「フィジカルって体格の問題でしょ?」
「強くなるためにはどうすればいいの?」
現代サッカーにおいて技術と並んで欠かせないフィジカル。
言葉をよく耳にするようになってから専門トレーナーなどが注目を浴びています。
今回はそんなフィジカルに注目して、トレーニングの必要性や1人でもできる強化方法も併せて紹介します!!
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中学、高校とカテゴリーが上がるにつれて、耳にする機会が多くなります。
一言でフィジカルと言っても、具体的にはどのようなものがそれに該当するのでしょう。
サッカーに必要なフィジカルとは、
・体幹
・筋力
・持久力
・柔軟性
・アジリティー(敏捷性のこと。 方向転換など身体的な要素と、状況判断や予測能力などの認知的要素から成り立つ)
などが挙げられます。
フィジカル=筋肉のようなイメージがありますが、実際には総合的な身体能力のことを指します。
小柄な選手はフィジカルが弱いと思われがちですが、上記の項目を見れば体格はさほど関係なく、フィジカルモンスター(フィジカルが強い選手)になることができると分かりますね!
スポーツでは、総合的な能力が必要です。どれか1つが優れていれば良いわけではなく、
総合的に優れた選手を目指し、バランスの取れたトレーニングメニューで身体作りをしましょう。
選手に指導している方にとっては、指導方法によって大きく選手が変わります!
現代サッカーにおいて、フィジカルは特に重要視され、スクールもあるほどです。
その理由は様々ですが、2010年のワールドカップあたりから注目度が上がりました。
日本人選手は、海外の選手に比べて小柄です。
日本で戦えている選手も、海外の舞台では歯が立たないことも多く見られます。
その中で、長友佑都選手は170cmと小柄ながら、名門インテル(イタリア)で約8年間活躍しました。
また、ワールドカップでは、日本代表としても活躍しました。
その秘訣は、彼の出版した書籍『長友佑都体幹トレーニング20』からも分かるように、極められた体幹にあります。
ブレない体幹、尽きることのない体力、90分間絶えないスプリントと、彼を象徴するフィジカル要素はたくさんあります。
身体が小さくても関係ないことを証明した彼が名門で活躍したことは、日本でフィジカルが重要視される要因になったと考えられます。
高校生になると、試合時間も延びます。
育成年代でもあるため、適切な筋肉量や体幹を身に付ける機会として多くのトレーニングがなされています。
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フィジカルの重要性が理解できても、実際にどんな鍛え方やトレーニングメニューが良いのか、わからない方も多いと思います。
ジムなどに通うと、大きなマシンがあり強くなれそうな気がしますよね。
しかし注意です。
筋肉だけをつけると、身体が重たくなりプレーに影響が出る可能性があります。
そこで、すぐに取り組める自重トレーニングが重要です。
自重トレーニングとは、
腕立て、腹筋、プランクなど、器具を使わないトレーニングです。
また、ラダーや縄跳び等を使えば、アジリティー能力向上が期待できます。
サッカーでは、筋肉は使いこなせなければ意味がありません。
筋肉のアピールは必要ないのです!
自分に足りないフィジカル要素をしっかり見極めてトレーニングし、バランスの取れたフィジカルモンスターになりましょう!
これまで、フィジカルの意味やトレーニングについて紹介してきました。
技術面は、センスや体格の大小、環境によって様々な制約があるかもしれません。
しかし、フィジカルは身体の総合的な能力のことを指すので、自分次第で大きく変えることができます。
測定が難しい部分ではありますが、筋トレなどから分かるように、結果がプレーなどに目に見えて表れます。
決して、技術のトレーニングを疎かにしてはいけませんが、
技術×フィジカルで、ライバルや相手チームに勝てる選手となれるでしょう!
日頃の練習後、10分ほどあれば改善できるので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は、サッカーのフィジカルについて詳しく紹介してきました。
小柄で相手になかなか勝てない、デカイだけと言われる。
そんな選手は、フィジカルの意味を再確認し、最強のフィジカルを身に付けましょう!
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