「デュエルの定義とは？」
「デュエルに強くなるための練習方法とは？」
「デュエルキングとは？」
皆さん、サッカーのデュエルを知っていますか？
サッカーを良く知っている人なら、デュエルを主体としたサッカーを目指したハリルホジッチ監督を思い浮かべる人もいるのでは？
「球際の攻防」とも言われるデュエルは試合の結果に大きく影響する重要なプレーです。
今回はサッカー用語の1つであるデュエルについて解説します！
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「デュエル」の語源は「DUO（デュオ）」＝2人を意味するラテン語から来ていると言われています。
サッカーにおけるデュエルの定義は、1対1の状況つまり、2人で争っているを言います。
具体的には…
・1対1でボールを奪い合っているとき
・フィジカルコンタクト（体で押し合い・へし合い）でボールの競り合いをしているとき
・ルーズボールの攻防をしているとき
→自分と相手の間に入ってきたボールを、どちらがマイボールに出来るかという場面
このような場面でデュエルという用語は使われます。
「デュエルの重要性は？」と思った方も多いはず。
デュエルは試合の勝敗に直結するためとても重要です。
デュエルに競り勝ち、マイボールの時間と回数を増やすことが出来ればそれだけシュート回数も増やせます。
デュエルに負けてしまえば、相手にボールを譲ることになってしまい守備に回ることになります。
守備ばかりの状況が続いてしまうと、一向に攻撃することが出来ず得点を稼ぐことが出来ません。
そのため、デュエルに競り勝ち自分たちの攻撃時間を手に入れることはとても大切なのです。
試合の結果を左右するデュエルですが、特に優れている選手は「デュエルキング」「デュエル王」と呼ばれます。
日本人選手では、遠藤航選手が2020年～2021年のシーズンでブンデスリーガ内でのデュエル勝利数476を記録し、1位に輝いたことで注目を集めています！
遠藤選手が所属しているシュトゥットガルト全体のデュエル勝利数は3837回で、その約12.4％に当たる勝利数を1人で打ち立てているのです！
遠藤選手の活躍は、フィジカルが弱いとされてきた日本人選手のイメージを一新するきっかけにもなり日本のメッシと言われるほど。
ほかにもデュエルに強い選手は、メッシ選手や長友選手、ジダン選手、中田英寿選手などの名プレイヤーが挙げられます。
「1対1の戦い」であるデュエルで強くなるためには、チームメイト同士で1対1の練習をすることが効果的なトレーニングです。
以下は練習方法の例になります。ぜひ参考にしてみてください！
1．選手を両ゴールの脇に立たせる
2．ボールをコートの真ん中に出す
3．両選手ともボールまで走り1対1を行い、どちらかがシュートをしたら終了
ここで重要なのは、ただ競り合うのではなく、体の入れ方やフィジカル、相手の次の動きを予測するといったことです。
これらを意識することでより効果的なトレーニングになると言えるでしょう！
以下の記事ではフィジカルについて詳しく解説しています！
フィジカルの重要性や、鍛え方を知りたい方はぜひお読みください！
→【サッカーフィジカルとは】フィジカルが強い選手は筋力だけじゃない！
今回はサッカー用語であるデュエルについて解説しました！
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