『一生青春』刺激的な毎日を求めて続けて。人生で一番捧げてきたサッカーを仕事にした先に掴んだ〇〇とは?~スポジョバ採用ファイル#5~

TYKグループ (Calcio -カルチョ-) 齋藤 貴裕

『一生青春』刺激的な毎日を求めて続けて。人生で一番捧げてきたサッカーを仕事にした先に掴んだ〇〇とは?~スポジョバ採用ファイル#5~

TYKグループ (Calcio -カルチョ-) 齋藤 貴裕

「石の上にも3年」という諺がある。「大変なことでも3年は頑張れば成果が出る」といった意味。ご存知の方も多いでしょう。

社会に出てからも「とりあえず3年は頑張ろう」という言葉をよく耳にしますが、果たしてそれは本当に正解なのでしょうか?3年後に必ず成果が出る保証はありませんし、その期間を後悔するくらいであれば、今、状況を変えることを選択肢に入れる方も少なくないはず。

今回は大学卒業後に紆余曲折しながら、自分の生きる道を見つけたサッカー青年の物語をお届けします。お話を伺ったのは、スポジョバ経由で(株)TYKグループ(個人参加型フットサル・カルチョ)への転職を成功された齋藤 貴裕(さいとう たかひろ)さん。スポジョバおなじみの「採用ファイル」として、リアルな転職エピソードをお届けします。齋藤さんが感じた社会の厳しさと、それでも諦めずにやりたい仕事を探し続け見つけた現在。「天職に出会えた」と語る彼が、天職に出会うことができた要因とは……?

(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)

 

仕事に情熱を持てなかった。小学校から大学まで本気でサッカーに取り組んできた彼がぶつかった"社会"という壁

__齋藤さんは現在24歳と伺ったのですが、簡単にこれまでのご経歴を教えていただけますか?

齋藤:もともとは北海道出身で、大学で石川県に行き、卒業と同時に関東に来た形です。卒業後は、ごく一般的な会社員として働いていました。最初は飲食業をやって、そのあと大手通信会社で営業の仕事を経て、現在に至るという形ですね。ただ、当時は仕事に情熱を持てなかったというか。それこそ楽しいなって思うことが少なくて。「こんなもんか」って悩んでいたんですよね。「合わないな」って、職も転々としてしまって。

 

 

__本当はやりたいことがあった、ということですね?

齋藤:小学校からサッカーをやっていて、ずっとプロを目指していたんですよ。ただ、そこまでのレベルにはなれなくて、諦めて一般企業に就職したものの、目標がなくなったと言いますか。あれだけサッカーに情熱を注いできた日々を過ごしていたのが、同じように熱を持ってできることが一気になくなっちゃったので……。だからこそ、人生を捧げてきたサッカーを仕事にしたいなって思っていたんですが、中々求人もなく……。

 

 

__なるほど。本気でプロを目指していたからこその悩みですね。ちなみに「サッカー」と言っても色々な関わり方があると思うのですが、齋藤さんはどんな関わり方がしたいと考えていたんですか?

齋藤:やっぱりプロチームのスタッフ、裏方、コーチとかで探していたんですけれど、僕が見つけた求人はどれもお給料がものすごく低くて。もちろんそれを理解した上で探していたものの、生活があまりにも苦しくなるだろうな……って飛び込めず。よく「好きなことを仕事にしたほうがいい」とは言いますけど、そこまで生活を犠牲にはできないな……と、さらにそこでももがいてました。

 

 

__スポーツ業界への転職希望者は、みんな同じような悩みを持っていると思いますよ。齋藤さんもその1人だったんですね。

齋藤:欲張りすぎなのかな?とか思ったこともありました。でも、サッカーを仕事にしたいっていう気持ちもあったし、最低限このくらいはお給料がほしい、という気持ちもあって。「いつかは良い仕事がきっと見つかる」と信じて、毎日のようにスマホで「サッカー 仕事」って調べていました(笑)そうしたら、たまたま仕事帰りの電車の中で、カルチョの求人を見つけたんです。「あ、個サル(個人参加型フットサル)を運営している会社って選択肢もあったか!」と、求人を見て視野も広がって。すぐに応募しましたね。「ここしかない!!」って、あの瞬間は思いましたよ!

