「野球放送で”ビジター”って聞くけどどういう意味?」
「ホームチームとの違いは?」
「ビジター」は野球観戦に関連するワードの1つです。
今回は、「ビジター」について見ていきましょう!
プロ野球チームにはそれぞれ本拠地のスタジアムがあり、試合開催時には、本拠地チームとゲストチームがそこで戦います。
ビジターとはゲストチーム側を指し、逆に本拠地チームはホームと呼ばれます。
英語のビジター(visitor)は訪問者という意味で、おおよそゲストとしてやってくるチームというニュアンスで間違いありません。
ビジター = ゲストチーム
ホーム = 本拠地チーム
と覚えておきましょう。
ちなみに、メジャーリーグではビジターではなくアウェイと呼ばれます。
この場合のアウェイは「敵地」という意味で使われ、アウェイチームは敵地に乗り込んできたやつらといったニュアンスを持っています。
日本のプロ野球では使われませんが、サッカーやバスケなど、他のスポーツでは普通に使われている言葉ですね。
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では、そんなビジターチームとホームチームの違いを具体的に見ていきましょう。
ビジターチームが三塁側、ホームチームが一塁側のベンチを使います。
各チームにはビジター用とホーム用のユニフォームがあります。
ビジターチームがチームカラーを基調とした色付きのユニフォーム、ホームチームが白を基調としたユニフォームを着用します。
バッターが打席に立つとき、有名なJ-POPソングが流れるのを聴いたことはありませんか?
各選手は、自らの登場曲として、打席に立つときにお気に入りの音楽を流します。
しかし、登場曲はホームチームの選手のときだけ流れるため、ビジターの選手にとっては、登場曲が流れずにテンションが上がらない...なんてこともあるかもしれませんね。
どのスタジアムでも、ホームチームのお客さんの割合がどうしても高くなってしまうため、ビジターチームの選手は十分な声援を受けられません。
それどころか、マナーの悪いお客さんがいる場合には罵倒されることも...。
選手にとって、ファンの数と声援がいかに大切な要素かがわかりますね。
お仕事で出張が多い方は「あるある」と思ったのではないでしょうか。
ビジターチームは、日本各地にあるスタジアムまで長い時間をかけて足を運ぶ必要があります。
道中の飛行機、新幹線、バスは決してリラックスできるとは言えず、選手にストレスと疲労を与えます。
さらにホテルに着いたとしても、慣れないホテルでの宿泊は、自宅に比べるとどうしても落ち着かない部分も出てくるでしょう。
スケジュールによっては中々ホームスタジアムに帰れない場合もあり、もちろんその間は自宅にも帰ることができません。
そのため疲れが取りにくく本調子で試合を迎えられないケースも。
たとえば夜に試合がある日、ホームチームの選手はその日の日中に練習をこなし、夜の試合へと入ります。
しかしビジターの選手は、午後にホテルに到着してからスタジアムに入ることも多く、その場合は十分な練習時間を取ることができません。
これ以上にホームチームが有利となるポイントはまだまだあり、一般的にホームチームの方が有利と言われているのはこのためなのです。
先ほどの章で、ファンの応援について少し触れましたが、特にビジターチームのファンに影響のあるポイントを見ていきましょう。
これは選手もファンも同じ気持ちでしょう。
敵地に乗り込んでいるわけなので、ホームチームのファンから友好的な態度で接されることは基本的にありません。
もちろん、声援の量もホームチームのファンの方が圧倒的に多いので、萎縮してしまうかもしれませんが、まずは楽しくファンのチームを応援することを心がけましょう。
先ほどビジターチームのベンチは三塁側、ホームチームは一塁側と紹介しましたが、実はこの配置に習い、観客席もビジターチームを応援する人が三塁側、ホームチームが一塁側に座るというマナーがあります。
チケットは、三塁側と一塁側に分かれて販売されています。
値段は少し高くなりますが、自分の応援するチーム側の席を選ぶといいでしょう。
応援団はレフトの一角に野球観戦の応援歌は観客席にいる応援団が演奏をしています。
中でもビジターチームの応援の場合は、応援団がレフトの一角にかたまり、ビジターチームの攻撃時に応援歌を演奏します。
やはり応援団も、ホームチームと比較するとやや迫力にかけますが、ビジターチームのファン、選手にとってはとても勇気づけられることでしょう。
また、応援団がいる席に近い場所をとり、身近に応援を感じてみるのもアリかもしれませんね。
今回は野球のビジターについて詳しく解説しました。
自分の応援しているチームがビジターの時はより大きな声援を送りたいものですね。
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