「ハンドボールにはどれくらいの種類のシュートが存在するの？」
「ハンドボールの試合を観ていると色々な種類のシュートが出てくるけど、それぞれのシュートの名称、特徴を詳しく知りたい！」
前回はハンドボールの各ポジションごとの名称や特徴、求められる能力について詳しく解説しました！
→ハンドボールのポジションごとの役割、名称を解説！どんな能力が必要！？
ハンドボールの醍醐味といえば豪快なシュート！
点が入る瞬間はやはり興奮しますよね！
今回は、そんなハンドボールのシュートに着目して、種類や名称、特徴について詳しく取り上げていきます！
まずご紹介するのが、ハンドボールの代名詞とも言われるジャンプシュートという種類です。
スピードに乗った状態でジャンプし、空中でボールを投げるのがジャンプシュートです。強いボールを放つために空中で体勢を維持する筋力やバランス力が必要になりますが、ジャンプによってゴールエリアよりも近い距離からシュートが打てるため、非常に強力なシュートです。
上級者ともなると、ジャンプした瞬間にすぐにシュートを打つ「クイックシュート」や、着地寸前にシュートを放つ「タメシュート」なども利用して、相手キーパーとの駆け引きが上手く行えるようになります。
また、単に前に飛んでシュートを打つだけでなく、あえて横に飛び、キーパーとのズレを作った状態でシュートを放つなど、キーパーを交わすために様々な技術がジャンプシュートでは使われています。
試合を見る際はジャンプシュートでのキーパーとの駆け引きに着目してみるのもオススメです！。
続いてご紹介するのがハンドボールにて基本のシュートとも言われる、ステップシュートです。
立った状態からシュートを打ちたい方向に足を踏み出し、ボールを放つシュートです。
ステップシュートはジャンプをしない分モーションが少なく、素早くシュートを打つことができるので、ディフェンスやキーパーの不意をつくことができるのが強みです。
また、安定した体勢にて足を踏み出すシュートのため、体重をボールに乗せやすく、ジャンプシュートよりも力強いシュートを放つことができます。
ただし、ステップシュートはジャンプをせずに打っていることからディフェンスに当たってしまう可能性も高くなってしまうため、注意しなければいけません。
最後にご紹介するのが魅せるためのプレーと言われる、トリックシュートというシュートの種類です。様々な種類がありますが、今回はその中でも有名な2種類のシュートをご紹介します！
・スカイ
シューターの選手がジャンプをし、空中にいる間にパスを受け取りそのまま打つシュートです。パスを出す選手がシュートを打つフェイクをし、ディフェンスを引き出し、そのモーションのままシューターにパスを出すといった使われ方が多いシュートです。
成功すればディフェンスの位置を大きくずらした状態でシュートが放てるので確実に1点を取れますが、技の難易度が高いため、試合中に頻発されることはありません。
・ループシュート
ジャンプシュートをすると見せかけて、キーパーの頭を越えるシュートを山なりに投げるのがこのシュートです。
相手キーパーが警戒して前に出てきている際に非常に有効なシュートです。
今回はハンドボールのシュートの種類に関して、それぞれの名称や特徴を解説しました！
ハンドボールではシュートだけでなく、ボールの投げ方にも複数の種類があることを知っていますか？
こちらの記事ではハンドボールで用いられているボールの投げ方の種類について詳しく紹介しているので、ぜひ併せてお読みください！
→ハンドボールの投げ方にはどんな種類があるの？コツも併せて解説！
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