就職活動。転職活動。
人生において大きな時間を占める仕事。その仕事選びは、その人の今後の生き方にも影響を及ぼす、まさに人生の一大事です。でもアナタがドキドキしながら活動を行う一方で、採用側もとてもエネルギーを使っているんです。特に経営者にとっては、会社を左右する大事な活動のひとつです。
今回、スポジョバがインタビューをお届けするのは、そんな採用側の声です。教頭として学校経営をする傍ら、教員の採用活動にも従事していた「飛鳥未来きずな高等学校」の松本悠さん。求める教師像や、採用活動で感じていた課題感など伺いました。
(取材：編集=スポジョバ編集部 荻野仁美)
ーーまずは「飛鳥未来きずな高等学校」は、どんな特徴のある学校でしょうか？通信制高校なのですよね？
松本：はい！そうなんです。通信制高校なので自分たちのペースで自分の好きな授業を選択しながら単位を取得していく学校です。通っている生徒は、不登校の子たちだったり、海外留学を考えているため全日制の高校には通えないといった子、あと神戸キャンパスに限って言えばINAC神戸の選手たちも通っていますよ。
ーーアスリートの方も！様々なバックグラウンドを持った生徒さんが集まっているんですね！そういった中だと、全日制の普通科とはまた違った指導の難しさがあると思うのですが…
松本：仰る通り、誰もが同じ道を辿って来ているわけではなく本当に多様な生徒が集まってきています。履修の単位もそれぞれ違いますし。そのため私たち教員も1人ひとりと違う関り方が必要になります。でもそこが難しさであると同時に、面白さでもありますよ！
ーー多様な生徒さん達への対応となると、どんな教師像が求められますか？今回でいうと保健体育の教員を募集されていましたよね。
松本：従来の保健体育の教員のイメージと少し違った方ですね。ただ保健体育を指導するというより、とにかくスポーツが好きで、実際に生徒と一緒にスポーツする！といった感じの方。更に、スポーツというものを通して3年間かけて、生徒に色んな考え方を与えてくれるような方ですね。
ーーただ保健体育を教えるではなく、生徒の個性を考えた上でアプローチできるような先生といった感じでしょうか。
松本：教育者としての私の思いをもっと言わせて頂くと、生徒の人生を変えてくれる出会いになるような、そんな先生であって欲しいですね。
ーーそこで今回、スポジョバをご利用頂いたわけですが、教員採用ってそもそもどんな形で行われるのが通常なのですか？
松本：一般の全日制の学校ですと、教員採用は知り合いの伝手などで採用されることが多いようです。体育の先生だったら、今いる体育の先生たちで選ぶとか、後輩からとか。ですが、うちの法人はそういったやり方を好まないので、色んな媒体を使うようにと言われていまして、今までもスポジョバの様な媒体だったり、自社のサイトを使って採用してきました。
ーー今までも媒体を利用されていたという事ですが、今回、スポジョバを利用されて見えてきた違いはありますか？
松本：スポーツ業界特化型求人サイトという事で、「保健体育」を「スポーツ」という所に置き換えて頂いたのは、なるほど！という感じでした。実際に応募してくださった方と面接していても、どういったスポーツをやってきたかっていう掘り下げも出来ましたし、スポーツが好きというのがとても伝わってきました。スポーツ特化型での募集ならではかなと感じました。
ーー先程おっしゃっていた求めている教師像とハマる部分があったわけですね！実際に採用された方はどんな方だったのでしょうか？
松本：大学院卒でずっとダンスをされてきた女性でした！もしかしたら今までの私たちの採用活動の中では、あまりいなかったタイプの方かもしれません。
ーー今までの傾向でいうと、どういったタイプだったんですか？
松本：だいたい2、3年くらいの教員経験を持った方が多かったんですが、今回は新卒の方でした。スポーツという新たな切り口での募集だったので、今までにないタイプの方が集まってきてくださっているのかな～と思いましたね！
ーーズバリ！今回スポジョバを利用されて満足されていますか？
松本：はい。私たちがオーダーしたターゲットにあう人財を集めて下さったなというのが率直な印象です。私たちがスポジョバで募集を開始したのが3月中旬だったのですが、下旬には採用が決まり、4月1日から、もうその方には働いて頂いていまして、そのあたりのスピード感も満足しています！
ーーそう言って頂けて嬉しいです！ちなみに、もっとこんな機能があったらいいのに…といったものはありますか？
松本：そうですね～…。こちらからアクセスしなくても、担当者の方から「こういう方いますよ？」みたいな売り込みがあると、こちらも興味、関心が湧くかなと思います。
ーーなるほど！随時、人財の提案をしていくみたいなイメージですかね？
松本：はい。私の業務の中心は学校経営で、採用活動を専門でやっているわけではなく、なかなかそこに集中して出来る時間を割けなくて…。採用に関しては色んな方の知識を拝借しながら取り組んでいるのが現状なので、そういった仕組みがあるとかなり助かりますね！
ーー松本さんのように、経営しながら採用も…といった多忙な方には需要のある機能ですね！参考になる意見ありがとうございます！
【PROFILE】
松本悠 （まつもと はるか）
大阪出身。平成元年生まれ。小学校3年生から大学までサッカーを続ける。大学卒業後に学校法人三幸学園に入社。同法人の大阪スポーツ＆リゾート専門学校に勤務した後、飛鳥未来きずな高等学校の神戸キャンパスの立ち上げから関わる。主幹教諭を経て、現在は教頭として学校経営を行う。
| 設立年月 | 1985年03月 | |
|---|---|---|
| 代表者 | 昼間一彦 | |
| 従業員数 | 約4,000名 | |
| 業務内容 | 以下の分野における専門的な職業人の育成校を運営。 医療・保育系
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