「マラソンってルールはあるのかな?」
「ただ走っているだけ?」
マラソンは身近で複雑なルールが無いため、誰でも始めやすい競技の1つです。
そんなマラソンに潜む失格の条件を紹介!
これからマラソンの大会に参加しようとしている方や初心者の方は必見!
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マラソンのコースは42.195kmの距離で統一されていて、コースの測定は国際陸上競技連盟によって行われています。
距離を計測する際には、自転車にカウンター計を付けた「距離測定用自転車」で使用するコースを走行します。
乗る人の体重や気温などによって距離の長さにわずかな誤差が生じてしまうため、メモリが1kmではいくつ進むのかを事前に確認しておく必要があります。
また、厳密に測定するために複数の国際陸上競技連盟公認公式計測員が計測し、ズレが生じないようにしています。
高低差に関しても、スタートからフィニッシュの間の標高の減少は1000分の1以下という規定が設けられています。
コース全体が下り坂になりタイムに影響することを防ぐためです。
マラソンに出場するランナーにもきちんとしたルールが定められています。
失格となってしまう禁止事項について説明していきます。
▼ランナー以外の援助
マラソンは、エントリーしたランナー以外の者が代理で走ることは許されていません。
ランナー以外の者が選手に接触して援助することも認められていません。
▼スタート時のフライング
競技を行う際、ランナーはスタート地点で立ったままの状態でスターターの合図を待ちます。
合図と同時にランナーはスタートしますが、フライングについてはそのレースの1回までしか許されていません。
2回目以降のフライングが起きた場合、それがその選手にとって最初のフライングであっても失格扱いとなってしまいます。
▼エイドでのルール
競技中は「エイド」と呼ばれる場所では飲食物を受け取ったり、摂取したりすることは可能です。
しかしそれ以外の場所ではNGとなります。
▼コースへの復帰(トイレ時など)
レース中にトイレに行く場合はコースを外れて沿道のトイレを使用することは可能です。
しかし、コースを離れた地点よりもゴールに近いところに向かうことはできません。
▼ドーピング
良い成績を収めるために薬を服用する「ドーピング」についても、禁止されています。
競技の公平性を保つことはもちろん、薬による副作用で人体に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
過去には、選手がドーピングによって記録やメダルをはく奪されるケースもありました。
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日本陸連公認のマラソン大会では、スマートフォンの使用は認められていません。
SNSなどに掲載するため競技中の様子をスマホで撮影をしたいというランナーもいるかもしれませんが、他のランナーの迷惑にもつながります。
スマホは持って走るだけでも失格となってしまいます。
ただし、一部の大会では、日本陸連の公認としてスマホの所持と使用ができる大会もあるようです。
いずれの大会であっても事前のルール確認は必要です
参加の際は、募集要項などの資料をしっかり読み、大会に挑む必要があります。
今回は、マラソンのルールについて紹介しました。
大会に参加する際は、ぜひ確認してください!
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