「サッカーのコーチってどうやったらなれるの?」
「サッカーの指導以外にどんな仕事をしているの?」
前回はサッカーに関わるの仕事の種類に関して取り上げました!→サッカーを仕事にする!サッカーに関わる6個の仕事内容を紹介!
日本でも子どもから大人まで多くの人がプレーし、世界的人気を誇るサッカー。
現在、日本サッカー協会に登録している選手は小学生からシニアまでで90万人近くいます。
そして、それらを支えるコーチの数は日本サッカー協会公認指導者資格を持つコーチだけでも約9万人にのぼります。
今回は、サッカーのコーチになる方法や仕事内容などについてご紹介します。
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日本にはJリーグのようなプロのサッカーチームや少年サッカーや高校サッカーなど、数多くのサッカーチームがあります。
最近では、練習のみを行い活動するサッカースクールも全国各地で開かれていますね。
そんなチームやスクールに必要なのが、コーチです。
コーチは、監督である「ヘッドコーチ」、そのフォローをする「アシスタントコーチ」、パスやシュートなどのスキルだけでなく身体能力のトレーニング指導をする「フィジカルコーチ」などの分野に分けられます。
どのコーチにも共通するのは選手のトレーニング指導や育成、サポートを行うことです。
ゲームに出場する選手やポジションを決めたり、練習メニューを基にして選手に指導するのが役割です。
一言でコーチといっても、それだけで生計を立てているプロコーチもいれば、副業や週末だけのボランティアコーチもいます。今回ご紹介するのは、プロのサッカーコーチになる方法について。
サッカーの指導だけで生計を立てているコーチの多くは、高校や大学までサッカーのプレー経験のある人たちです。
アルバイトとして大学時代にサッカースクールで指導し、そのまま正社員として就職するコーチもいれば、新卒で専門学校や大学を卒業後、求人に応募してコーチになる人もいます。
求人は求人サイトや各クラブ、スクールのホームページに掲載されています。
しかし、多くのクラブやスクールは十分に利益を生み出せていないことが多く、コーチのクラブ募集はOBや知り合いの紹介でコーチを確保していることも多いのが現状です。
プロのサッカーコーチの多くは日本サッカー協会公認の指導者資格を持っています。
資格はキッズリーダーや、d級ライセンスから順にc級ライセンス,b級ライセンス,a級ライセンス,日本代表監督に必要なs級ライセンスとあります。
求人にこれらの有資格者(ライセンス保持者)を条件としていたり、有資格者を歓迎する傾向があります。
サッカーのコーチは選手達にサッカーの指導や育成をするのが仕事ですが、それだけではありません。
アマチュアのクラブチームやスクールだと選手達は学校に行っていることが多く、必然的に活動は夕方以降になります。
平日の午前中からお昼頃はコーチ達は何をしているのかというと、練習メニューの作成やミーティング、新規会員の募集活動、問い合わせ等の対応、備品の手配などが仕事です。
また年代ごとに関わり方も様々で、幼稚園や保育園に出張して体操指導をしているサッカーコーチも多くいます。
コーチというと現場での指導が多いイメージですが、それは長くても1日に4時間前後で、指導以外の仕事をしている時間も多いのです。
現場での指導以外にも多くの仕事を抱えるコーチですが、給与はどのくらいなのでしょうか。
アルバイトだと時給900円から1100円前後、1日3から5時間という状況が多いかと思います。
正社員のプロのコーチは1日8時間から11、12時間労働で1ヶ月16万から30万円以下が相場でしょう。
月に30万以上貰っているコーチはベテランだったり、元Jリーガーなどの肩書があるコーチが多いようです。
なお、Jリーグのスクールコーチなどは正社員ではなく、業務委託の契約で年俸制、1年ごとに契約の見直しというクラブも多くあります。
それでも給料は一般的なクラブやスクールのコーチと変わらなことも多く、厳しい状況にあります。
そのため、多くのコーチが結婚や年収の低さからの将来の不安を感じて転職してしまいます。
まだまだスクールやクラブチームでは多くの収益を上げることができないことが、コーチ達の年収の低さに繋がっているのです。
良い人材確保のために、収益を上げられる仕組みを作ることができれば、コーチ達の収入も上がるのではないでしょうか。
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