日本の武道として長い歴史を持つ弓道。
英語では「Kyudo」「Japanese Archery」とも呼ばれ世界で親しまれています。
そんな弓道の歴史は、旧石器時代末期から始まっていると言われています。
これだけ古い歴史を持つ弓道の用語は、一見何を意味しているのかわからないものが多いと感じている方はいるのでは?
また、弓道では段位昇段の際に筆記試験が行われます。
そのため、ある程度の用語知識は必要不可欠なのです!
今回はそんな弓道の用語を一覧にしてまとめました!
これから弓道を始めようと思っている方や、初心者の方はぜひチェックしてみてください!
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▼射手(いて)
弓をいる人を指す。
▼中り(あたり)
矢が的に的中することを「中」という漢字で表す。
▼引く(ひく)
弓道では矢を打つ事を「引く」「射る」という呼び方で表す。
▼立(たち)
「試合」を意味する。
▼大前(おおまえ)
団体で行う場合に、各組の1番前の射者を指す。
1番後ろの射者は落(おち)と呼ばれる。
▼押手(おしで)
左手のことで弓手(ゆんで)とも言われている。
右手は勝手(かって)と言われ、馬手(めて)とも呼ばれる。
▼皆中(かいちゅう)
4本の矢の全てが的に中たった事を表す言葉。
反対に、1本も的に中たらなかった場合は「残念」と言い、2本のみが的に中たった場合は羽分け(はわけ)と言う。
1手(2本)が命中すると束る(そくる)と表す。
ちなみに、3本目まで順調に命中させ、4本目も命中させたいという気持ちが先走ってしまい、外してしまうことを「スケベ」と言い、弓道の中で1番恥ずかしい行為とも言われている。
▼中(ちゅう)
弓道では、矢が的に中たった本数を中で表し、4射中2本中たると4射2中と呼ばれる。
▼行射(ぎょうしゃ)
矢を射ることを表す。
▼坐射(ざしゃ)
座った状態で矢を射ることを言う。
▼射位(しゃい)
射を行う際に、射位が立つ場所のことを言う。
▼順立(じゅんだち)
団体で弓道を行う際に、大前から順に最後の人である落まで矢を射ることを言う。
▼蹲踞(そんきょ)
つま先を立てて膝頭を床につけずに座ること。
▼執り弓の姿勢(とりゆみのしせい)
弓道では、左手に弓を、右手に矢を持って両拳を腰につけて両方の足を揃えて立つ姿勢が正しい姿勢であり、その姿勢を表す言葉。
▼弓返り(ゆがえり)
正しい手の動きをすると矢が離れる時、弦が左手の甲側に回転すること。
▼立射(りっしゃ)
立ったまま矢を射ること。
▼垜 / 安土(あづち)
的をかける場所のこと。
安土に中らず、矢道に落ちた矢は掃き矢と呼ばれる。
▼末弭(うらはず)
弓の上の先のことで「上弭(うわはず)」とも言う。
弓の下の先は本弭(ほんはず)もしくは下弭(しもはず)と言う。
▼替弦(かえづる)
予備の弦のこと。予備の矢は替矢(かえや)と言う。
▼弽(かけ/ゆがけ)
右手親指を弦から保護するためにはめる手袋のこと。ここに使う滑り止めの粉をぎり粉と言い、この下にさらにつける手袋を下がけと言う。
指3本分ある弽は、三つ弽(みつがけ)と呼ばれる。
▼天鼠・薬煉(くすね)
弦の補強や接着剤に使うもの。
▼筆粉(ふでこ)
手汗で弓が滑らないようにする滑り止めの粉。
▼巻藁(まきわら)
練習用の的を指しており、藁で作られている。
▼胸当て(むねあて)
弦から胸を保護したり、衣服の巻き込みを防ぐために使うもの。
▼矢尺(やじゃく)
矢の長さのこと。
矢を入れる筒状の入れ物は矢筒(やづつ)と言われる。
▼弓袋(ゆぶくろ)
弓を入れる袋。
▼弓立て(ゆみたて)
弓が倒れて破損しないよう、弓を立てて置くための道具。
いかがでしたか?
今回は弓道の用語について解説しました!
弓道にも、野球の「一球入魂」と同じように、「一射入魂」=射の1つ1つに魂を込めろ!という意味の四字熟語など、かっこいい用語もあります!
弓道の用語は沢山ありますが、そんなときはぜひ、このページを参考にしてみてください!
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