「好き」が私の原動力。バレーボール愛が開いてくれたスポーツ業界への扉

株式会社スポカレ 北原 千愛美

「好き」が私の原動力。バレーボール愛が開いてくれたスポーツ業界への扉

株式会社スポカレ 北原 千愛美

私バレーボールオタクなんです。
バレーボールが好きという気持ちから全くの異業種からスポーツ業界への扉を開いた株式会社スポカレで働く北原 千愛美さん。
偶然見つけたスポジョバの求人との出会いをきっかけにバレーボールの仕事をスタート。
スポジョバを通じて入社された方のその後を追う企画「スポジョバ採用ファイル」。
偶然の出会いをチャンスに変え、スポーツ業界で活躍されている北原さんにお話を伺いました。

(取材・執筆:中田 初葵、編集:伊藤 知裕)

偶然見つけたスポカレとの縁。今までの経験を活かしてバレー業界へ

―――本日はよろしくお願いいたします!どうやってスポジョバを見つけてくださったのでしょうか?

「バレーボール 求人」で検索をしていました。いい求人がないかなと思ってたまたま検索していたらスポジョバでスポカレの求人を見つけました。

―――いい求人がないかなと探していたということは、転職をすぐにでもしたいと考えられていたのでしょうか?

私は転職をしたくて探していたわけではありませんでした。アパレル業界にいたのですが現状には満足していたので、本当に自分がしたい仕事があったらいいなと思い、友達と夜ご飯を食べながら検索していました(笑)

―――アパレル業界には満足していた中でどうしてスポーツ業界に飛び込もうと思われたのですか?

実は私バレーボールオタクなんです。学生時代に自分もやっていましたが、毎週末試合を見に行くくらい大好きです。だから、好きなことに自分の能力を応用できた方が面白そうだなと友達と話していました。アパレルで培ってきたものを好きなバレーボールで活かしてみたかったですね。

―――私もバスケオタクなのでお気持ちが痛いほど分かります...!そう思っていたときに偶然スポジョバの求人を見つけてくださったのですね。

もう悩む暇もなく応募していましたね(笑)応募するときに職務経歴書などを添付しなくてもよかったので、必要な情報だけ入力をしてその場の勢いで応募しました。その後すぐに代表の俣野さんから連絡がきて、翌週には内定をいただき応募してから2週間後には入社していました。

―――1週間で内定!?転職意欲はそこまで高くなかった中でのスピード採用だったのですね!

求人をなんとなく探していたあのタイミングでスポジョバの求人が無かったら、私は転職なんてしていないですし、ここにはいなかったと思うと、偶然巡り会えたご縁だったなと感じています。

―――スポジョバで様々な種目・職種の求人を出している価値をすごく感じられます。ありがとうございます!今回は転職でスポーツ業界に飛び込まれましたが、最初からスポーツを仕事にしたいと思われていたのですか?

全く思っていませんでした。専門学校を卒業してからは飲食業界、そしてアパレル業界にいました。きっかけはコロナ明けにバレーボール観戦を始めたことで、生で観戦する楽しさを知りました。そこで業界への解像度も高まりましたし、もともとSNS運用を仕事で行っていたので、バレーボール業界のSNSについてもっとこうしたらいいのになと思う部分もあり、やってみたいなと思い始めましたね。

好きだから頑張れる。スタイルチェンジに繋がったバレーボール

―――ご自身も経験し、観戦もするほど愛にあふれているバレーボールですが、面白さはどこにあるとお考えでしょうか?

バレーボールは一人じゃできないスポーツです。それが一番の面白さだと私は考えています。他のスポーツにはエースが一人いれば勝てるものもあると思うんです。でもバレーボールはどんなに強いエースがいてもそのエースまでボールが繋がらなかったら意味が無い。みんなで一つのボールを繋いでいくその競技性が大好きです。

―――確かにバレーボールならではの魅力ですね。ご自身のバレーボールの経験も含めて今に活きているなと感じる部分はどんなところにありますか?

今までやってきたポジションによって人柄が出るなと感じています。元々私はセッターだったんです。チームの統率を取りながらアタッカーにトスを上げるポジションなのですが、社会人になっても立ち回りがセッターだったみたいで(笑)自覚したことではないのですが、人と人の意見を上手く調整して新しい案を生みだすことを無意識にやっていました。基本的には何も考えずにやっていますが、それができているのもセッターとしての経験があったからだと感じています。

―――バレーボールを通じた経験が今の北原さんを作っているのですね。ということは、今は仕事もプライベートもバレーボール尽くしということでしょうか?

そうですね!この仕事に就いてから好きなチームがさらに増えました!プライベートで観戦した後に対戦相手を好きになって帰ってくることなんかもたくさんあります(笑)

―――私もその一人なのですが、求職者の中には好きを仕事にすることに抵抗を感じている方もいらっしゃるかと思います。好きを仕事にしたことで嫌いになってしまったら逃げ場がなくなってしまうんじゃないかと思うのですが…?

私もそう思ったことはもちろんありました。前の会社の人にも好きを仕事にした感想を教えてほしいと言われたこともあります。私は好きだから頑張れていることの方が多いなと感じています。

―――具体的にはどのようなことを頑張れているのでしょうか?

