スポーツに関わる求人だけが載っているスポジョバ。当然、スポーツの関連企業様とお話することしかないのですが、採用に関して色んな悩みを抱えていらっしゃる担当者様が多いんです。そんな中で、営業担当の私・小寺(こでら)が印象的だった事案をご紹介させていただきます!その新企画が『商談さんぽ』でございます。
第8弾は、『商談さんぽ』2回目となるプロスポーツチームとの商談について。累計18か月かけて掲載いただいた企業様でしたので、コツコツ続けていくことが、結果を出すことの一番の近道でもあるんだなと改めて感じたところです。僭越ですが皆様に共有できればと思います。
「検討 します」
2021年2月、初めてその企業様にアポイントを取って、商談でプレゼンをさせていただいた後にいただいた一言でした。だいぶ割愛してしまっていますが、採用担当の方は非常に温厚で、私の想いも汲んでくださり「良いサービスだね」と言って頂けた上で、この言葉をいただけた形です。
「お金をかけなくても今のところ採用はできるので、また検討します」
3ヶ月後の2021年5月、「再度状況確認含め、もう一度話をさせてほしい」と私が提案したところでお時間をいただけましたが、プロスポーツチームならではの言葉で今回も受注に至ることはできませんでした。「検討って、相手を傷つけない何て便利な言葉なんだ……」と学びにもなりましたが(笑)。とはいえ「募集はかけているんですが、採用が難しいポジションもあるので、また時期を見てお電話ほしいです」という言葉をいただいたこともあり、6月、7月にもそれぞれ商談の機会をいただけました。ただ、そこで返ってきた言葉も、やはり「検討します」でした。
「小寺さんごめんなさい。今、シーズン中で本当に忙しくて……また検討させてください」
少し時間が空いた2022年2月、約半年ぶりに電話をかけたときにいただいた言葉でした。忙しいのは承知の上で、ダメ元で電話をしたものの、やはり予想通りの結果に……。少し私自身も心が折れかけていましたが、明らかにシーズンのド真ん中で、本当に忙しそうにされていたことから、落ち着いた頃にまた電話しようと思い、受話器を置いたことを覚えています。
「いつも提案くださってありがとうございます。今回は、御社で試してみようと思っています」
ようやくこの言葉をいただけたのは、2月のお電話からまた約半年空けた、2022年7月のことでした。「毎度すみません。採用の状況いかがですか?」と、再びダメ元で電話をした私にいただけた、サプライズプレゼントのようなものでした。「いつも通り検討されてしまうかな……」「今、電話したら迷惑になっちゃうかな……」と、色んな悩みを抱えながら電話をしていたので「え!?本当ですか!?」と思わず言ってしまったのを覚えています(笑)。
ちなみに現在掲載中の企業様です。ありがたいことに応募もいただいており、採用の候補者となる方もいらっしゃいます。もちろん「採用」というのが我々の至上命題ではあるものの、ここまでコツコツ積み重ねて提案してきた企業様はいらっしゃいませんでしたので、変に実感がないと言いますか(笑)。もしかしたら「また営業電話来たな」と思われてしまっていたかもしれませんが(笑)。それでもスポジョバを「良い媒体だな」と、きっと思ってくださっていたからこそご契約いただけたとも感じています。まだ受注・掲載というフェーズなので、採用に至ってはいません。ただ、積み重ねてきたからこそ、しっかり良い人財を採用できるよう導きたいと、改めて自分の仕事を誇りに思えた瞬間でもありましたから、また一歩、進めたような気がしています。
今回のコラムニスト:スポジョバ営業部 小寺健太
スポーツのバックボーンはサッカー。ポジションはFW。某スポーツショップで小売りを経験した後に、スポジョバ事業責任者の伊藤氏との出会いから「スポジョバ」に惚れて転職を決意。リリース当初から営業として活躍し、現在は自身の営業活動+キャリアアドバイザーを担っている。お盆休みで静岡の三島市へ。街角にある陶器販売店にてビールグラスをついつい4つ衝動買い。持ち帰ったところ棚に入りきらず置き場所に困っているそう。
▼『商談さんぽ』の一覧はコチラ
設立年月 | 2010年01月 | |
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代表者 | 篠﨑克志 | |
従業員数 | 272名(連結:2023年12月末現在) | |
業務内容 | ◆スポナビ合同就職セミナーの企画・運営(体育会学生限定合同就職セミナー)
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