「怪我に泣く選手を減らしたい」17年のサッカー人生と店舗の経験を、世界最高峰のサポーターに懸ける理由

パシフィックサプライ株式会社 熊野 修平

「怪我に泣く選手を減らしたい」17年のサッカー人生と店舗の経験を、世界最高峰のサポーターに懸ける理由

パシフィックサプライ株式会社 熊野 修平

幼稚園から大学まで17年間サッカーに打ち込み、卒業後はサッカーショップの店員として、多くのアスリートや子どもたちに寄り添ってきた熊野修平さん。
一度は条件面を優先して他業界へ身を置きましたが、やっぱりスポーツ業界が忘れられず転職を決意しました。
家族の力強い後押しと、スポジョバのキャリアアドバイザー(以下CA)との出会い。
導かれるようにして辿り着いたのは、世界的なサポーターブランドパシフィックサプライでした。
スポジョバを通じて入社された方のその後を追う企画「スポジョバ採用ファイル」。
「この会社が大好きだ」。
入社から1年、かつての知り合いを自社へ紹介するほど現職を愛する彼の、仕事への誇りと挑戦に迫ります。

(取材・執筆:中田 初葵、編集:池田 翔太郎)

「自分に合う一社」を厳選してくれたCAの存在

――本日はどうぞよろしくお願いいたします!登録されたのは去年の1月ごろかと思いますが、どこでスポジョバを見つけてくださったのですか?

熊野:確かInstagramの広告でした。スポーツ業界で働きたいという気持ちが強かった時に、ちょうどスポジョバの広告を見て登録しました。

――スポジョバを見つけてくださり、ありがとうございます!今回のパシフィックサプライさまへのご転職は、CAである隅谷からのご紹介だったということを伺いました。隅谷と初めてオンラインで会った時の第一印象はどうでしたか?

熊野:すごく話しやすい方だなと感じました。いい意味での雑談もあり、気楽に話せたことで「ちょっと頑張ってみようかな」という気持ちになれました。あとは「相談に乗ってくださる感」がすごかったです。自分のこれまでの経歴を話した時も、こちらの意図をしっかり汲み取っていただけたのが大きかったです。

――べた褒めありがとうございます(笑)。隅谷さんはどう感じられていたのでしょうか?

隅谷:私も熊野さんは非常に話しやすい方だなと思いました。仕事柄、毎日多くの方とお話ししますが、中には壁を作ってしまう方もいらっしゃいます。でも熊野さんはそういった心配が全くなく、面談でのリアクションも良かったので、何が刺さって何に興味があるのかが非常に分かりやすかったですね。

熊野:お忙しいのに申し訳ないなと思いつつ、かなり連絡させていただきました(笑)。

隅谷:いえいえ!選考が進んでいく中で、熊野さんの方から「この企業を受けるためにこういう準備をしたい」「これを伝えたいけど、どう言えばいいか」などと主体的に相談をいただいたんです。私がサポートしたというよりは、熊野さんが進んでいかれるのを少しお手伝いした、という印象ですね。

――伴走しながらのサポートだったのですね。今回なぜパシフィックサプライさまを熊野さんに紹介したのでしょうか?

隅谷:熊野さんと話している中で「自分が輝きたい」というよりは「誰かをサポートしたい」という想いを強く感じたんです。それがパシフィックサプライさまが求めている人物像とマッチしているなと思い、提案しました。

――熊野さんはどうしてパシフィックサプライさまに魅力を感じたのでしょうか?

熊野:今までの経験が一番活きる場所だと感じたからです。ずっとスポーツ業界で働いていたのですが、一度離れて他業界に行ったことがありました。でも自分を振り返った時にやっぱり自分の経験を活かせるスポーツの世界がいいなと思ったんです。
パシフィックサプライはアスリートを支える仕事ですし、調べていくうちに「家族や社員を大事にする会社」だということも分かり、ここにしたいと直感的に思いました。

隅谷:初めてお会いした時は前職の大変な時期で、お顔も少し暗かったですが、選考が進むにつれてどんどん調子が上がって、顔つきも変わっていきました。ここなら大丈夫だな、と思って見守っていました。

――お二人の信頼関係があったからこその転職成功だったと感じています。求職者の中には、CAを使って転職活動をすることに少し抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。熊野さんが今回CAを使って転職を成功させた中で感じたメリットはありますか?