今までの私は、仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切っているスタンスでそれをずっと貫いてきました。SNSは特に土日も稼働する場合があるので、ストレスに繋がる部分があるからです。でも今は、常にもう一歩踏み込んでみたいと思えますし、好きだからやれていることの方が多いですね。

―――今までの北原さんの仕事に対するスタンスを変えてしまうほどの力を持っているのですね。

もちろん好きなことを仕事にするにはリスクを伴うこともあるかもしれません。でもむしろ好きなことを仕事にできるチャンスってそんなに無いと思うんです。だから私は嫌いになってもいいからまずは挑んでみたいです。趣味を仕事にするって私はポジティブなことだなと捉えています。

ファンを可視化できるSNS運用

―――今は具体的にどのような仕事をされているのでしょうか?

SNSのディレクションを行っています。平日には試合の動画や写真を挙げて休日の試合に向けて期待感を高めていったり、休日にはリアルタイムで試合の速報を発信していたりします。毎日クライアントの方々とやりとりをしながら、先方がやりたいと考えていることを、SNSチームとして手を動かして発信したり、ブラッシュアップしていったりしています。

―――前職でもSNS運用を行っていたと伺いましたが、スポカレのSNS運用のお仕事の難しさは感じていますか?

クライアントがあることなので、基本的に主観は入れてはいけないところですかね。個人的にはこういう発信の方がファンに届きやすいと思うけど主観を入れすぎてはいけないし、クライアントに寄りすぎてしまうと新たなアイデアも無くなってしまうのでそのバランスを取ることが難しいですね。ただ、クライアントの方々はとても柔軟に耳を傾けていただけるので、プロジェクトの方向性は守りつつ、自分として挑戦したいこともお伝えするようにしています。

―――今までのSNS運用とはまた違った難しさなのですね。逆にお仕事の面白さはどんなところにありますか?

届けた先の人の気持ちが分かるところですね。自分がファン側だから分かることもあります。投稿したら反応がもらえたり、喜んでもらえたりするコンテンツが出せたときはやっぱり嬉しいです。あとは選手にリポストしてもらえると一気に広まっていくので、それもありがたいです。

―――今までの飲食業界やアパレル業界で働かれていた経験が今に活きているなと思う瞬間はありますか?

SNS運用の仕方はもちろんですが、人との関わり方は社会人経験の中で身についた自信があります。どんなときもたくさんの人と関わりながらいいものを作っていこうとコミュニケーションを取っていました。

―――そこでいうと、SNS運用は見えないファンに対してどう働きかけていくのかが大切だと思うのですが、見えないファンと関わっていくのは難しいと感じませんか?

私はあまり”見えない”とは思っていなくて、比較的顔が見えているなと感じることが多いです。会場に足を運ぶと、きっとこの中にも私の投稿を見てくれた人がいると思うし、楽しんでくれている人がいるんだと感じます。もちろん実際には見えないし会ったこともないけれど、ファンの方々との距離は近いと思っています。一番大切にすべきなのはファンの方々だと思いますし、ファンを大切にした投稿を行っていきたいですね。

長年関わっているからこそ見えてくるバレーボールの未来

―――バレーボール業界にとってSNSがある意味はどんなところにあると感じていますか?

ファンの方がこれを見て「こんな選手いたんだ!」「会場で見てみたい!」と思ってもらえるようなコンテンツが届けられるようにしていきたいです。そして、少しでも楽しいと感じてもらえたり、選手のモチベーションが少しでも上げられたりするなら、SNSで発信する意味があると感じています。

―――ファンと選手を第一に考えたSNSの発信をしていかれているのですね。SNS運用をする上で大切にしていきたい部分はどんなところですか?

バレーボールの人気は波があると思っています。女子バレーの時代があり、男子バレーの時代がありました。直近はリーグのリブランディングもあり、人気の再燃を感じています。だからこそ今後もどうなるか分からないです。その波を一定にしたいですし、人気に火をともして、絶やさないようにしていくために、面白いコンテンツを挙げ続けることが大切だと考えています。今盛り上がっているものは続けていけるように、クライアントの方々と協働しながらお力添えをしていきたいです。

―――長年バレーボールと関わってきたからこそ見えてくるものですね。今後スポカレの一員として挑戦していきたいことなどはありますか?

バレーボール業界を始め、まだまだ困っているところがたくさんあると思っています。スポカレは野球やサッカー、バスケ、ラグビーなど様々な競技にもお力添えをしていますが、まだまだたくさんのチーム様、リーグ様に手を差し伸べられるのが理想です。だからこそ、バレーボールで私が新しい成功体験を作って横展開できたらいいですね。個人的にはバスケもやってみたいです。

―――セッターとしての立ち振る舞いのお話もありましたが北原さんはスポカレのどんな存在でありたいですか?

何でも相談しやすく、困ったときには一緒に考えられる存在になりたいですね。社内では色々な競技のディレクターがいるので、違う競技間でも連携を強められるようにしたいです。

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【PROFILE】
北原 千愛美(きたはら ちあみ)
マイブームはもちろんバレーボール観戦。国内リーグに所属するチームを応援しており、ホーム・アウェイともに週末は試合観戦にいそしんでいる。

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第1位

第2位

第3位

第4位

第5位

設立年月 2018年06月
代表者 俣野泰佑
従業員数 43名(パート/アルバイト含む、2023年10月時点)
業務内容

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