1億円プレーヤーが続々と誕生する「プロ野球」は、現役時代の華々しさからは想像できないほど、引退後が非常に不透明です。
一方「社会人野球」の年収はプロ野球選手よりも低いですが、低いと言っても、一般的には決して低くない数字です。
そのため
・プロを目指す選手
・社会人になっても野球を続けたい人
・プロ野球でプレーできなくなった選手
にとって社会人野球はまさに天職なのです。
そんな会社員と野球選手の二足の草鞋を履く、社会人野球選手の引退後はどうなっているのでしょうか?
詳しく解説していきます!
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基本的に、引退後に給料が減ることはありません。
なぜなら社会人野球は、企業の部活動という位置づけなので、選手は仕事と野球を両立しなければならないからです。
一般社員と同額をもらうことができますし、ボーナスもあります。制度や待遇は企業によって異なりますが、野球で入社した場合でも一般社員と同じように業務が評価されると、昇級・昇進やそれに伴う昇給もあります。
次は、社会人野球の引退後についてもう少し詳しく解説します!
プロへのステップとして社会人野球に進む選手や元プロ野球選手の再就職先として「社会人野球」という選択肢がありますが、社会人野球を選ぶ最大のメリットは引退後にあるのではないでしょうか。
もう少し詳しく言うと、引退後の職の安定があることです。選手の大半が「正社員」として入社するため、定年まで企業で働き続けられるのです。
野球を辞めた後も、一般社員と同じく業務にあたります。稀に指導者やスタッフとしてチームに残ることもあります。しかし、野球部退部と同時に退社してしまう人も少なくないそうです。
一般社員同様に結果を残すことは、そう簡単ではないのです。ですが、社会人野球でプレーした選手が会社でも活躍している例は多々あります。
例1『東芝』
約7割が引退後も会社に残り、管理職として活躍する人も大勢いるそうです。
例2『JR』
元選手が駅長や本社営業部などを歴任した後、ターミナル駅の駅長として180名の社員を管理している例もあります。
次は「契約社員」の元選手のキャリアについてご紹介します。
▶▶野球×仕事を見に行く
契約社員の引退後は決して安定ではありません。
選手全員が「正規社員」として契約されるわけではありません。『契約社員』の場合、一般業務には携わらず野球に専念できます。
いわば「プロ野球選手」のようなものです。
野球に専念できることは響きが良い反面、
退団と同時に企業との契約が終了してしまうことを意味しています。そのため、引退後のプロ野球選手と同様、自ら再就職先を探さなければなりません。
正社員選手であれば、引退後も企業で働くことができると紹介しました。では、仕事内容はどう変わるのでしょうか。次は選手時代と引退後の「仕事」を紹介します。
社会人野球でプレーする選手は、もちろん野球で採用されるわけですが、プロ野球選手とは違って野球だけをするわけではありません。
引退後の仕事内容は「企業の業務」だけになり、
真の意味で”一般社員”として働くことになります。
(極稀にコーチとして野球部に残る元選手もいます)
まずは、選手時代の仕事内容を見ていきます。
社会人野球でプレーする現役選手は
「①仕事 ②野球」の両方に励みます。
仕事内容は企業や部署によって異なります。
例えば、営業部であれば営業の仕事をしますし
経理部であれば経理の仕事をします。
【一般的なスケジュール】
・午前:社業(仕事)
・午後:練習
・土日:試合や遠征 ※強化期間:終日練習
プロ野球選手は、野球で結果を残すことが仕事ですが
社会人野球では、「①企業の業務」「②野球」の二刀流で結果を出さなければならないため、肉体的にも精神的にもハードなことで知られています。
ですが、この二刀流こそが
実は社会人野球の最大のメリットなのです。
引退後も仕事内容は変わりません。
つまり、野球をせず「①企業の業務」に専念します。
社会人野球でプレーする選手は、正規社員として現役中から業務に励んでいるため、退部後も安定したキャリアを築くことができるのです。
「選手として活躍した後も、確実に仕事がある」
というのは決して当たり前ではありません。
あくまでプロ野球選手の引退後のセカンドキャリアはなかなか難しいと言われている中でも、社会人野球であれば安泰です。
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