熊野:CAのみなさんは、数多くの求職者を見てきて、その人が転職した後にどうなったかまで知っていると思うんです。自分を客観的に見た視点とは違う角度で、「こういう仕事が向いている」「こういう考え方もある」と視野を広げていただける。そこが魅力ですね。
他の求人媒体だと、何十社、何百社と送ってきて、詳しく聞いても良い返事が返ってこないような、「ただ送っているだけ」と感じることもあったので。そういうところは利用しようと思わなかったですね。

隅谷:ありがとうございます。気を使わなくても大丈夫ですよ(笑)。

熊野:いえいえ(笑)。隅谷さんは自分に合った企業だけを厳選して紹介してくれましたし、一社一社のことを深く理解されていたので、本当に隅谷さんで良かったなと思っています。

サッカーに捧げた17年から得た「お客さまが喜ぶ姿」

――お仕事でもスポーツ業界を選ばれていた熊野さんでしたが、スポーツとの関わりを教えてください。

熊野:幼稚園の年長から大学4年生まで、17年間ずっとサッカー一筋でした。ここまで続けてこられたのも「サッカーが好きだったから」ということに尽きます。

――17年間!私だったら飽きて投げ出してしまいそうです…!長く続けてこられたサッカーのどんなところが好きだったのでしょうか?

熊野:チームスポーツなので、みんなで目標を達成するために頑張るところもそうですし、個人としての結果が出た時もすごく嬉しかったです。上手くいかないことの方が多かったですが、それを乗り越えることで精神的に強くなれました。サッカーから学んだことは本当に多いですね。

――取材をしているとみなさん似たようなことを伝えてくださいます。やはりスポーツに育てられたという感覚が強いのですね。

熊野:そうですね。僕らの頃は上下関係がすごく厳しくて、高校時代は毎日「学校へ行きたくない」と思うほどでした(笑)。当時は「なんでこんなことまでしなきゃいけないんだ」と思っていましたが、社会人になって周りと比べたとき、視野の広さなどあの時に鍛えられたんだなと感じます。

――大学でも部活動でサッカーに取り組まれていたとのことですが、就職活動は何を軸に探されていたのでしょうか?

熊野:周りが就活を考え出した時に、「自分はサッカーしかやってこなかったから、それ以外に何ができるんだろう」と思ったんです。だからサッカーの仕事に就こうと。当時はそれしか視野にありませんでした。そこからサッカー用品を扱うショップに入りました。

――どうして「サッカー用品」というところに目が向いたのでしょうか?私だったらチームや選手を支える仕事に目が向いていたなと…

熊野:チームのキャプテンをしていたときに、キャプテンの仕事の1つとして、チームの道具やユニフォームの手配のためにサッカーショップの外部担当の方と連絡を取り合う役割があったんです。そこで外商担当の方と話をするようになり、「サッカーショップって楽しそうだな」と思うようになりました。元々小さい頃から通っていたショップでもあったので、アルバイトから始めて、そのまま正社員になりました。

――キャプテンにならなければ出会えなかったお仕事ですね!サッカーショップでのお仕事はどんなところに楽しさを感じていたのですか?

熊野:特にスパイクの販売などは子どもたちとも接することが多いので、そういう話をするのが楽しかったですね。お店によってはプロの選手が来ることもあって、当時はそれがすごく刺激的で楽しかったです。

――今もそうですが、ずっと「用品」と「人」に関わる道を歩まれているのですね。

熊野:その人の身体に合った商品を見つけて提案し、次に店に来てくれた時に「これ、すごく良かったよ」と言ってもらえたり、親御さんから「うちの息子、点取りました!」といった報告をいただけたりすると本当に嬉しいです。お客さまが喜んでいる姿を見るのがやりがいで、それは今も変わっていません。

――やりがいや楽しさも感じられていた中で一度スポーツ業界から離れたと伺いました。それはなぜでしょうか?

熊野:条件の部分でこのままでは厳しいなと思うところがあって。出張もすごく多かったので転職を考えたのですが、その時にたまたまスポーツ業界で良い縁が見つからず…。条件面だけで別の仕事を選びました。

――でもやっぱりスポーツ業界への思いが忘れられなかったのですね。

熊野:「初めての業界だし、仕方ない。乗り越えなきゃ」と自分に言い聞かせて、気持ちを殺してやっていました。でも家族に「やりたいことをやった方がいいよ」と言われてから、一気にスポーツ業界に戻る決心がつきました。

「毎日がすごく楽しい!」店舗経験を武器に輝く今

――スポーツ業界に復帰されてから約1年とのことですが、ぶっちゃけ働いてみていかがですか?

熊野:いや、もう毎日がすごく楽しいです!

――その言葉を聞けただけで私も本当に嬉しいです。現在は法人営業として、具体的にどのようなお仕事をされているのですか?

熊野:スポーツ店さんやトレーナーさん、時には選手のところへ伺ってサポーターの営業をしています。店舗で勉強会を開くこともあるのですが、私自身が「店舗側の人間」だったので、お店の方の気持ちがすごくよく分かるんです。

――店舗で働かれていた経験が活きているのですね。

熊野:「今は忙しそうだから声をかけない方がいいな」とか「このタイミングなら話を聞いてもらえるな」といった感覚がなんとなく判断できるんです。お店の方も、メーカーの担当者とはちゃんと会話をしたいと思っているものなので、間合いは自分の強みになっていると思います。

――熊野さんだからこそ分かる感覚なのだと実感します。それとは逆に苦労しているなと感じることはありますでしょうか?

