目指せオール千葉!マスク・ド・オッチーと千葉ジェッツが叶えたい、壮大な夢とは【1日密着企画】

千葉ジェッツふなばし マスク・ド・オッチー

目指せオール千葉!マスク・ド・オッチーと千葉ジェッツが叶えたい、壮大な夢とは【1日密着企画】

千葉ジェッツふなばし マスク・ド・オッチー

B.LEAGUEの2020‐21シーズン年間優勝・初のリーグ制覇を成し遂げた千葉ジェッツ。「3度目の正直」と言われた今シーズンは、2017-18、2018-19シーズンの準優勝の悔しさを忘れず、多くの困難に立ち向かった挑戦の1年だったと思います。そんなチームを陰で支え続け、ブースターを盛り上げ続けた人。ファンならお馴染みのマスク・ド・オッチーに今回はインタビュー!

前編では、オッチーのこれまでを振り返りながら、夢の叶え方についてアツく語っていただきました。後編では、オッチーの試合以外の側面について、オッチーと落合さんのマネージャーをされている芳賀さんも交えてお話を伺うことができました。千葉県の現状を見て、地域振興チームとして彼らが伝えていくべきと感じたこととは?千葉ジェッツを通じて変えたいこととは?そこには、バスケチーム運営企業という領域を超えた大きなミッションがありました。

(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)


コミカルでフレンドリーで唯一無二!だからこそ替えがきかない。マスク・ド・オッチーの存在

__引き続きよろしくお願いします!さて、今は開場前でスタンバイされてますけれど。普段はどんな活動をされているんですか?それこそ平日とか……?

オッチー:そうですね。平日はですね、マネージャー落合や芳賀さんをはじめとするフロントスタッフメンバーと一緒に、イベントごとに行くことが多いかな。最近だと船橋市の小学校にバスケットボールを寄贈しようってプロジェクトやってましたけど。そういうイベントですね、企業案件も含めて、はい。

__オッチーさん?落合さん?(笑)は、企画も入られてるんですか?

オッチー:企画はもう芳賀さんに任せて、落合と私はですね、体調管理ですね!(笑)

芳賀:一応、地域振興キャラクター(仮)という状況なので、地域振興のイベントとか、そういうのを専門にやっているんですよ。会社にその活動が認められれば(仮)が取れるんですけど、今はそれに向けて頑張ってもらってるって感じですね(笑)

オッチー:そうなんです!私は頑張ってます(笑)

__なるほど(笑)

芳賀:あとバスケ選手って1チームに10人ちょっとの所属だから、野球やサッカー選手に比べて人数が少ないし、リソースが限られているから、やっぱり全てのイベントに参加できないことも多いんですよね。

オッチー:そういうときこそ、私の出番というわけですよ!じぇっつ!!

__言われてみると確かにそうですよね、オッチーさんの存在価値の高さをより実感します。私、プライベートで船橋アリーナには何度もバスケ観に来ていますけれど、やっぱりその瞬間もオッチーさんには元気もらってますよ。芳賀さんあってこそでもあるんですね。本当に太陽みたいな存在だなって感じています!

芳賀:そう言っていただけて私も嬉しいです!オッチーが賑やかしてくれることで、会場に来てくれた方々が元気になっている姿は本当によく見ますし、イベントに行ったときも「来てくれてありがとう」ってなるんですよね。それは本当に私たちにとっても嬉しい限りで。





愛される理由があるからこそ愛したくなる。オッチーが普段心がけていることとは

__今日のように試合前のお客さんのボルテージを高めてくれるのは、間違いなくオッチーさんがいるからこそだとは思うんですが、普段から意識していることとかってあったりしますか?それこそ「良いことあるぞ~~♪♪」とか、すごくポジティブな発言を多くされている印象はあるのですが。

オッチー:近しい存在でありたいなっていうことは常に思っています!オッチーは「スタッフさん」って見られないようにね。やっぱり他のスタッフが馴れ馴れしかったら、誰だってビックリするでしょ?(笑)それをできるのが私の強みだと思っていますね。声をかけたくなるように、テキサスで習得したムーヴも駆使しながらね(笑)

芳賀「オッチーとふれ合えるのが楽しい」って言ってくれるお客さんも多いんですよ!

オッチー:そうそう。ありがたいっすよ。だから身近に感じてもらえるように「いらっしゃいませ」じゃなくて「ようこそ!」「こんにちは!」って。普段働いていると「お世話になります」「お疲れ様です」でしょ?だいたい。これを船橋アリーナでやっても意味ないじゃない。来たお客さんが楽しめるようにね、頑張ってますよ~~!うおおおおおお!!

