実業団のソフトボールアナリストとして6年間、データ分析で選手を支え続けてきた立川春香さん。
プレイヤーからサポート役へ転身し、夢の最前線で駆け抜けてきた彼女が選んだ次なる舞台は、ゴルフシミュレーターや高精度な動作解析技術を手掛ける株式会社ディテクトでした。
スポジョバを通じて入社された方のその後を追う企画「スポジョバ採用ファイル」。持ち前の明るさを武器に、営業として新たな一歩を踏み出した立川さんのストーリーに迫ります。
(取材・執筆:中田 初葵、編集:池田 翔太郎)
——本日はよろしくお願いいたします!まずはスポジョバと出会ったきっかけを教えてください。
立川:元々、実業団のソフトボールチームでアナリストをしていたので、「この経験を活かして社会でどう活躍できるのだろう」と考えたのがきっかけでした。「スポーツ 転職」と検索して一番上に出てきたのがスポジョバでした。
——検索していただきありがとうございます!登録した時、怪しくなかったですか?笑
立川:正直、それまでは「スポーツしかやってこなかった自分」が一般企業で社会人として働いている絵が全く浮かばなかったんです。他媒体の転職サイトを見てもしっくり来るものがなくて。でもスポジョバを見た時に「スポーツに関わる仕事ってこんなにあるの!?」と驚きました。「もっと大々的にアピールしてよ!」と思ったくらいです(笑)。

——嬉しいお言葉をありがとうございます!そこからキャリアアドバイザー(CA)である小林との二人三脚が始まったわけですが、初めて面談された時の第一印象を教えてください!
立川:私は喋ることが本当に好きなので、初回からとにかく私のまとまりのない話をとことん聞いてくださった印象ですね。自分の頭の中を整理しながら話を引き出してくれる、すごく話しやすい人だなというのが第一印象でした。
小林:登録情報だけ見ると、アナリスト経験者だからすごく理系でクールな感じなのかなと思って面談したんです。会ってみたらものすごく元気でよく喋る方でした(笑)。でも、自分がやってきたことに対して、「今後どうしていきたいのか」という芯がぶれずにしっかりある人だなと感じました。
——少しお話しただけでも立川さんの明るさが伝わってきます!伺ったところディテクト社にご入社されるまでに紆余曲折あったとか…?
立川:実は初めて出会ったのが2年前で、ディテクトに入る前の転職も支援をしてもらっていたんです。2年前に小林さんからは「一度外の世界に出て経験を積んだ方が、結果的にソフトボール界のためにもなるよ」とアドバイスされていたのですが、結局ソフトボールに関わる仕事に転職を決めました。でもやってみたからこそ、ここではなく他の場所で活躍してみたいと思い、1年後もう一度小林さんに連絡をしたんです。
小林:求職者さまにどの企業を提案するかというのは一つの手段でしかなくて。立川さんがどこを目指していきたいのかという部分が大切だと思っています。自分がした話がその時に響いていなかったとしても、こうやって1年後に響いてくれればそれでいいなと感じます。点だったものが、いつか線へと繋がっていくと思うんです。

——一度進んでみたからこその今があるということですね!素敵なお話です。
小林:1度目の転職活動の時に、様々な企業を受けながら立川さんが何を感じ、どう動くかを一緒に考えてきたので、2度目の支援の時も強みや課題も分かった上で次のステップを一緒に考えることが出来ました。
立川:自分の全部を知り尽くしてくれている小林さんだったからこそ、再度相談ができました。1度目の時にたくさんコミットしていただいたので、「もう一回助けてくれ」と思えました(笑)。
——今回、小林を介してディテクト社への採用が決まりましたが、スポジョバのキャリアアドバイザーを使うことの良さはどんなところにありますでしょうか?
立川:やっぱり自分だけのリサーチ力じゃ乏しいと思うんです。その企業がどんな取り組みをしているのか、どんな人が働いているのかなど豊富な情報を把握されているし、私に合うものを抜粋して提案してくださるからこそいいなと思いますし、どういう風に自分がこの企業に貢献できるのかも教えてもらえるので本当に良かったです。

