【バレーボールの審判】資格は必要?役割・年収が低いのは本当?

編集部 スポジョバ

【バレーボールの審判】資格は必要?役割・年収が低いのは本当?

編集部 スポジョバ


公認審判は資格が必要!

「審判として競技に関わりたい!」

「審判はどんな資格が必要なの?」

「バレーボールの審判の給料はどのくらい?」

好きな競技に携わる方法の1つである審判。

審判は、試合の進行と判定を行うという重要な役割を担っています。

今回はバレーボールの審判について解説します!

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バレーボールの審判になるために必要な条件とは?

バレーボールの審判に限らず、審判になるためにはそれぞれの競技で設けられている資格を取得する必要があります。

以下では、国内のバレーボール審判について正式名称とともにご紹介します。

レフェリーインストラクター

役割 :日本バレーボール協会が主催する審判講習会や研修会の講師を担当

任期 :満70歳となった年度の最終日まで

資格 :日本バレーボール協会が主催するレフェリーインストラクター認定講習会で認められた人を日本バレーボール協会に推薦し承認を得て認定。

名誉審判員

役割 :後進の指導や助言を行う

任期 :終身

資格 :日本バレーボール協会での審判活動において顕著な実績がある人(以下のいずれかに当てはまる人)

1.公認審判員として15年以上の活動実績があり、顕著な功績を残している人

2.A級審判員としての活動が顕著で55歳に達している人

3.技術統計判定指導員・技術統計上級判定員としての活動が顕著で60歳に達した人

※判定員とは、公式大会でスパイク、ブロック、サーブなどのバレーボールの技術のデータ処理を行い公式記録として出す役割をする人。試合の実況で「~選手のスパイク決定率は~%です!」と説明しているのを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?この数値を出しているのが判定員です。指導員は、判定員・上級判定員の指導を行い上級判定員は国際大会で判定できる人を言います。

C級審判員

役割 :小学生・中学生・高校生の審判を担当

任期 :4年更新(18歳以上が応募対象)

資格 :各都道府県のバレーボール協会が主催している講習会を受講し、筆記試験に合格すると取得できる。(実技試験があることも)

B級審判員

役割 :小学生・中学生・高校生・大学生の審判を担当

任期 :4年更新(18歳以上が応募対象)

資格 :各都道府県のバレーボール協会が主催している講習会を受講し、基本的には筆記試験と実技試験に合格すると取得できる。

A級審判員・A級候補審判員

役割 :小学生から大学生、国内トップリーグのVリーグまで国内試合を担当

任期 :4年更新(55歳まで、20歳以上が応募対象、候補は2年更新)

資格 :各都道府県のバレー協会から推薦を受け、日本バレーボール協会が主催する講習会を受講し「A級審判員資格取得講習会」への参加権を取得できる。

この講習会で「極めて優秀」と判断されるとA級審判員、「優秀」と評価されるとA級候補審判員となる。

A級候補審判員は天皇杯や皇后杯などの全国を9つに分けたブロック大会以上で実績を積むとA級審判員に昇進できる。

審判になりたい!という方はお伝えしたように講習会に参加する必要があります。

受講を申し込む場合は、大会に参加している団体や役員として所属している都道府県のバレーボール協会に問い合わせてみましょう!


国際試合で審判をしたい!そんなあなたに必要な資格とは?

国際試合での審判資格を獲得すると、学生バレーはもちろん、Vリーグや国際大会といった全ての試合で審判をすることが可能となります。

オールラウンダーにこなす国際審判ですが、どのようにすれば資格をとれるのでしょうか?

国際試合で審判を出来る人を「国際バレーボール連盟公認審判員」と言います。

応募資格は40歳以下「国際バレーボール連盟公認審判員候補」に入っていることが前提です。

「国際バレーボール連盟公認審判員候補」に入るためには、日本バレーボール協会が主催する「I(アイ)スクール研修会」で2年以上活動し、英語力検査(口頭試問・日常会話・競技規則の理解等)に合格しなければなりません。

英語能力を満たすことが出来ると、日本バレーボール協会から国際バレーボール連盟へ推薦することが出来ます。

これらが全てそろい、1年に5回ほど各国で開催されているIRCC(International Referee Candidate Course)のコースのうち1つを受講すると「国際バレーボール連盟公認審判員候補」になれます。

そして、国際審判員候補として世界大会、大陸大会の3試合以上の公式記録を提出すると「国際審判員」に昇進。

国際審判は、国内の公認審判に比べるとかなりハードルが高いことがわかりますね!

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バレーボールの審判のお給料事情とは?

ここではバレーボールの審判の給料事情について解説します。

結論から言うとバレーボールの審判だけで生活することは難しいです。

バレーボールの審判の給料は日本のVリーグや国際試合で審判を務めても、1日数千円程度しかもらうことが出来ません。

バレーボール以外の競技でも、プロ野球の1軍審判は年収1000万円、2軍審判だと400万円前後となっています。

サッカーでは、Jリーグで1年間に30試合以上の主審を務めた人で年収360万円となっており、大半のJリーグ審判の給料は安定していないようです。

野球やサッカーと比べてみるとバレーボールの審判は特に給料が低いことが分かります。

バレーボールに限らず、審判職だけで生活していける人はわずかしかいません

多くの人は、本職やアルバイトと兼任して審判を務めていることが多いようです。

今回はバレーボールの審判について解説しました!

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