「うさぎのポーズってどんな効果が期待出来るの?」
「やり方を知りたい!」
ヨガには「逆転」と呼ばれる、頭を下にするポーズがあります。
普通のポーズに比べて難易度が高いと言われている逆転のポーズの中から、初心者の方でも比較的簡単に出来る「うさぎのポーズ」を紹介します!
ヨガを始めたての人、これから始めてみようかなと思っている人、必見です!
うさぎのポーズは頭頂部のほぼ真ん中に位置する「百会のツボ」を刺激することで、いろいろな良い効果をもたらすと言われています。
百会のツボは全身をめぐる経路が交わっているため、頭や顔周りをはじめ様々な症状の改善を促すツボとして知られています。
うさぎのポーズは自律神経の乱れを正してくれるため、リラックス効果が期待されています。
生活の中でストレスを溜めたり夜更かしをしたりしてしまうと、交感神経がはたらく時間が長くなり、自律神経が乱れてしまうことも。
百会のツボを刺激すると副交感神経が優位に働くため、血圧が下がり、結果的にリラックスすると言われています。
また、自律神経を整えることは便秘や不眠、冷えなどの身体のさまざまな不調を改善する効果も期待出来るのです。
うさぎのポーズは頭や顔に関する症状を緩和する効果が期待出来ます。
頭部の血流を良くし、パソコンやスマートフォンなどの使用による目の疲れを軽くすると言われています。
また、眼精疲労が軽減されることで、頭痛やめまいを改善する効果も期待出来ます。
偏頭痛持ちの方も症状を緩和する効果が期待出来るためおすすめです。
うさぎのポーズでは、首や肩こりを改善する効果が期待されています。
また、うさぎのポーズで肩を背中側へ上げることで、肩甲骨や首の周りの筋肉がほぐれます。
筋肉を動かして温めることで血流が良くなるため、老廃物が流れ、肩や首のこりを軽減出来たり、関節の可動域を広げる効果もあると言われています。
うさぎのポーズで両手を上に引き上げることにより、腹部や背部のインナーマッスルを鍛える効果も期待出来ます。
体幹が鍛えられることで姿勢が整い、よい姿勢をキープ出来るようになります。
では、期待出来る効果を頭に入れながら、うさぎのポーズのやり方を見ていきましょう!
ポーズをとる時は、ヨガマットやタオルなどを敷きましょう。
血液を頭部に集めるポーズであるため、貧血のときや生理中、体調不良の時には取り組まないでくださいね。
正座の姿勢で座ります。
腕を前について肩幅に手を置きお尻を上げて四つ這いになり、つま先を立てましょう。
両手の間に頭頂を下ろします。
小さな円を描くように頭頂を動かしましょう。
頭に体重をかけないように、腕でしっかり体を支えます。
首を動かすと痛めてしまうため、頭を軸にしてゆっくり身体を動かします。
頭頂を床に付けた状態で、両手を後ろで組みまっすぐ天井へ。
30秒ほどゆっくり呼吸しましょう。
頭頂にほどよい刺激があり、背中や腕のまわりの筋肉がほぐされていく感覚を味わいます。この時、顔を左右に動かすと首に負担がかかるため、一点を見つめて行います。
もし腕を天井に上げるのが難しいと感じたら、無理に取り組まず両手を床に置いた姿勢のままで頭頂をほぐします。
勢い良く腕を上げると首を痛めてしまう危険性があるためゆっくりと行いましょう。
30秒呼吸を終えたら腕を下ろして手のひらで身体を支える体勢をとります。
頭頂を床から離し、両手でゲンコツをつくって高さを作ったら額を乗せて休息しましょう。
胸と頭の高さを同じくらいの高さに保つことで、頭に溜まった血液のもどりがゆっくりになり気分が悪くなりにくくなると言われています。
呼吸をしながら少し休んだら、両手を顔の横につきゆっくり顔を上げて正座に戻りましょう。
今回は、うさぎのポーズについて詳しく解説しました!
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