・NBAって何チームあるの?
・そもそもシーズンって何試合あるの?
・どのようにしてチャンピオンって決まるの?
・プレーオフとかプレーインって何?
現在ワシントン・ウィザーズの八村塁選手、トロント・ラプターズの渡邊雄太選手の2人の日本人が活躍しているNBA。
そんな世界最高峰のプロバスケットボールリーグ、NBAを見始めたいと思っている方必見!今回は、NBAの仕組みについて徹底解説します!
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NBAは東西の地区に分かれたリーグが存在(カンファレンスと表現)し、それぞれのカンファレンスに15チームずつが所属しています。
NBAのチーム名は、「地元の名前」+「チームネーミング」といった形で表現されています。たとえば「ニューヨーク・ニックス」でお伝えするならば「ニューヨーク(地元の名前)」+「ニックス(チームネーミング)」。日本のプロ野球のように「ヤクルト」「楽天」といった「企業名」が入らないことも特徴ですね。
先述した通り、NBAの30チームはイースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスの2つに分かれそれぞれ15チームずつが所属しています。さらに、それぞれのカンファレンスで5チームずつの3つのグループに分けられます。このグループのことを「ディビジョン」と呼びます。このディビジョンは以下のように地区ごとに分けられています。
ウェスタン・カンファレンス
■ノースウェスト・ディビジョン
■サウスウェスト・ディビジョン
■パシフィック・ディビジョン
イースタン・カンファレンス
■アトランティック・ディビジョン
■セントラル・ディビジョン
■サウスイースト・ディビジョン
ではなぜこのように、さらに細かい地区分けがされているのでしょうか?
それは「各ディビジョンの1位はプレーオフに進出できる」からです。
またこの制度はファンのために作られた制度でもあります。
ファンは基本的には自分の地元のチームを応援しますが、プレイオフが狙えなくなった場合、「せめて地元に近いチームを応援しよう!」って思いますよね。
しかしこの制度が無かったら、最悪の場合自分の地元に近い地域のチームが全滅してしまう可能性もあるのです。そうなると一部の地域の人はプレーオフを楽しめなくなってしまいます。
このような事態を防ぐために、この「ディビジョン」制度が誕生したようです。
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リーグ優勝に向けて、各チームはまずレギュラーシーズンを過ごします。
レギュラーシーズンは10月に開幕し、そこからレギュラーシーズンが終了する4月までの約7ヶ月間で、各チーム82試合を戦い抜きます。
またこの82試合ですが全ての試合が同じカンファレンス内で行われるわけではなく、30の全てのチームと満遍なく試合を行います。
その結果、先述した通りまず各ディビジョンの勝率1位のチームがプレーオフに進出します。この時点で東西でそれぞれ3チームずつが進出したことになります。
そしてその後、各カンファレンスでこの3チームを除いた勝率上位3チームずつがプレイオフに進出します。
また、各カンファレンスの勝率7〜10位の4チームずつが
「プレーイン」に進出します。
各チームはまずこの「プレーオフ」進出を目指して激闘を繰り広げます!
そこで次は「プレーイン」と「プレーオフ」について解説していきます。
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そもそもプレーオフには各カンファレンス8チームずつが進出します。
先述した通り各カンファレンスごとに、勝率上位7〜10位の4チームによってプレイオフ進出をかけて繰り広げられるのが「プレーイン」です。
この「プレーイン」とは「プレーオフ」の各カンファレンス残り2枠ずつを争う試合です。
仕組みとしてはまず、勝率7位と勝率8位が試合を行います。この試合の勝者は1つ目のプレーオフ進出権を獲得します。
もう1つの枠については、まず勝率9位と勝率10位が試合をします。この試合の勝者は先程の7位と8位の試合の敗者と、プレーオフ進出の最後の枠をかけて試合を行い、この試合の勝者が最後の1枠を獲得するという仕組みになっています。
実はこの「プレーイン」という制度は2020−21シーズンから導入された新しい制度なのです。このプレーインが導入された背景としては、「レギュラーシーズン終盤の消化試合を回避するため」ということが挙げられます。
従来のルールだと、レギュラーシーズンの最終盤になるとおおよそ各カンファレンスの10位以下のチームは消化試合のようにしたり、主力を休ませたりしてしまい、ファンが最後まで楽しみながら試合を見られないケースもあったのです。しかし10位までプレーオフの出場可能性があるとなれば、おおよそ各カンファレンス12位までのチームがレギュラーシーズン最終盤までレベルの高い試合を展開し、ファンを楽しませることもできるとNBA側が考えたのです。
シーズン終盤まで熱い試合が繰り広げられるようになったことはファンとしてはとても嬉しいことですよね!
