「チャンピオンズリーグはどういうリーグなの?」
「アンセムって何?」
サッカーのクラブチームの国際大会であるチャンピオンズリーグ。
今回は、アンセムや組み合わせ、1年間のスケジュールなど気になる点を一挙解説します!
【サッカーに携わりたい方必見!】
UEFAとは欧州サッカー協会の事で、その協会が主催する大会がUEFAチャンピオンズリーグです(CL、UCLと略される事があります)。
これは、欧州のクラブチームの頂点を決める大会です。
この大会を制したクラブは世界の頂点と言っても良い程で、サッカーのレベルの高さは、4年に1度開催されるワールドカップを超えるとも言われています。
そんなBIG大会が毎年開催されているのです!
このBIG大会に出場できるのは32クラブ。
各国のリーグ戦の順位結果で翌年のCLへの出場が決まります。
そこで、どのような構成で出場枠を設けているのか、ご紹介します。
①UEFAランキング1位~4位の国の上位4クラブ(16クラブ)
②UEFAランキング5位~6位の国の上位2クラブ(4クラブ)
③UEFAランキング7位~10位の国の上位1クラブ(4クラブ)
④UEFAチャンピオンズリーグ前年度優勝クラブ(1クラブ)
⑤UEFAヨーロッパリーグ前年度優勝クラブ(1クラブ)
この時点で、26クラブが本大会の出場の権利を得ます。
残りの6チームについては優勝チーム予選(UEFAランキング11位以下の各国優勝クラブ)と上位チーム予選(UEFAランキング5位~15位の2位~3位クラブ)を勝ち抜いたクラブが出場権を得ます。
大会はどのように進行するのか?
グループステージでは、32クラブを4クラブ✖8グループに分けホーム・アンド・アウェー方式で2回の総当りで争い、各グループ上位2位以上のクラブが決勝トーナメントに進めます。
ここからがCLの面白い所!
決勝トーナメントもホーム・アンド・アウェー方式で行われ、2試合の合計スコアで勝敗を決めます。
スコアが同点だった場合はアウェーゴール(アウェーの試合で奪った得点数)の多いクラブが勝利となります。
なので、第1戦で負けたとしても、第2戦で勝ち、2試合の合計スコアで勝れば次のステージに進めるのです。
2試合合計スコア、アウェーゴールが同じの場合、前後半15分の延長戦を行い、それでも決まらない場合はPK戦になります。
決勝戦は、90分の一発勝負!
決まらない場合は、延長戦、PK戦の流れになります。
この方式は多くのドラマと熱狂を呼び起こしてきました。
例えば...
<2016~2017シーズンのバルセロナVSパリ・サンジェルマン>
第1戦 パリ・サンジェルマン 4-0 バルセロナ
第2戦 バルセロナ 6-1 パリ・サンジェルマン
誰もが予想しなかったスコアにひっくり返した4ゴール+アウェーゴールのビハインドを上回るバルセロナの大逆転勝利!!!
しかもアディッショナル・タイムに2ゴールを奪うバルセロナの奇跡!!!
<2018~2019シーズンのトッテナムVSアヤックス>
第1戦 トッテナム 0-1 アヤックス
第2戦 アヤックス 2-3 トッテナム
第2戦の前半折り返しの時点で、0-2のビハインド+アウェーゴール1で、勝利には3ゴール必要な状況での大逆転勝利!!!
この試合も、トッテナムに3点目が生まれたのは後半アディッショナル・タイムの96分!!!
更に、準々決勝、準決勝の組み合わせは再度抽選をして、対戦クラブを決めるので、強豪クラブがどこと当たるのか、
そして、近年では第2戦での逆転劇が頻繁に起こっているので、最後まで何が起こるか分からないから見どころ満載!!!
CLの勝利を収めた時の金額は物凄く高額です。
2019~2020シーズンではこのような賞金でした。
1€=126.53円(2020年12月現在)
・グループステージ勝利: €2,700,000
・グループステージ引き分け: €900,000
・決勝トーナメント進出: €9,500,000
・準々決勝進出: €10,500,000
・準決勝進出: €12,000,000
・準優勝: €15,000,000
・優勝: €19,000,000 (日本円で約2400万円)
この金額にプラス、「マーケットプール」と言われる各国の広告やテレビ放映権料などが加算され、そこからの収入も大きい為、1試合で動くお金が莫大な金額になります。
最多優勝を誇るのは、スペインのレアル・マドリードで13回!
大会が始まっていきなり5連覇、近年では2015~16、16~17、17~18シーズンで、3連覇を果たすなど、強さを保持し続けています。
このようなBIG大会では得点を量産するのは難しいはず!
ですが、現代サッカーの二大巨頭、クリスティアーノ・ロナウド選手とリオネル・メッシ選手は共に100得点以上を決めているという異次元さ!!
更にCLの歴史の中でも100得点以上している選手はこの2選手だけなのです!
現在もトップレベルに身を置いている為、記録は更に伸びそうです。
アンセムとはチャンピオンズリーグのシンボルとしての賛歌であり、
1992年以降からテーマ曲として「UEFAチャンピオンズリーグ賛歌(UEFA Champions League Anthem)」が使用されています。
この曲は、イギリス人のトニー・ブリッテンが、ドイツの作曲家ヘンデルの「司祭ザクト」を作詞とアレンジを加えて創り上げた曲で、
試合開始前やテレビ中継開始時、ハーフタイムのCMの移り変わり時、試合終了時に流れます。
UEFAの公式言語である英語、ドイツ語、フランス語を併せ持って歌われるサビは、シンプルながら美しいメロディーとも相まって、
これから始まる試合に対して、選手やファンの興奮や期待を掻き立てさせます。
毎年9月から翌年5月にかけてCLは開催されます。
しかし、CLに出場するクラブはかなりの過密日程になります。
理由としては、どのクラブにも国内のリーグ戦やカップ戦があり、更に各国の代表チームに招集される選手もいて、そしてなんといっても移動距離が物凄く長くなります。
どの試合も激しい戦いになるのでまさに総力戦!
だからこそ、最後の試合終了の笛が鳴るまで、誰もが気を抜けず、興奮、期待してしまうのです!
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