前回はサッカーのポジションについて解説しました。
サッカーのポジション一覧!それぞれの名前や役割を詳しく解説!
前線の左右両サイドでチームにとって有利な状況を生み出すために攻撃でも守備でも重要な役割を持つ「ウィング」。
ウィングにはどういう役割があり、そのためにどのような動きをしているのでしょうか。
この記事を読んでウィングの役割や動き方について詳しくなれば、もっと試合を面白く観戦できるはず!
ウィングは日本語で「翼」を意味します。
「ウィンガー」とも呼ばれ、左右両サイドの攻撃的なポジションを指します。
主に3トップ(FW)を採用した時に用いられる、前線の左右のタッチライン沿いのエリアを戦場とするFWです。
そして、近年では前線を戦場とするウィングと後方を戦場とするウィングバックが存在します。
ウィングバックは3-4-3のフォーメンションを敷いた時の4(MF)の両サイドのポジションを指し少し守備的なウィングとして、守備時には5バックに変身したり、サイドバックのような動きをします。
ウイングとウイングバックの違いを紹介した上で、今回は前線を戦場とする「ウイング」に注目してご紹介します!
ウィングの最大の仕事は、ドリブルで相手サイドを突破してクロスを上げる事です!
そのため、ドリブラーが担う事が多いポジションです。
従来では攻撃をする事が仕事なので、守備はほとんど求められませんでした。
しかし、近年は全員攻撃、全員守備が求められるようになり、ウィングも守備をする事が当たり前に。
クロスを上げてチャンスを多く作る事が主な仕事ですが、時にはカットインからのシュートも求められます。
そのため、右サイドに左利きの選手、左サイドに右利きの選手を配置して、クロスよりシュートを期待するチームも少なくありません。
先程はドリブルからクロス、シュートに例を上げましたが、その前の動作としてオフ・ザ・ボールの動きが重要です。
ただ立ってボールを受けるだけでは相手の守備を打開する事は難しいため、少しでも相手の状態を崩すには以下のような動きが重要です。
・サイドに開いて相手の守備網を広げる
・内側に入って行って、センターFWと連携を取る
・内側に入り、サイドバックが攻め上がる為のスペースを作る
この他にも相手の嫌がるポジションに立つ事がチャンスに繋がります。
そしてボールを持ったら果敢に攻め、シュート、スルーパス、クロスでチャンスを演出します。
最も良いのはプレスをかけて相手からボールを奪う事!
基本的にウィングは、相手サイドバックやセンターバックにプレスをかける事が多いです。
なので、ここで奪うことが出来れば一気に大チャンスになります。
しかし、みなさんご存じの通りでそう簡単にはいきません!
ウィングのプレスは、相手のパスコースを限定し、後ろにいる味方DFがボールを奪いやすくするためにあり、自チームの攻撃回数、ボール保持時間を増やすことが目的。
チャンスメイクができる重要な役割を担っているとも言えますね。
ウィングは、チームにチャンスをもたらす重要なポジションであることがお分かりいただけたでしょうか?
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