日本と海外の総合格闘技団体について知ろう!特徴や所属選手を解説!

編集部 スポジョバ

日本と海外の総合格闘技団体について知ろう!特徴や所属選手を解説!

編集部 スポジョバ


【日本と海外】総合格闘技団体1つ1つに注目!

「日本と世界では総合格闘技においてどんな違いがあるの?」

「それぞれの団体の特色や有名選手を知りたい!」

ボクシングは国や国際連盟主体の少数の団体が存在しているのに対し、総合格闘技には多数の団体があり、それぞれを企業などの個人で運営しています。

今回は、総合格闘技の団体について詳しく解説します!



日本と世界における総合格闘技のちがい!

格闘技観戦が好きな人ならRIZIN、修斗、パンクラス、DEEPなどは、一度は耳にしたことがあるのでは?

YoutuberのシバターさんがRIZINにも出場するなど、日本の格闘技業界は盛り上がりを見せています。


では、日本に比べて海外の総合格闘技団体はどうなのでしょうか?

世界最大の総合格闘技団体であるUFC(Ultimate Fighting Championship)は、日本の格闘技団体と比較しても圧倒的に選手のレベルが高いです。

日本の格闘技ブームを引き起こした格闘技イベント「PRIDE」などで活躍していた選手がUFCに転向しても成績が悪く、勝てないというケースはよくあります。


日本の格闘技は軽量級のほうが人気があるのに対し、海外ではどちらかといえば、ヘビー級などの体重が重い階級の方が盛り上がりを見せています。

体重が重いほどファイトマネーが大きくなる傾向にあることが、理由の1つです。

例えば、UFCのアリスター・オーフレイム選手VSマーク・ハント選手の試合のファイトマネーは、なんと75万ドル(約7500万円)!

日本ではどうなのかというと、例えばRIZINに出場した朝倉未来選手で1試合1000万円と言われています。

1試合で1000万円でも十分高いと思えますが、海外になるとこれの数倍に高騰するのです。

この話を聞くとリスクを取ってでもプロ格闘家になりたいと思う人の気持ちもわからなくはないですね。

高いファイトマネーはより多くの選手を惹きつけ、結果的に選手のレベルと共に試合のレベルが上がるため、注目を集める試合になります。


日本の総合格闘技は軽量級選手が活躍していて、スピード感のある戦いが見どころです。

海外の総合格闘技選手は、日本人より体格が良いということもあり、迫力が凄まじいです。

レベルが高いため、重量級の選手でも動きにはスピード感があります。

日本の格闘技しか見たことないという方は、是非一度海外選手の試合にも注目してみてはいかがでしょうか?


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日本の格闘技団体について知ろう!

日本の総合格闘技団体の中でも特に有名である修斗、パンクラス、DEEP、ゼストの4つの団体をご紹介します。


修斗

修斗は総合格闘技を世界で初めて競技化した団体です。

立ち技・投げ技・組み技がメインで、立ちの関節技があるのが特徴です。

修斗出身の有名選手が多く、堀口恭司選手や川尻達也選手、青木真也選手、山本kid徳郁選手、桜井速人選手、五味隆典選手、RENA選手、斎藤裕選手などが挙げられます。


パンクラス

パンクラスは、3分3ラウンドで試合を行います。

戦場をリングからケージ(金網)に移したり、総合格闘技の地上波放送の復活させたり、そしてUFCが運営するオンライン映像サービス「UFCファイトパス」と提携したりと日本の他団体をリードしてきました。

有名選手は岡見勇信選手や佐藤天選手、石渡伸太郎選手、中井りん選手などです。


DEEP

DEEPの試合は、5分3ラウンドです。

試合の途中で採点経過を公開する「オープン・スコアリング・システム」を採用しています。

DEEPは他団体の選手を受け入れる事が多く、そのため、DEEPファイターと他団体選手(RIZN帰りやUFC帰り等)が戦う面白い組み合わせでの試合がよく生まれます。

長南亮選手や菊野克紀選手、廣田瑞人選手がDEEP出身です。


ZST(ゼスト)

ZSTは、5分2ラウンドで試合を行います。

倒れた相手の顔面への攻撃が禁止な「ZSTルール」、打撃を禁止し寝技を主体に戦う「グラップリングルール」などZSTだけの特別なルールを設けて他団体と差別化。

先に述べた3つのメジャー団体と比べると規模や実力が少々劣るものの、多くの有名選手を輩出し、現在も若手を中心に試合を組んでいます。



RIZINは総合格闘技団体じゃないの?

格闘技を観戦する人なら、一度は「RIZIN(ライジン)」と聞いたことがあるではないでしょうか?

RIZINは、厳密に言えば団体ではなく「フェデレーション」という立ち位置で、団体と団体を繋ぐ役割を持っています。

総合格闘技には団体同士の契約があり、違う団体で試合をするなら移籍が必要になります。

那須川天心選手がK-1に出ないのもそれが理由と言われています。

しかし、RIZINを通せば面倒な契約がなく試合を行うことが出来るのです。




海外の格闘技団体について知ろう!

海外の総合格闘技には、初めに述べたUFCの他にBellator MMA、ONE Championshipなどがあります。


UFC

UFCはアメリカの総合格闘技団体で、世界最強のファイターが集う総合格闘技です。

アメリカンドリームという言葉にふさわしく、圧倒的な規模のファイトマネーが動いています。

UFCには、基本となるファイトマネーの他に「ファイトボーナス」というものもあります。

優れた試合を行った選手への「ファイト・オブ・ザ・ナイト」と優れたパフォーマンスを見せた選手への「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」があり、ボーナスという名の通り、授与されれば賞金を獲得。

また、契約によってはPPV(ペイパービュー)という有料チャンネルの収益の一部を貰うことも出来ます。

スポンサー次第で更に収入が多くなる仕組みです。

ファイトマネーが高額であるため、世界の最強の選手が集まり、試合のレベルが非常に高くなっています。

日本人選手としては堀口恭司選手、五味隆典選手、山本KID徳郁選手などが有名です。


Bellator MMA(ベラトーム)

Bellator MMAもアメリカの総合格闘技の団体です。

UFCが六角形のケージ内で試合を行うのに対し、Bellator MMAは円のゲージ内で試合を行います。

有名な日本人選手は堀口恭司選手、RENA選手、浅倉カンナ選手など。

過去にPRIDEで活躍していたエメリヤーエンコ・ヒョードル選手、クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手、ヴァンダレイ・シウバ選手もBellator MMAで試合を行ったことがあります。


ONE Championship(ワンチャンピオンショップ)

ONE Championshipは、シンガポールを拠点とする総合格闘技、ムエタイ、キックボクシングの団体です。

アジア最大の総合格闘技団体で、アジア圏の選手が中心として集まっています。

他の格闘技団体と比較すると、計量に水抜きが禁止されているところが特徴的です。

水抜きが成功すれば、10Kg~20Kgまで体重を落とせるとも言われているため、これは大きいです。

青木真也選手VS秋山成勲選手という日本のスター選手同士の試合が組まれたことがあります。



冒頭に書いたとおり、総合格闘技の団体は数多く存在するため、今回ご紹介した団体以外にも様々な団体が存在します。

ぜひ、それぞれの団体の試合を見比べてみてください!

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