スポーツに関わる求人だけが載っているスポジョバ。当然、スポーツの関連企業様とお話することしかないのですが、採用に関して色んな悩みを抱えていらっしゃる担当者様が多いんです。そんな中で、営業担当の私・小寺(こでら)が印象的だった事案をご紹介させていただきます!その新企画が『商談さんぽ』でございます。
第5弾は、今までのお話と少し違った角度、企業の人事担当者様とのやりとりについて。当然求人サイトですので、BtoBのお付き合いがほとんどです。今回取り上げさせていただく企業の人事担当者様とは、かなり密にやりとりさせていただいていたものの、突然「あ、私、退職するんですよ」と伝えられた時は、すごく衝撃的でした。こんな感情になったのは初めての体験でしたので、僭越ですが皆様に共有できればと思います。
「辞 めるんですよ、実は。」
各企業の採用をサポートさせていただいている人間として、初めての体験でした(恵まれすぎかもしれません)。「ウチの会社で、この部門で人が辞めちゃって。スポジョバさんでなんとか○人、採用したいんだよね」このような悩みを聞き、解決することがこれまでの全てだったため、まさか採用担当の方が退職されるという事実は、あまりに衝撃的で受け止めきれませんでした。
「それって押し売りすぎません?そりゃオタクは売り上げ欲しいでしょうけど」「いや!そうではなく、こっちの方が絶対貴社にメリットがあると思うからお伝えしているんです!」
半分喧嘩ではありませんが、こんな話もさせていただいたくらい(かなりマイルドに紹介しています(笑))。ただ『雨降って地固まる』ではありませんが、この喧嘩をキッカケに非常にお互いに仕事がしやすく、実際の採用までなんとか結び付けられることも何ケースかあったほど。……ただ正直、営業としてここまで言い合うケースは今までありませんでした。今までは御用聞きとまで言わずとも、角を立てずに持ち帰ったりして、誰かに相談して、というような行動を起こしていたものの「絶対こっちの方がいいのに、なんでわかってくれないのか」という強い気持ちを持って提案できた自分にも少し驚きました。
「辞めちゃうんですけど、小寺さんにだけはちゃんとそのことは伝えておきたくて。色々あったじゃない?申し訳なかったな、という気持ちもありつつ、あそこまで当社のことを考えてくださる営業マンは今までいなかったから、感謝も伝えたくて。私が次にいくところは、スポーツ系の会社ではないから、あまりご縁はないかもしれないけど、またどこかで出会えたら、その時はよろしくお願いします」
最後の商談が終わった後は、少し放心状態で。まるでスポジョバメンバーが辞めてしまう、最終日のような感覚に陥りました。企業様の採用をお手伝いさせていただいているからこそ、実は入社する方との接点よりも、圧倒的に採用担当者様との接点が多く、回数を重ねれば重ねるほど思い入れも強くなるもの。この企業様の場合は、積み重ねがあまりにも大きすぎて、本当に寂しい気持ちになりました。
まさかこの仕事で、自分が誰かの退職でこんな気持ちになるとは思ってもいませんでした。「次の担当者には、絶対このプランでこういう流れでやって、と、しっかり引き継いでおきます」という言葉を最後にいただきましたが、いろんな話し合いができる関係性だったからこそ「もっと○○さんと仕事がしたかった」と正直にお伝えし、感謝の言葉をいただけたのも印象的。一期一会。人と人との出会いを作るような仕事ではあると感じていましたが、営業マンと企業の採用担当者様も、これもまた一期一会。私と出会ってくださる全ての採用担当者様との関係性を大切に、とても大切にしようと、改めて思うことができましたから、また一歩、この経験で進めたような気がしています。
今回のコラムニスト:スポジョバ営業部 小寺健太
スポーツのバックボーンはサッカー。ポジションはFW。某スポーツショップで小売りを経験した後に、スポジョバ事業責任者の伊藤氏との出会いから「スポジョバ」に惚れて転職を決意。リリース当初から営業として活躍し、現在は自身の営業活動+キャリアアドバイザー+後輩・牧野氏の教育を担っている。ちなみに最近は夏に配信が決定した『バチェロレッテ season2』が楽しみで仕方なく、各シリーズを見直しているそう。
設立年月 | 2010年01月 | |
---|---|---|
代表者 | 篠﨑克志 | |
従業員数 | 272名(連結:2023年12月末現在) | |
業務内容 | ◆スポナビ合同就職セミナーの企画・運営(体育会学生限定合同就職セミナー)
|
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する!