——先ほどのお話にあった立川さんの原点である「ソフトボール」についても伺いたいのですが、いつ頃から始められたのでしょうか?
立川:小学校3年生から高校3年生までの8年間、プレイヤーとしてやっていましたが、途中で怪我をしてしまって、プレーをすることが難しくなってしまいました。絶望していた中、当時の先生からチームの役割について教えていただいたことがありました。もちろんレギュラーで試合へ出る人も大事な役割ですが、それをサポートする人がいないとチームって成り立たないし、勝利へ導けないんです。そこで、「人をサポートする役割」の大切さに目覚めて、大学はソフトボール選手を支えたいという思いからスポーツトレーナーや保健体育の教員免許が取れる学科に進学しました。
——ご自身の実体験からサポート職を目指そうと思われたのですね!ところでアナリストはどうやって行き着いたのでしょうか?
立川:大学3年生の時、高校の同期から「ソフトボールの実業団チームでデータ分析をするアナリストのアルバイトを探している」と声をかけられたのがきっかけです。遠征をして土日で6試合の映像をビデオで撮影して、データを落としたら選手の苦手なコースや相手投手の癖を分析する資料を作ったり…という作業をしていました。
——大学に通いながら土日にその作業をされていたのですか!?
立川:平日はスポーツショップでバイトをして、週末は遠征先で分析です(笑)。
でも、自分は「ソフトボール選手を支えたい」という思いから大学に入ったので、夢の最前線にいる感覚で、毎週楽しくて仕方なかったです。卒業後もそのままその企業にスタッフとして採用してもらい、計6年間、アナリストとして過ごしました。

――ご自身がやりたいと思われたことに取り組めている時はどんなに過酷でも楽しいと思えるのですね。アナリストの仕事の面白さややりがいは、どんなところにありますか?
立川:もちろんデータって100%その通り試合で再現されるのかといったら、正直されないこともあるのですが、やっぱり選手の中に選択肢を与えることが役割だと思っていて。監督と選手の間に立って、選手が自信をもって打席に立てるような選択肢を与えるのが大切です。自分の作った映像や資料で選手が結果を出してくれた時は、言葉にならないやりがいがありましたね。
――それほど誇りをもって15年間捧げてきたソフトボール界から離れ、なぜ今回ディテクト社へ転職しようと決意されたのでしょうか?
立川:正直、ギリギリまで迷いました。でも、ディテクトの面接を受けた時に、考え方ががらりと変わったんです。面接の最初に、ディテクトの面接官の方が自社製品の魅力を語ってくださったんです。普通は、志望動機とか転職理由とかから始まるはずですよね。でもディテクトは「うちの会社はこういう商品を作っていて、こんなにこだわっているんだ」という思いを伝えてくださいました。それに大感動してしまいました。
——立川さんのアナリストとしてのご経験とも繋がる部分があったのでしょうか?
立川:ゴルフのシミュレーターって、打った瞬間に高精度のカメラが瞬間をとらえて画面に再現されるんです。それを見た時に自分がソフトボール業界でやりたくてもできなかった動作解析がここにあると感じて衝撃を受けました。ディテクトの雰囲気にも商品にも強く惹かれたことを覚えています。
——そんな運命的な出会いを果たし、ご入社されて数カ月が経ちましたが、ぶっちゃけいかがですか?
立川:本当に心が広くて優しい方しかいません!どの方も自分たちの製品に絶対の誇りを持っていて、開発から納品まで行っているからこそ愛があるんです。皆さんに恵まれて本当に楽しい毎日を送っています。