このプレーオフには各カンファレンス、レギュラーシーズンの勝率上位6チームとプレーインを勝ち抜いた2チームを合わせた8チームずつの合計16チームが進出します。
またこのプレーオフは、これまでのレギュラーシーズンの試合とは異なりトーナメント形式で行われます。1つの組み合わせは最大7試合、4勝先取したチームが勝ち上がっていくというシステムです。このトーナメントを勝ち上がったチームがカンファレンスの代表となり、NBAファイナルに進出できるのです。負ければ終わりのトーナメントであるため、より一層白熱した試合を見られるのがこのプレーオフの醍醐味です!!
NBAファイナルでは、東西の各カンファレンスのプレイオフを勝ち抜いたチーム同士が激突します!
ファイナルも最大7試合の4勝先取で、このNBAファイナルを制したチームが栄えあるチャンピオンリングを手にすることができるのです!
このNBAのチャンピオンを決めるファイナルの試合は全米に中継され、毎年2000万人近くのファンが観戦している、超ビッグイベントなのです!
またアメリカ国内のみならず、世界中のファンもこのNBAファイナルを楽しみにしています。
チャンピオンリングをかけた熱い戦いは、毎年何かしらの劇的なドラマを生み、多くの人を熱狂させ、そして多くの人の心を動かしているのです。
2021−2022シーズンのNBAファイナルもどんなドラマが待ち受けているのか目が離せません!
オールスターゲームは年に1度、レギュラーシーズンの途中に行われる、ファンによって選ばれた人気プレーヤーたちによって繰り広げられる試合のことです。
そこで、オールスターに出場する選手の選出方法やチームの編成方法について詳しく解説します。
オールスターゲームに出場する選手は各カンファレンス12人ずつの計24人で、ファンによる投票によって選出されます。
またスターターの5人の選出はファン投票・メディア投票・現役のNBAの選手による投票によって選出されます。ファン投票が50%、メディア投票と選手票がそれぞれ25%ずつを占める仕組みとなっており、各カンファレンスで累積投票総数が最も多かった2人のガードと3人のフォワード・センターが選ばれます。また各カンファレンスで最も得票数が多かったプレイヤーがチームキャプテンに選ばれます。
2017年以前のオールスターゲームはイースタンカンファレンスvsウエスタンカンファレンスでした。しかし2018年のオールスターゲームから、チーム編成の方法が変更されました。その編成方法は、2名のチームキャプテンが投票によって選出された選手からカンファレンスを考慮せずに交互に指名していくというドラフト制です。
このドラフト会議は、両キャプテンが果たして誰を指名するのかに注目が集まり、毎年大きな話題を呼んでいます。またNBAファンにとっても、ワクワクするようなチーム編成方法になっています。
このオールスターゲームは、メインの試合以外にも、スリーポイントコンテストやダンクコンテストなどのオールスターを盛り上げるイベントも開催されているのです!
普段は絶対に見ることのできないスタープレイヤーたちの共演は、毎年多くの人々を魅了しています。NBAファンはまさに「夢のような瞬間」を目の当たりにするのです!2022年のオールスターゲームもどんな夢の共演を見ることができるのか、全く目が離せません!
今回はNBAのシーズンがどういう仕組みで行われているのかについて詳しく解説してきました!このような仕組みを頭に入れているだけでも、試合をより楽しめるようになるのは間違いありません。ぜひ皆さんも世界最高峰のプレーを見て、熱く盛り上がりましょう!
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