「柔道の投げ技って何種類あるの?」
「投げ技のコツが知りたい!」
体育の授業でなかなか上手くできない方に分かりやすく紹介します!
柔道の技は、投げ技と固め技に分けることができます。今回は投げ技に注目して解説します!
固め技のコツやポイントは、【柔道の固め技】関節技がわかる!やり方やコツをわかりやすく解説!で紹介しています!
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柔道の投げ技は合計で68本あり、
手技・腰技・足技・真捨身技(ますてみわざ)・横捨身技(よこすてみわざ)
に分類されています。
その中でも、学校の授業でも教えられているポピュラーな投げ技をいくつか紹介します。
あなたの知っている有名な技もあるのではないでしょうか?
1.手技
背負い投げ、一本背負い
2.腰技
大腰、払い腰
3.足技
大外刈り、大内刈り
4.真捨身技
巴投げ(ともえなげ)、裏投げ
5.横捨身技
谷落とし(たにおとし)
※ルール規制あり
ここで紹介した技は、筆者が中学生時代の柔道部で習った技です。
非常に有名なので、初心者でも知っているのではないでしょうか。
次に、先ほど紹介した投げ技はどのように使えば決まりやすいのでしょうか?
コツや使うタイミングなどをピックアップして紹介します!
1.背負い投げ
背負い投げや一本背負いは、体格差のある際に、小柄な選手におすすめです。
相手を背負う技なので、円滑に相手を背中に乗せることが何よりも重要になります。
そのためには引き手も重要ですが、釣り手がポイントになります。
※引き手:基本的に引き手は左手となり、主に袖を握ります。
※釣り手:基本的に釣り手は右手となり、主に襟を握ります。
上手くいかないパターンとしては釣り手が相手の方向に向いていることが考えられます。
改善するためには、自分の体幹に肘を引き付けることを意識しましょう。
これにより空間ができるので、ここで背負い投げに入ることができます。
同時に引き手を、技に入るよりも少し早い段階で思いきり上にあげることでスムーズに技が決まりやすくなります。
踏ん張りを効かせるために、脚幅は肩幅以下で指先を内に絞るようにすることがポイントです。
2.払い腰
腰技は大柄な選手が小柄な選手を投げる際に効果的な技になります。
足の長さ、胴体の長さが重要になるので大柄な選手が有利になります。
払い腰のコツは引き手と釣り手を思いきり前に引き付けて相手を浮かせることです。
払う方の足は、バランスを崩さないように、軸足からあまり離さないようにします。
これで腰をひねりながら足を払うことで決まりやすくなります。
3.大外刈り
相手の軸足の横に自分の軸足を置いてそのまま反対の足を思いきり蹴るようにして伸ばして刈る技です。
大外刈りも、足の長さで優劣の差が出やすいので身長の高い人が有利な技になります。
見よう見まねでやっても決まりにくい技の1つとされています。
ポイントは、踏ん張りを効かせるために出来るだけ相手との距離を縮めることです。
腰をひねるようにしてやや斜め方向に足を蹴り、相手を横に倒しながら刈るほうの足を前に伸ばすことで、距離を縮めても入りやすくなります。
4.巴投げ
巴投げは、相手の重心が前に来た時や崩れた時に非常に決まりやすい技です。
例えば、こちらが内股を仕掛ける時に相手は足が開いてバランスを崩します。
そのまま内股が決まらなかったとしてもバランスが崩れているのでそこで思いっきり前に倒れこみ巴投げを仕掛ける。
ポイントである足を置く場所は、相手のへその下や足の付け根のあたりが良いとされています。
技の使い方やコツ、ポイントなどを紹介しましたが、いずれにしても重要なことは
1.自分の体格に合わせてどの技を使うか
2.どのタイミングで使うか
3.崩しを入れる
4.合理的に力を出す身体操作
これらがポイントになると思います。
例えば、大外刈り。
崩れていない相手にはかかりにくく、腰の力を使わないと相手をうまい具合に崩せない。
このように単に技を仕掛けるのではなく、どのタイミングで仕掛けるかというのは非常に重要なポイントになります。
引いたり、押したり、横に振り回したりすることで技の成功率を上げられることでしょう!
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動画サイトなどで柔道技を見るだけでは、実際に使えるか分かりません。
柔道を上達させるためには、何よりも色々な対戦相手と乱取り(稽古方法の1つ。自由に技を掛け合う)をすることが大事です。
投げ技を覚えるために、何度も実践で試しましょう。
今回は、柔道の投げ技を詳しく取り上げました!
初心者でも出来るようなポピュラーな技を紹介してきました。習い始めの方や、中学などの授業で扱う方はぜひ参考にしてください!
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