――立川さんの持ち前の明るさできっと場を明るくされているのだろうと感じます。今はどんなお仕事をされているのでしょうか?
立川:今は営業職として、インドアゴルフ店舗の会員様の管理をしたり、シミュレーターを導入してくださったお客様へのアフターサポートを担当しています。お客様のもとへ直接伺ってメンテナンスをしたり、修理サポートをしたり、時には納品現場で芝生に寝っ転がって配線作業をしたりもしています(笑)。
——実際に出張などもされているのですね!その中で立川さんのアナリスト時代の経験が営業として生きているなと感じる瞬間はありますか?
立川:ディテクトの製品って本当にすごくて、打った瞬間の映像がすぐにシミュレーターに反映されるんです。その凄さを目の当たりにした時の感動を、お客様にどういう言葉やデータで伝えたら響くのか。アナリスト時代に選手へ資料を使って説明していた感覚が、そのまま商談やカスタマーサポートで活きています。

——「根拠のある提案」ができるわけですね。
立川:「なんでそうなったの?」と根拠を求めてしまう性格なんですよね。ディテクトの製品は圧倒的な技術力と根拠があるからこそ、自信をもって提案できます。
——ソフトボール界からゴルフ業界へ来て、業界としての違いや難しさを感じる部分はありますか?
立川:一番は認知度と広がり方の違いですね。ソフトボールって、オリンピックで金メダルを獲るくらい日本は世界の中でも強いと思っています。でも世間一般への認知度やビジネスとしての広がりにはまだまだ課題があると感じています。ソフトボールだけをメインに扱っている会社はあまりないと思っています。
昔は、「ソフトボールを全員に知ってほしい!」と思っていたのですが、ディテクトに入ってからは、心地よく使ってくれた一人が楽しいよと周りに広めてくれる、その輪を少しずつ大きくしていけばいいんだという思考にシフトすることができました。興味を持ってくださる方々を1人でも多く増やしていきたいですね。
——充実した毎日を送られている立川さんですが、今後ディテクト社で挑戦していきたいことはありますか?
立川:まずはゴルフ事業部の一員として、この素晴らしい商品を一人でも多くの人に届けていきたいと考えています。私自身が実際に現場で使ってみて、本当にすごいと心から感じているので、ゴルフ界のあらゆる方々へ広めていきたいですね。
そして実は、ディテクトはゴルフだけじゃなく、野球などの他のスポーツの動作解析にも活用されています。だからぜひソフトボール用の解析用品も作ってほしいですね(笑)

——ゴルフ以外でも活用されているんですね!立川さんだからこそできるアプローチですね。
立川:自分がディテクトで最新のカメラ技術や動作解析のノウハウを勉強して、提案の幅を広げていく。そうしていつか巡り巡ってソフトボール界や、他のスポーツで戦う選手たちのサポートにもつなげていきたいですね。そのためにもまずは、目の前のお客様に対して根拠ある提案ができる営業に成長することを頑張りたいです。
――外の世界を見てみるという小林のアドバイスが今実現されていますね。
立川:あの時、外へ出たからこそ素晴らしい製品と人に恵まれた会社に出会えましたし、アナリストとして培ってきた自分の強みや課題も客観的に再認識できました。今までの全ての経験があるからこそ、今の私があると思っています。
——最後に、一人の人間「立川さん」として、今後どのような存在でありたいか教えてください!
立川:自分が話すのも好きですし、周りからも「明るいね」「元気だね」って言ってもらえることが多いです。だからこそ、自分の持っている明るさやパワーを、素晴らしい製品と一緒に直接お客様のもとへ届けていきたいです。いい製品を届けることと、自分の人間性を運ぶことって、本質的には同じだと思っていて。これからも自分の持っているエネルギーを周りに与えられるような存在であり続けたいですね。

【PROFILE】
立川 春香(たちかわ はるか)
マイブームは、「サップ(SUP)」と「カフェ巡り・かき氷巡り」。休日には鎌倉や逗子の海に出かけたり、美味しいかき氷を求めて散歩したりと、アクティブに活動しているそう。
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| 設立年月 | 1991年12月 | |
|---|---|---|
| 代表者 | 浮谷 卓匡 | |
| 従業員数 | 34名 | |
| 業務内容 | 高速度カメラ、画像キャプチャーカード等のハードウェア開発、及び動画、画像処理を中心としたソフトウェア開発 |
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