 

 



 

存在すら知らなかったカルチョ。見つけて、話を聞いて……再び心に火が点いた

__狙って転職したというよりは、毎日色んな角度から求人を探すことを諦めなかった結果、カルチョと出会ったんですね!

齋藤:あの瞬間は、本当に嬉しかったですね。「やっと出会えた……!」って思いました。それで面接に行ったら、面接官の方が「当社はFリーグと業務提携の話が進んでいる」「もっとフットサル業界を盛り上げるために日々仕事をしている」など情熱を持って話してくれて。その熱を感じることができたからこそ「ここなら自分の情熱を、もう一回取り戻せるに違いない」と確信しました。だからこそ僕もサッカーに対する情熱を一生懸命話したら、その場で内定もいただけて。

 

 

__齋藤さんのアツい想いが、きっと伝わったんでしょう。きっとその熱量を感じられたからこそ、チャンスをモノにできたんだと思います!……ということは、ズバリお給料も満足いくものだったんですね?(笑)

齋藤:驚いたのは、コロナ禍と言われている状況でも、当社の業績が右肩上がりだったこと。だからこそ恐らく業界内でも高水準なお給料だと思います。毎月いただける額面はもちろんですが、企業基盤が安定していることも非常に魅力に感じています。確かに最初は全く知らない会社で、知らない個サルでしたけど、知れば知るほど加点方式で+が積み重なっていったので、それも僕にとっては嬉しかったですね。

 

 

__イベントの運営企業さんだと思うので、このご時世でも業績が堅調なのは本当にすごいと思います!

齋藤:やっぱり、カルチョのことが好きなリピーターさん・常連さんのおかげ様だと思います。実際、プレイしているお客様と一緒にフットサルを楽しんで盛り上げています。一般的な個サルって、”場所を提供するくらいのもの”が多いんですが、僕らは一緒に参加したり、コート外で一緒に盛り上げたりして、一体感持ってやっているので。常連さんになると、僕らのことをイジってくださったりもするんです(笑)

 

 

__え、それはすごい!個サルの中でも、御社のサービスは一味違うんですね。

齋藤:カルチョの個サルの特徴も、入ってから理解したことなんですけどね(笑)当然レベルごとに回は分けているんですけれど「どうやったらその日に入るお客さんが楽しんでくださるか」って一生懸命考えて、ルールチェンジとかミニゲームとかを合間に挟んで、その回を本気で楽しんでもらう。終わったあとに「今日は本当に楽しかったよ」って、ポロっとお客さんが言ってくれたときは、本当に嬉しい気持ちになるんですよね。その瞬間に、大きなやりがいを感じてます!

 

 



まさかのYouTuberとしてもデビュー!?入社して3ヶ月でめまぐるしく好転した毎日

__個サルの運営企業さんもいっぱいあるとは思うのですが、齋藤さんの場合は、カルチョに出会えたことが大きかったんですね。もともとやりたかったサッカーやフットサルに携われる仕事ですし、今とっても楽しい毎日を過ごしているんじゃないですか?

齋藤:あんまり『仕事をしている』という感覚はないんですよ(笑)大好きなサッカーを、お客さんと一緒にやっているだけという感覚のほうが強いですね!そこは以前とガラっと変わりました。あとは僕、会社からの提案で、フットサル業界のPRの一環としてYouTuberとしても活動をしていて、一応『ルチョ』って名前でやっています(笑)

 

 

__はい?(笑)YouTuberですか?どんな動画をアップしてるんですか?

齋藤:基本的には『ウイニングイレブン公式チャンネル』ですね。あとは元日本代表のサッカー選手とフットサル対決したりとかしますよ!それこそ佐藤寿人選手、坪井選手、加地選手とかはコラボさせていただいて。あとは青森山田高校の練習に参加したりとか、急上昇しているYouTuberさんを集めて運動会したり……って、色んな企画を立てて活動しています。まさか自分がこんな機会までいただけるなんて思っていませんでしたから、本当、転職してから一気に人生が変わりましたよ(笑)ありがたいです。

 

 

__すごいですね!齋藤さんが理想を追い続けてきたからこそ、結果が後からついてきたんじゃないかなって思います。

齋藤:ありがたいお話で、いま忙しく働かせてもらってます(笑)カルチョやってYouTube撮影してって働いているので。だから、まったくストレスはないんですよ。本当に毎日楽しくて。YouTubeもチャンネル登録者数が3万人を超えましたし、180万回再生くらいバズった動画も公開できた。もっと業界を盛り上げられるように頑張りたいし、カルチョのファンももっと増やしたい。転職するだけで、こんなに毎日が好転するとは思っていなかったので、本当に嬉しい限りです。

 

 

__YouTuberとしても活躍されているなんて驚きですよ。齋藤さんのお話を聞いていると、月並みですけど「諦めなければ夢は叶う」んじゃないかなって。それを体現されているような気がしていて、我々としても、齋藤さんとカルチョが出会うキッカケになれたことが本当に嬉しいです。

齋藤:たぶんですけど、多くの人って「転職したい!」と思った時は、結構本気で転職活動をすると思うんです。でも、その瞬間は盛り上がるけど、よっぽどじゃない限り継続はしないじゃないですか。僕の場合は、どうしてもサッカー関係の仕事に就きたかったから、本当に「朝起きたら求人探す」みたいなルーチンで生活していました(笑)結果的に、すごく楽しく働けているので、あのときの苦労も報われたというか、散々悩んでよかったなって、今では思います。

