「野球の独立リーグってなに?」
「独立リーグの仕組みってどうなっているの?」
「独立リーグの選手ってプロなの?アマチュアなの?」
「プロ野球との違いは?」
日本にはプロ野球以外にも独立リーグという野球のリーグが存在します。
2022年7月にお笑いコンビ、ティモンディの高岸宏行さんが栃木ゴールデンブレーブスに入団し話題になった独立リーグ。この独立リーグはどのようなリーグなのでしょうか?独立リーグの選手の給料事情などはどうなっているのでしょうか?
本記事では独立リーグについて解説していきます!
独立リーグとは、一般的にプロ野球と言われるNPB(日本野球機構)と異なった団体が運営するリーグのことです。
2022年現在、日本には日本独立リーグ野球機構所属の
・四国アイランドリーグplus
・ルートインBCリーグ
・九州アジアリーグ
・北海道フロンティアリーグ
の4つと、独自運営を行っている「関西独立リーグ」という計5つの独立リーグがあります。2005年に現在の四国アイランドリーグplusが日本初の独立リーグとして誕生したのがきっかけです。
リーグ発足当初はアマチュアとして扱われていましたが、2009年からNPBと同じようにプロとして扱われるようになりました。つまり独立リーグに所属している選手はプロ野球選手なのです!
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先述したとおり、2022年現在独立リーグには5つのリーグがあります。
そこで独立リーグの種類と所属球団について紹介します!
・愛媛マンダリンパイレーツ
・香川オリーブガイナーズ
・高知ファイティングドッグス
・徳島インディゴソックス
四国アイランドリーグplusは四国各県に本拠地を置く4チームによって構成されています。かつては藤川球児選手や角中勝也選手、又吉克樹選手なども所属しており、NPBにも数多くの選手を輩出しています。
・福島レッドホープス
・群馬ダイヤモンドペガサス
・新潟アルビレックスBC
・信濃グランセローズ
・茨城アストロプラネッツ
・栃木ゴールデンブレーブス
・埼玉武蔵ヒートベアーズ
・神奈川フューチャードリームス
ルートインBCリーグもNPBに多くの選手を輩出しています。また2022年現在は、栃木に川崎宗則選手や西岡剛選手といったかつてNPBやメジャーで活躍した選手も所属しています。
・火の国サラマンダーズ
・大分B-リングス
・福岡北九州フェニックス
九州アジアリーグは2020年に設立され、2021年からリーグが始まった新しいリーグになります。福岡ソフトバンクホークスの3軍との交流試合も行われています。
・石狩レッドフェニックス
・美唄ブラックダイヤモンズ
・士別サムライブレイズ
北海道フロンティアリーグは2021年に設立され、2022年に公式戦が開始された日本で1番新しい独立リーグです。北海道内に本拠地を置く3チームで構成されています。
・堺シュライクス
・06BULLS ゼロロクブルズ(大阪)
・兵庫ブレイバーズ
・和歌山ファイティングバーズ
さわかみ関西独立リーグは他の4つのリーグとは異なり、日本独立リーグ機構に所属せずに、独自に運営を行っている独立リーグになります。
以上、日本には5つのリーグ・合計18チームの球団が存在します。
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独立リーグの球団の収入源はどこなのでしょうか?
独立リーグの球団は多数の協賛企業(スポンサー)から広告費をいただき運営してるケースが多いようです。また試合のチケット代や球団グッズ等の売り上げも大事な収入源です。
この「スポンサー企業からの広告費」と「球団グッズの売り上げ」によって球団が運営できています。
独立リーグの選手の給料は球団によって異なりますが、月給10万円から多くて20万円程度だと言われています。成績に応じてインセンティブが加わる球団もあるようです。
また、独立リーグの選手の給料はシーズン中のみ支給されます。NPBのようにオフシーズンでも給料が支払われるわけではありません。
少ない額と見られてしまうかもしれませんが、やはり独立リーグはNPBのスカウトに非常に多く見ていただける環境です。「なんとしてもNPBで活躍したい!」と息巻く若手や「NPBでは難しいけど野球を続けたい!」と考えるベテランの受け皿にもなっていることで、収入面以上にさまざまな可能性があることから、チームに所属する選手が多いとも言えます。
とはいえ、独立リーグだけで食べていくことは難しいとも言われているのが正直なところ。実際選手たちはオフシーズンになるとアルバイトをしている方もいるそうですが、野球教室でコーチをするなど、別の形で野球に携わり続け、充実したライフスタイルを送っている選手も多いそうです。
独立リーグ一本のプロ野球選手として食べていくことは難しいかもしれませんが、しかし所属する球団によっては給料以外にも様々な福利厚生が充実している場合があります。
福利厚生に関してはチームのスポンサーによって異なります。
例えば飲食店がスポンサーであればご飯を安く食べることができたり、不動産屋さんであれば家探しを手伝ってくれたり家賃を安くしてもらえたり。その他にもトレーニング施設や銭湯、接骨院がスポンサーであれば、身体のケアを安価で受けられたりします。
このように「選手のため」「野球の発展のため」と、チームに出資してくれているスポンサーの存在は、選手やチームにとっては本当にありがたい存在と言えるでしょう。
独立リーグはスポンサー企業の存在があるからこそ、様々なサービスを受けられたり球団を運営させたり出来ると言っても過言ではありませんね。
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今回はもう一つのプロ野球「独立リーグ」について解説してきました。独立リーグとは、NPBには所属せずに地域などで作られた組織が独自に試合を開催している野球のリーグのことです。
2022年8月には、お笑いコンビティモンディの高岸宏行選手が栃木ゴールデンブレーブスに入団し、独立リーガーになったことで話題にもなりましたね。
独立リーグ一本で食べていくことは難しいかもしれませんが、NPBへの架け橋として大切な場所となっています。NPBから独立リーグに行く選手や、独立リーグからプロ入りして活躍している選手もたくさんいるため、プロ野球ファンの方は独立リーグにも注目してみてはいかがでしょうか。
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