「ボクシングトレーナーにはどうやったらなれるの?」
「競技未経験でも出来る?」
ボクシング選手を育て、支えるトレーナー。
具体的にはどのような役割をこなしているのでしょうか。
今回は、ボクシングトレーナーの仕事内容やなり方について解説していきます!
最近はアルバイトの求人サイトにもボクシングトレーナーの募集がありますね。
ボクシングのトレーナーになるためにはどうすればよいのでしょうか?
プロボクシングトレーナーになるには資格が必要です。
資格取得といってもテストや試験があるわけではなく申請で取得できます。
まず、プロボクサーと同じくJBC(日本ボクシングコミッション)に加盟しているボクシングジムに所属し、会長やトレーナーの指導の下で練習。
そして、会長の下でトレーナーとしての仕事を行います。
会長が仕事の状況やレベルを判断し、JBCに対してライセンス申請を行います。
ちなみに、ライセンス料はセコンドと同じく5,500円です。
このように、ジムで見習いを行った後にトレーナーのライセンスを取得するシステムで、求人によっては無資格でも見習いから始め、後程ライセンス取得となるケースもあります。
そのため、競技未経験でもボクシングトレーナーになれる可能性はあります。
しかし基本的にボクシングの経験者や元プロボクサーが引退後にボクシングトレーナーライセンスをとることが多いです。
また、ライセンスを持っているほうが面接でアピールしやすいため、しっかりと競技経験を積んだうえでライセンスを取得し、求人に応募することをおすすめします。
【ボクシング好き必見!】
ボクシングに関わる仕事をしませんか?
ボクシングトレーナーの仕事は、所属するジムで選手の練習サポートがメイン。
例えば、ミット打ちの相手になったり、練習生のフォームをチェックしたりなどです。
では、気になるのトレーナーの給料ですが、これはジムによって全然違います。
プロの世界で活躍している選手がいる、練習生をたくさん募って利益を出せているジムであればトレーナーの月収もそれなりに良いです。
トレーナーは、ボクサーのファイトマネーの一部を貰うことができます。
具体的にはファイトマネーの33%がマネージメント料としてジムに支払われます。
その33%のマネージメント料からトレーナーに給料として分配されていきます。
一方で経営状態が苦しいジムになると給料は殆どでないところもあります。平均して年収300万円程度といわれています。
もし、トレーナーとして食べていきたいのであれば、ボクシングジムにこだわらず、フィットネスクラブのボクシングトレーナーも視野に入れると良いでしょう。
求人数も比較的多いですし、大手ならば経営状態も安定していると思われます。
最後に、ボクシング界の大物選手を育ててきた2人の有名トレーナーを紹介します。
梅津正彦
ボクシングトレーナーだけでなく、アクションディレクターとして映画の殺陣指導などの活動も。
瀬川設男選手・西澤ヨシノリ選手・大曲輝斉選手・杉田竜平選手・柴田明雄選手・内山高志選手らのチーフトレーナー、さらに、南海キャンディーズのしずちゃんのトレーナーを務めたことでも知られています。
エディ・タウンゼント
ハワイ出身のボクシングトレーナーです。
弟子は、藤猛選手、海老原博幸選手、柴田国明選手、ガッツ石松選手、友利正選手、井岡弘樹選手といった世界チャンピオンたち。
あなたの好きなボクシング選手を育てたトレーナーは誰なのか、調べてみるのも面白いかもしれませんね。
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