熊野:パソコン業務ですね。店舗にいた経験はあるので接客などはできますが、ExcelやPowerPointが全然できなくて。画像の入れ方すら分からない初心者レベルだったので、そこは苦労しました(笑)。

――営業という職業はパシフィックサプライさまの製品の魅力を語る必要があると思うのですが、製品を知ることや勉強することは苦ではなかったのでしょうか?

熊野:興味があることなので、勉強しているという感覚はないんです。また、上司が非常に経験豊富な方で、同行中の車内で聞くお話が一番の勉強になります。本当に最高の環境です。

――「勉強している感覚がない」。熊野さんが楽しんでお仕事をされていることが本当に伝わってきます。パシフィックサプライさまが取り扱っている『BAUERFEIND』というブランドについても伺いたいのですが、その魅力はどんなところにあるのでしょうか。

熊野:BAUERFEINDは他のサポーターと考え方が根本的に違うんです。だからこそ商品の差別化がしっかりできています。イベントなどで現場のお客さまの声を直接聞く機会もありますが、この商品1つでその人の生活を変えられるという点に、今はとても魅力を感じています。

――私も使ってみたくなりました!スポーツ業界全体に対して、BAUERFEINDの製品は、どのような影響を与えていると感じますか?

熊野:競合他社の方からも「やっぱりBAUERFEINDっていいよね」と言われたり、実際に使ってくださっていたりすることが多いので広まっているのだなと実感します。実は、全くスポーツをしない高齢者の方々も使ってくださっているので、そういった日常生活にも影響を与えられる製品だと思います。

日本に新しいスタンダードを根付かせたい

――そんな最高の環境でお仕事をされている熊野さんですが、お知り合いの方を会社に紹介されたというエピソードも伺いました。紹介しようと思われた一番の理由はどこにあったのですか?

熊野:何より私自身が今の職場の良さを感じているからです。営業チームは人数が少ない分、密に連絡が取れますし、周囲には優しい方や助けてくれる方が本当に多いんです。商品力ももちろんですが、この社内環境を含めて、自信を持って「いい会社だよ」と紹介できる場所だったので、迷いはありませんでした。

――熊野さんがパシフィックサプライさまを大好きだからこそ、お知り合いにもご紹介できるのですね。本当に転職されて良かったと感じます。

熊野:やっぱり「楽しさ」がないと、これから先30年以上働くのはしんどいなと思います。人生の多くの時間を仕事に費やすなら、興味を持って取り組めるジャンルや働きやすい雰囲気や環境であることが大切ですね。

――きっとこれを読んでいる求職者の心を動かしていると信じています。今後、パシフィックサプライさまで挑戦していきたいことはありますか?

熊野:まずは、身近にいる経験豊富な上司のような存在になりたいです。色々な人から頼られ、求められる人材になりたい。そのために知識と経験をもっと増やしていきたいです。また、この会社には福祉用具の部署など、スポーツ以外の分野もあります。そういった他部署とも連携を取りながら、お客さまの期待に応え、喜んでもらえる提案を増やしていきたいです。

――魅力あふれるBAUERFEINDという製品を通じてサポーター業界をどのように変えていきたいと考えていますか?

熊野:ドイツの本社の方が来日した際におっしゃっていたのですが、日本ではまだ「サポーターは怪我をした人が着けるもの」という意識が強い。でも、本来は「怪我をしないために着けるもの」なんです。

――まさにその中の一人でした…!サポーターは怪我をしてから身につけるものだと今まで認識していました。

熊野:自分も前までそう思っていました。この意識を日本のお店の方々と協力して変えていきたい。そうすれば、怪我でスポーツができなくなる人が減りますし、身体のどこかが痛くてやりたいことができない高齢者の方も減るはずです。
私自身、現役時代は怪我に苦しんだサッカー人生だったので、当時は予防のためにサポーターを着けるという発想が全くありませんでした。今の若い子たちには同じ思いをしてほしくない。微力ながら、考え方を変えるきっかけを作っていけたらなと思います。

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【PROFILE】
熊野 修平(くまの しゅうへい)
マイブームはサッカー観戦。イギリスのリバプールが大好きで、パシフィックサプライに入社してから長期休みを使って、イギリスまで現地観戦する夢を叶えたそう。
また、ライブDVDを観ることも好きで特にEXILEのATSUSHIはオタクと言えるくらい好きで、CDもDVDも全部持っているほどの大ファン。

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設立年月 1968年07月
代表者 川村 慶
従業員数 84人
業務内容

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