「シュノーケリングとダイビングって似ているけど、何か違うの?」
「シュノーケリングとダイビングそれぞれの違いを知った上で自分にあったものを始めたい!」
前回は子供から大人まで幅広い年代が楽しめるマリンスポーツの種類について、それぞれの特徴を交えながらご紹介しました!
フィンとマスクを装着して海を散策する!
シュノーケリングとダイビングはとても似ているアクティビティにも思えますよね。
しかし、それぞれのアクティビティには明確な違いが実はあるのです!
今回はシュノーケリングとダイビングの違いを、4つの観点に分けて詳しく解説していきます!
シュノーケリングとダイビングの大きな違いの1つが身につける器材です。
シュノーケリングで必要とされるのはマスク(水中眼鏡)、シュノーケル(呼吸するための筒)、フィン(足ひれ)の3つのみ。
浮力があるものを身につけた方が散策が楽になるため、ウェットスーツやライフジャケットを着用して行います。
それに対して、ダイビングでは文字通り、海に潜って散策をするため、上記3つ以外にも、「空気タンク」、空気タンクの空気を口に送るために咥える「レギュレーター」、空気の量を確認する「ゲージ」など様々な器材を身につける必要があります。
ダイビングに必要な器材は合計で10点と、シュノーケリングと比べるとかなり大掛かりです。
服装は季節に応じてウェットスーツやドライスーツを装着します。
器材の違いからもわかるように、シュノーケリングとダイビングでは海の散策方法が大きく異なります。
シュノーケリングはシュノーケルの先が水面から出ている必要があるため、基本的に海には潜らず、水面に身体が浮いた状態で散策をします。
一方のダイビングでは、空気タンクによって水中でも呼吸ができるため、海に潜って探索を行います。深い場所に生息する生物を間近で観察することができます。
また、シュノーケリングとダイビングの違いとして年齢制限も挙げられます。
シュノーケリングは小さな子供からお年寄りの方まで、幅広い年齢の方が楽しむことができます。
それに対して原則的に10歳未満の子供は成長期における水圧の影響などが考慮され、ダイビングをすることができない決まりとなっています。
上限の年齢制限は存在せず、何歳になってもダイビングをすることができます。
器材の操作などをインストラクターが付きっきりで行ってくれる体験ダイビングなどでは資格を持っていなくても楽しむことができます。
しかし、自立したダイバーとして自分で器材の操作も行い、自由に水中を泳ぎ回るためには「Cカード」と呼ばれるライセンスを取得する必要があります。
法律でダイビングの際に資格が必要と定められているわけではありませんが、実際にダイビングをしに海へ行き、シリンダー(空気の入ったタンク・ボンベ)を借りに行くとCカードの提示が必要となるため、実質的に必要な資格です。
今回は似ているようで実は違うシュノーケリングとダイビングの違う点について詳しくご紹介しました!
シュノーケリングやダイビング以外にもマリンスポーツには実は様々な種類が存在します!
こちらの記事ではマリンスポーツの種類とそれぞれのアクティビティの特徴について詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
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