【サッカー用語】ターンオーバー制とは?意味や使い方を解説!

編集部 スポジョバ

【サッカー用語】ターンオーバー制とは?意味や使い方を解説!

編集部 スポジョバ

意外に知られていない!?ターンオーバーとは?

「ターンオーバーとは?」
「ターンオーバー要員って何?」
「用語の使い方を知りたい!」

サッカーで使われる「ターンオーバー」。

意味を知っている人は少ないのではないでしょうか?

今回はサッカー用語・ターンオーバーについて詳しく解説します!

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ターンオーバーの意味とは?

サッカーにおけるターンオーバーとは「試合に応じてチームの先発メンバーを大きく入れ替えること」です。

「メンバーを大きく入れ替える」ということについて具体的な人数は決まっていませんが、11人で構成されるチームのうち5名以上が変更された場合はターンオーバーの可能性が高いと言えるでしょう。

ターンオーバー制は、過密スケジュールによる主力選手の疲労回復体力温存のために控え選手で試合を行う戦略の1つです。


ターンオーバーはサッカーに必要な制度!

サッカーは、広いコート内で1チーム11人でボールを追い続けなければいけません。

ボールを追い続ける=90分間ほぼ走り続ける、体力の消耗が激しいスポーツです。

みなさんも、試合中、汗で色の変わったユニフォーム姿の選手を目にしたことがあるのではないでしょうか。

体力面でとてもハードなサッカーでは、毎試合同じ選手を出していたら疲労回復が間に合いません

いくらタフな選手でも、疲労が溜まった状態では良いパフォーマンスが発揮出来ず怪我などのリスクも高まります。

そのため、メンバーの疲労によってプレーの質が低下することを防ぐためにターンオーバー要員を起用することが必要なのです。

どんなメリットとデメリットがあるの?

ターンオーバー制を使うことは、主力選手の疲労回復以外にも「若手選手にチャンスを与えられる」というメリットがあります。

勝負に勝つためには、強い選手を出すことが必要です。

しかし、控えの選手や若手選手を育成することもチームが勝ち続けるためには必要です。

ターンオーバー制は、こうした選手たちに実戦経験を積ませたり、練習へのモチベーションを高められるメリットもあるため若手選手の育成にもつながります。

一方、普段出場しない選手を起用することで「連帯感」「能力面」で劣ってしまう可能性もあるため、戦力が下がらないようなメンバー選びが重要です。

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日本でターンオーバーは使われてない!?

欧州などでは積極的に行われているターンオーバーですが、日本に浸透したのはつい最近

これまで日本でターンオーバー制があまり見られなかった背景には、Jリーグの「ベストメンバー規定」というものの存在がありました。

規定の内容は、Jリーグ第42条「Jクラブは、その時点における強のチーム(ベストメンバー)をもって前条の試合に臨まなければならない。」というものです。

ここで言う「ベストメンバー」とは第42条の補足基準に「J1リーグ戦およびリーグカップ戦における先発メンバー11人は、プロA契約選手または外国籍選手を合計6名以上含まなければならない。ただし、アマチュア選手、プロB契約選手およびプロC契約選手は、当該外国籍選手に含まない。」と明記されていました。

これに違反した場合は制裁金や勝点減などの処罰があったため、ターンオーバーを大幅に行うことは難しかったのです。

しかし、「ベストメンバーを決めるのはチームであり、Jリーグではないのでは?」などの批判が殺到したため2019年から「事実上」撤廃されました。

「事実上」というのは第42条のベストメンバー規定は残っているままで補足基準のみ撤廃されたからです。

今回はサッカーの「ターンオーバー」について解説しました!

今後は日本でもターンオーバーが多く見られるかもしれませんね!

ぜひ、観戦する際には注目して見てください!

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