「バスケの外国人選手枠は?」
「帰化選手との違いは?」
海外から海を渡って日本にやってきた外国人選手。豪快なダンクシュートや華麗なドリブルに魅了されたことはありませんか?
今回はバスケットボールの外国人枠について解説します!
バスケットボールの外国人枠は、プロ野球などと同じように戦力の偏りを防ぐために設けられています。
日本のバスケでは、高校バスケットとBリーグにおいて外国人枠がそれぞれ設定されています。
高校バスケット (インターハイ)
外国人選手(学生)のルールは実際に学校に在籍し学習活動を行っていて、尚且つ卒業を目的にして4月に入学した生徒と決められています。
試合へのエントリーは最大でも2人、オンコートは1人と決められています。
Bリーグ
Bリーグは、外国籍の選手のベンチ入りは3人、オンコートは各クォーターで2人までと決まっています。
また、2020‐21シーズンよりアジア特別枠選手制度が導入され、帰化選手とアジア特別枠選手のいずれか1名がベンチ入りできるようになっています。
この帰化選手とアジア特別枠選手は外国籍選手とは別枠で各クォーターどちらか1名が試合に出ることができます。
したがって、最大で外国人の選手は同時に3人までコートに立ってプレーすることが可能です。これを「コートオンスリー」と言います。
外国籍の選手とは違った扱いを受ける帰化選手とアジア特別枠選手とはどんな選手なのでしょうか?
帰化選手
帰化選手とは、国際法に基づき日本国籍を取得した選手のことを言います。
帰化の条件としては、5年以上日本に住んでいることや素行が善良であること、生計を立てることができることなどがあり簡単に帰化できないことが分かりますね。
現在、Bリーグで帰化選手として活躍してる主な選手は次の通りです。
・ライアン・ロシター アルバルク東京(アメリカから帰化)
・ギャビン・エドワーズ 千葉ジェッツ(アメリカから帰化)
・アイラ・ブラウン 大阪エヴェッサ(アメリカから帰化)
・ニック・ファジーカス 川崎ブレイブサンダース(アメリカから帰化)
エドワーズ選手はバスケットボールに、ブラウン選手はバスケットボール3X3の日本代表にそれぞれ選出されオリンピックで活躍していました。
アジア特別枠選手
アジア特別枠選手とは、日本のバスケの競技力向上とアジアでの放映権獲得をはじめとしたビジネス的な背景により設定された制度です。
2020‐21シーズンから導入され、中国・チャイニーズ・タイペイ・インドネシア・フィリピン・韓国の選手が対象となっています。
2020‐21シーズンでは2人の選手がアジア特別枠選手として活躍しました。
・サーディ・ラベナ 三遠ネオフェニックス(フィリピン出身)
・ジェミン・ヤン 信州ブレイブウォリアーズ(韓国出身)
2021‐22シーズンでは先ほど紹介したサーディ・ラベナ選手のお兄さんが滋賀レイクスターズに加入することが発表されています。
このほかに何人の選手が来日して、活躍をするのか楽しみですね。
日本のバスケにおいて外国人選手が活躍するのはBリーグに限ったことではありません。
高校バスケにおいても外国人選手の活躍が目立ちます。
彼らは、日本語や文化などを勉強する傍ら、プロバスケットボール選手を目指し日々の練習に取り組んでいます
高校バスケでは、身長が2m近い外国人の留学生が試合に出ることで、将来BリーグやNBAを夢見る高校生が早い段階からビックマンと対戦し多くの経験を得るとともに、競技力向上につながると言われています。
2019年にインターハイとウィンターカップで優勝を果たした福岡第一高校にはクベマジョセフ・スティーブというコンゴ民主共和国の留学生が活躍していました。
福岡第一高校以外でも京都の東山高校、宮崎の延岡学園高校などで留学生の選手たちが活躍を見せました。
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