「プロレスにはどんなルールがあるの?」
「カウントは何のためにとってるの?」
数ある格闘技の中でも、プロレスは昔から人気が高い種目と言って良いでしょう。
近年ではプロレスファンの女性、通称「プロレス女子」と呼ばれるファン層も増え、注目を集めています。今回は初心者にもわかりやすいルールの解説をしていきます!
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出場人数は試合形式によって様々です。試合形式は、シングルマッチ、タッグマッチ、トリプルスレットマッチ、ハンディキャプマッチ、デスマッチ、バトルロイヤルがあります。それぞれの出場人数を見ていきましょう。
シングルマッチは1対1、タッグマッチは2対2や3対3など。1対1対1のトリプルスレットマッチは3WAYマッチ、3WAYダンスなどとも呼ばれています。
ハンディキャップマッチは、片方が圧倒的有利な条件で1対2などの変則的な人数で勝負を行います。例えば、200Kgオーバーの外国人レスラー1人対普通体型のレスラー2人など。体型のハンディキャップを人数でカバーして戦うマッチ形式です。
デスマッチは通常とは異なる条件下で行います。
例えば、有刺鉄線、五寸釘、金網などの凶器が用いられることも。
バトルロイヤルは10人以上の選手で行われ、負けた選手から退場していく形式です。
続いて、ラウンドについて解説していきます。
ボクシングでいう〇分〇ラウンドは、プロレスでは〇分〇本勝負と表現します。1980年代以降は大半が一本勝負。タイトルマッチでは60分一本勝負がほとんど。昔は61分三本勝負という形式もありました。これは先に二本取ったほうが勝利というルールになります。
プロレスは、投げ技、絞め技、関節技、蹴り技、打撃が認められています。一応、パイプ椅子をはじめとした凶器の使用、目(サミング)、のど(チョーク)、急所(ローブロー)への攻撃、噛みつき、拳による突き、つま先蹴り、指とりなどは反則技になります。
ただし、攻撃が5秒以内であれば反則として取られないことがほとんど。このあたりの見極めはレフェリーの裁量にもよります。
またプロレスには、ロープブレイクというものがあります。これは、技を決められている選手が、レフェリーに技の解除を訴えるものです。技が決められている状態で、手や足でロープをタッチしたり、掴んだりすることで、技が解除されカウントをストップさせることができます。
基本的な勝敗の決め方は、フォール、ノックアウト、リングアウト、ギブアップ、タップアウト、レフェリーストップ、反則です。それぞれの勝敗が決する基準をご紹介します。
フォール
対戦相手の両肩をマットに押し付けた状態のこと。レフェリーが3カウント数え終えたら勝敗が決します。
ノックアウト
10カウントの間に立ち上がれないとKO負けとなることです。この時のカウントはレフェリーによってスピードが異なります。
リングアウト
10カウントまたは20カウントの間にレスラーが場外に出ている場合、負けとなることです。新日本プロレス、国際プロレスは20カウントになります。
ギブアップ
自ら敗北の意思を口頭で伝えることです。相手の体もしくはマットを叩くことで敗北の意思を伝えることをタップアウトと呼びます。
レフェリーストップ
関節技や絞め技が決まった状態でギブアップやタップアウトをしないときにレフェリーが危険と判断した場合に試合を強制的に終了させることです。これは、柔道や総合格闘技などと同じです。絞め技に関しては腕を上げてから離して腕が3回落ちた時点で負けになります。
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