 

 



 

これからの夢・将来の目標は、天職に出会えたからこそ変わった

__齋藤さんのように、求人に出会ってご自身の価値観が変わった、という方も少なくないと思います。めまぐるしくも楽しい日々を送られている中で、齋藤さんの最終的なゴールと言いますか、目標も伺えますか?

齋藤:僕はもともと、自分の会社作りたいなって思っていたんですよ。でも、この会社に出会って、こんなに楽しい日々を過ごしていて夢もだいぶ変わりました。カルチョに出会ってYouTubeもやらせてもらって、本当に楽しいので、業界にも会社にも恩返しすることが今の目標です。自分がしっかりカルチョの広告塔になって、自分にファンがつけば、きっとフットサル業界もカルチョも、もっと盛り上がるはずなので。

 

 

__「全国で、全個サルの中でも1番はカルチョでしょ!」ってなったら、きっと齋藤さんの理想にも一歩近づくんじゃないですか?

齋藤:いや~それが理想ですね!まずはカルチョを日本一にするっていうのも目標です。もっと大きな話をすると、YouTubeがもっと人気になってきたら、また別のチャンネル、たとえばFリーグとのコラボをしたり、カルチョを通じて業界をもっと良くしていきたい気持ちもあります。あとは、カルチョは男性が9割なので、女性も増やしていきたいんです。それこそサルコン(フットサル合コン)とかをやったら盛り上がるのかな?ってアイデアベースで思ったりはします。

 

 

__良いですね!個サルを軸に色んなイベントも開催していったら、利用者としては疎遠になった友達とも会うキッカケになるでしょうし、きっと新しいコミュニティもできますし。結果的にカルチョの名前がかなりメジャーになるんじゃないかな、とも思います!

齋藤:それが実現できるように、僕にできることをとにかく頑張りたい。やっぱり個サルの中でも高い料金でやらせてもらってるんですよねカルチョは。1回2,000円くらいなんですけど、その分、僕らも責任とプライドを持ってやらないといけないと思っています。その上で「他よりは高いけどカルチョに行きたい」って言ってくださるお客様をもっと増やしたいし、増やして業界全体がもっと潤えばなって。

 

 

__いろんな企画を経て、業界もカルチョも盛り上げたい!という齋藤さんの思いが、十二分に伝わってきます。くどいかもしれませんが、本当に転職してよかったですね(笑)

齋藤:それに尽きます(笑)ほんと、天職だなって。よく「石の上にも3年」って言いますけど、それこそ「サッカーに携わる仕事がしたい」って探し始めて2年くらい経って、ようやく今の仕事に出会えました。当時の仕事で成果は出せなかったけど、僕のやりたいことは叶えられたと思うので、転職できて本当によかったです!24歳で3社目ですけど、いまの仕事にたどり着くまでには必要なことだったんだろうなって、今改めて思えますね!

 

 

__そこまで喜んでいる齋藤さんを見ると、私たちも嬉しい気持ちになります!これからの活躍も、陰ながら応援しています!今日はありがとうございました!



【PROFILE】

齋藤 貴裕 (さいとう たかひろ) / 1996年生まれ・北海道出身

小学校1年生から大学4年までずっとサッカーをプレイ。高校は地元の名門・旭川実業でキャプテンを務めた。高校3年の最後の県大会で準優勝と全国大会出場を逃し涙をのんだ。くやしさをバネに石川県の金沢星稜大学へ入学。大学時代もキャプテンとして10番を背負い、インカレ、総理大臣杯、天皇杯すべてに出場。ポジションはMF。

プロの道を目指していたものの届かず、卒業後は一般企業へ就職。飲食、営業などを経験。しかし、サッカーと同じ熱量で仕事に打ち込めずに悩んでいたところ、カルチョの求人を見つけ転職を決意。2021年4月時点で入社3ヶ月だが、すでに会社からのオファーで『ウイニングイレブン公式チャンネル』のYouTubeチャンネルにメインキャストとして出演中。『ルチョ』という名前で活躍しており、ゲームだけではなく様々な企画を通して業界の発展に寄与している。

とにかく温泉に行くことが大好き。必ず1時間以上はお湯に浸かるとのことで、気を遣うから基本的には1人でゆっくりするとのこと。スタッフとして働いている最中は非常に盛り上げ上手だが、オフになると無口。そのギャップも魅力に、同僚・先輩から愛されているそうだ。

 

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設立年月 2012年07月
代表者 東乃大喜
従業員数 -
業務内容

フットサル・ソサイチイベント全般に関するインターネットサイトの開設および運営

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