スポーツに関わる企業や人などと日常的に触れ合っている私たち。話を聞けば、新たな価値観を得ること、感動して涙すること、モチベーションが爆上がりすること……。心が動く瞬間に多く巡り合っている。このような求人広告や取材記事では書けないエピソードをご紹介するのが、連載企画『GAME REPORT』。
第七弾は、後日記事をUPするが横浜DeNAベイスターズ主催のビジネススクールにて、講師の方が発した一言と、B.LEAGUEの試合観戦をしていた際に感じた『審判』の大切さについて。さっそく、本企画の筆を執ろうと思う。寄り道感覚で読み、何かを感じてくれたらこれ以上嬉しいことはない。
「日本人 は、短所を指摘するのがとても上手い。これができてない。なぜあれをやらないのか。といった"できていないこと"をよく発言する。ただ、そうではなくて「これが素晴らしい」と褒めることや、逆に欠点を見つけたとしても「ココ、私だったらこうしてみたい！」と乗っかったりすることで、認めることが凄く大切です。ネガティブな発想から良い物は生まれません。ポジティブな発言で、良いものを一緒に創っていきましょう！」
先日スポジョバ内でもプレスリリースした横浜DeNAベイスターズ主催のビジネススクールにて、とある講師が発した言葉(レポート記事は後日公開)。この言葉が妙に心に残っている。赤の他人同士がディスカッションをする場では、その人の思考が理解できないと「何を言ってるんだ」と思ってしまったり、話が入って来ないことも多くあるだろう。そうではなく「この人の言ってることを理解しよう」「もっとこうしよう」とポジティブに変換することは、間違いなく社会人生活においても大切なことだ。
タイムリーな話だが、昨日5/29にB.LEAGUE年間王者が宇都宮ブレックスに決定した。(選手並びに関係者、ファンの皆様、本当におめでとうございます！)
日本の頂点を決めるこの試合で審判として入った3名は、まさにリーグを代表する審判。ただ審判という職業柄、なかなか賛辞の声を受けるのは多くない。要するに「ナイスジャッジ！」と讃えられることは、あまり見ないのだ。「ファール！！」と笛を吹けば「えぇええええぇぇええ！？！？！？！？」と声を荒げられることも多いし、SNS上でも色んな意見が飛び交う。コート上でも同様に選手や監督からは色んな言葉がある。ただ、それでも自分の見たものを信じ、時に疑いリプレイを見て間違いを認め「ごめんなさい」と言える彼らは、個人的に本当に素晴らしいと思う。
上記、リンクを貼ったが審判になるのは非常に難しい。数々の門をくぐり抜けて今のポジションに居る。リプレイ導入によって審判に優しくなったとはいえ、もし仮に自分があの場所で笛を吹く立場だとしたら、正直とてもではないが同じように笛は吹けないと思う。また、高校時代には顧問の先生から「審判に抗議しなくても勝てるくらい相手を圧倒してないのに、何を言ってるんだ」と怒られたこともある。そんな経験があるからこそ「本当にありがとう」と「お疲れさまでした」とねぎらいたい。
勝敗が決定した瞬間、感情を出さずに一目散にコートを去る姿は職人そのもので非常にカッコいいと思う。個人的に昔からずっと心掛けていることだが、改めて来シーズンからも応援しているチームに関わらず「ナイスジャッジ！」と審判の方々には伝えたい。長所を褒められる人間になって、競技の素晴らしさをもっと多くの人に伝えていきたいから。
今回のコラムニスト：スポジョバ編集部 小林亘
某大手人材・広告企業出身。ライター・ディレクターとして求人広告から総合情報まで幅広く手掛けてきた。バスケットボールが好きすぎるが故に、経験を生かしながら好きな業界で働きたいと考えスポジョバにジョイン。現在、スポジョバの記事の7割以上を執筆・編集している。
31歳にして初のジョーダン1を購入しデビューしたが、購入して以来、休日はほとんど毎日履いている。とにかくカッコいいのだが、足がめちゃめちゃ痛くなる。それでも履きたいジョーダン1を、もう一足買うか悩んでいる。
| 設立年月 | 2010年01月 | |
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| 代表者 | 篠﨑克志 | |
| 従業員数 | 272名（連結：2023年12月末現在） | |
| 業務内容 | ◆スポナビ合同就職セミナーの企画・運営（体育会学生限定合同就職セミナー）
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