__まさに前編でお話いただいた「エンターテイメント性」を表現するために、言葉を変えているんですね!

芳賀:(オッチーを指さして)こんなですけれど、小学生とかに結構人気なんですよ、本当に。サインの列とかできるんですよ!「これだよ!?」って思うんですけど(笑)。みんな芸能人かのように「オッチー、サインして」ってなってて。突発的なアイデアだったんですけれど、10年間オッチーと落合が育ててきた人気なので、本当に私たちも驚いていますが嬉しい限りでして。

オッチー:恐れ入ります。じぇじぇじぇジェッツ!

__まさにアイドルなわけですね!あとはやっぱり、今日も物販コーナーで「篤史(大野HC)のサインが当たるよ~~!!」とか、オッチーさんのキャラクターだからこそできる発言とかも、個人的には面白いと言いますか(笑)

芳賀:たまにやりすぎなときもあって、怒ったりすることもあるんですけどね(笑)。でもそれを上回るほど、色んなところから声をかけてもらえたりするし、みんなを笑顔にしているから、大目に見ているところもあったり(笑)。

オッチー:ダンスでも発言でも、なんでもいいんですよ、見て・来てくれた人が元気になってくれる1つのキッカケになれば。もちろんジェッツを好きになってくれれば嬉しいですけれど、やっぱり、お客様がなんで船橋アリーナに来るかって、非日常を求めてるわけじゃないですか。「楽しいな」「面白いな」ってワクワク、エンターテイメントを求めてるから、まずは私自身がとにかく明るく楽しむことから始めてますよ!目指すはB.LEAGUE界のテーマパークだ!





さまざまな活動を通じて知ったこと。変えていきたい現状

__いいですね(笑)ところで今日は、こんなおっきいバケツがありますけど、何をされているんですか?

オッチー:今日(5/1)と明日(5/2)は、『フードバンクふなばし』さんと協業した「フードドライブ」活動をするんですよ!

__「フードドライブ活動」ですか?

芳賀:去年から活動を続けているんですけど、今回マスク・ド・オッチーと一緒に、事前に『フードバンクふなばし』さんに行ってお話を聞いてきたんですよね。それで、色々お話を聞いていると、やっぱり知らないことが多くって。それこそ船橋って言ったら結構大きな都市じゃないですか。みんな普通に生活しているんだろうなって私、想像していたんですけれど、結構貧困差があって。やっぱり経済的にも厳しい中で生活している人って多いんです。そこで『フードバンクふなばし』さんが、月に50件くらいこんなおっきい段ボールに食材をパンパンに詰めて、1家庭ずつお送りしているんですよ。

オッチー:そうそう。オッチーも初めて知ったんすよ。だから事前に「今日こういう活動するのでお願いします!」って声かけして。そうしたら来場者の皆さんから今日、こんなにも食べ物を寄付していただいて。本当に嬉しい。一方で、色んなところに顔を出させてもらってるつもりなんですけど、僕らで知らないってことは、たぶんですけど今日ここ(船橋アリーナ)に来ている9割の人たちは、船橋市内でもある貧困差について知らないとも思っていて。

__確かに。私も初めて知りましたが、ちょっと衝撃です。と同時に、それを一緒になんとかしようと動いているジェッツの活動が素晴らしいと思います!

芳賀肌で感じたことと現状を、マスク・ド・オッチーとか千葉ジェッツを通じて知ってもらうことが、私たちの使命なんだなっていうのを感じていて。ですからオッチーにはなるべく現場に行ってもらって、動画やSNSで情報発信していくことで、千葉ジェッツを通して地域がもっとHAPPYになるような形で動いていけたらなって思っています。

オッチー:カッコよく言うと、千葉県とジェッツを繋げる役割なのかな?じゅじゅじゅ!

芳賀本当に、知れば知るほど伝えなきゃいけないことって結構あるんですよ。みんな知らないで生活してて。私たちも去年からフードドライブ活動はやっているんですが、深いところまでいけてなくって。去年、地域振興課ができてからは、オッチーとさまざまな現場に行くことができているので、情報発信することで何かしら地域活性につなげていきたいですね。

__オッチーさんは応援団長というような位置づけだと勝手に思っていたので、本当に重要なミッションを担っているわけですね!すでにこれだけの支援が集まっているところを見ると、感慨深いです。





手の届かない富樫選手。手の届くオッチー。目指すべき未来とは…?

