなのかを物語っています。

・マイケル・ジョーダン氏 6回
神様マイケル・ジョーダン氏は、シカゴ・ブルズ時代に6度の優勝をし、ブルズ黄金時代を築き上げました。またジョーダン氏のチームメイトのスコッティ・ピッペン氏も6度の優勝を経験しています。

・マジック・ジョンソン氏 5回
NBAのレジェンドの1人、マジック・ジョンソン氏は5回の優勝を経験しています。パスは彼の代表的なプレーの1つで、彼の派手なノールックパスは多くのファンを魅了しました。

・コービー・ブライアント氏 5回
2000年代のレイカーズの王朝時代を築いたコービー氏は5度の優勝を経験しています。2020年に不慮の事故で突然この世を去ってしまったNBAのスーパースター。彼のプレーや生き様は今でも世界中の人々に大きな影響を与え続けています。

今回はNBAの優勝回数について解説してきました。
2022年5月現在、プレイオフ真っ只中のNBAですが、果たしてどこのチームが優勝するのか。繰り広げられる熱い戦いから目が離せません!


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