__応援から地域イベントから何まで携わられてるオッチーさん。ズバリ、今後の目標も伺えますか?去年からパフォーマーとして確立しだしたこともあって、直近の目標は(仮)を外すこととかですか?(笑)

オッチー:そうですね(笑)。大きい枠で言えば、今のこの場を広げたいっすね。今は船橋市、千葉市がホームタウン、フレンドリータウン近郊ですけど、成田とか館山とか、オール千葉っすね!オール千葉!どこに行っても「オッチー!!!」って言ってもらえるようにね、頑張っていきたい。新しいアリーナも建設予定ですし、1万人のアリーナに千葉県中から見に来てくれるような、それこそ落合がテキサスにいた頃に感じたエンターテイメント性というか、毎週のように千葉の各地でホームパーティーが開かれて、B.LEAGUEや千葉ジェッツの話で盛り上がる。そんな風に、日本のバスケットボールをもっともっと盛り上げていきたい。まずは千葉で実現して、千葉の皆様を幸せにしたい。それが目標ですかね。

__最高ですね。それだけではなく、きっと船橋市や千葉市以外にも色んなところでイベントを行ってくださったら、各地域の地域活性にもつながるでしょうし、地元の人たちもめちゃめちゃ喜ぶと思いますよ!

芳賀:それが実現できるように、私たちも頑張ります!あとはあれじゃない?やっぱり千葉ジェッツは富樫勇樹選手が一番人気なので、同じくらいの人気と認知を得たいよね(笑)。

オッチー:そうですよ~!まず小学生はね!もっと近しい存在になっていきたいなって気持ちが強いですね!

芳賀:どうしても、富樫選手はなかなか手が届かないと思うんですけど、身近な存在、手の届くオッチー。みたいな(笑)

__面白いですね(笑)たしかに、なかなか富樫選手とは会えませんけど、オッチーさんなら会えるし話せるし。でも特別な存在なので、話せたらすごく嬉しいですからね!

オッチー:そうです!私は2番目でいいんですよ(笑)。1番人気は富樫勇樹選手。次にマスク・ド・オッチー!みたいなレベルまでやりますよ!これからも、がんばっていきま~~ジェッツ!!!!

__終始、私にまで元気をくださって嬉しいです(笑)。最高の時間でした!来年もその先もずっと、オッチーさん応援し続けます!落合さんにもよろしくお伝えください!芳賀さんも、今日はありがとうございました!!





【PROFILE】

マスク・ド・オッチー/千葉ジェッツふなばし:地域振興キャラクター(仮)

マスクド星から日本観光が目的で来日。ドン・キホーテ船橋店で、俯いていた落合氏と出会い、彼からのリクルートによって千葉ジェッツの地域振興キャラクター(仮)として活躍中。千葉県の小学校へ行けば、サインの行列ができるほど大人気。またマネージャー・落合氏の家に居候中で、しばらくマスクド星に帰る予定はないとのこと。「じぇじぇじぇジェッツ!千葉ジェッツ!」「今日もいいことあるぞ~♪」と、ブースターと千葉県を笑顔にし続けている。

落合 豪/千葉ジェッツふなばし:地域振興・SSRチーム

生まれも育ちも千葉県。中1の頃、マイケル・ジョーダン主催のサマーキャンプに参加し、そこからアメリカのバスケットボールの文化を日本にも持ち込みたいと、当時地元で最強と言われた千葉バジャーズ(千葉ジェッツの前身)に入社。bjリーグ参戦当時から営業として活躍。しかし仕事に行き詰まり「なにか解決の糸口はないかと」とドン・キホーテ船橋店に行ったところマスク・ド・オッチーと出会う。彼を千葉ジェッツにリクルートした張本人。その後はオッチーのマネージャーとして、寝食を共にする日々を送っている。

芳賀 宏輔/千葉ジェッツふなばし:地域振興・SSRチーム リーダー

埼玉県出身。芸能事務所でのタレントマネージャーや洋菓子ブランドの広報を経て、2018年に株式会社千葉ジェッツふなばしに入社。現在は地域振興・イベントチームで社会貢献活動「JETS ASSIST」を担当。地域愛着を掲げるプロスポーツチームとして、地域を盛り上げる事に加え様々な社会課題を解決するために奔走中。落合さんとマスク・ド・オッチーの上長に当たる。ちなみにスポーツのバックボーンはサッカーで、大の浦和レッズファン。


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▼マスク・ド・オッチーの前編の記事はコチラ



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