「バドミントンラケットを買おうと思ったけど、3U、4Uってなんのことだろう?」
「3U4、3U5、4U4とかのUの後の数字ってなんだろう?」
「結局どのラケットが自分にあってるんだろう?」
なんて疑問に思ったことはありませんか?
バドミントンラケットを買う際に良くわからない用語ナンバーワン。
ラケットに書かれているUとその後の数字について解説していきます。
自分のプレーを左右する大事なラケット。ラケットの表記について理解を深めて自分にあったラケットを選びましょう。
バドミントンラケットに書かれている3Uや2Uの「U」は、ラケットの「重さ」を表します。
U、2U、3U、4U、5Uと数字が大きくなるほどラケットの重さが軽くなっていきます。
標準的な重さで、最も使用されているラケットは3Uです。
細かい重さの違いは下のようになっています。
2U 90.0~95.0g
3U 85.0~89.9g
4U 80.0~84.9g
5U 75.0~79.9g
この表は、ヨネックスが定めるUの重さですが、メーカーによって若干異なってくることもあります。特に海外のメーカーのラケットを買う際には注意しましょう。
わずかな違いですが、実際に振ってみると全然感覚が変わってきます。
実際に手に取ってみて、自分の好みの重さを選びましょう。
さて、3Uといった表記だけでなく、バドミントンラケットには3U4や3U5といったようにUの後ろに数字がついていることがあります。
正式には3UG4、3UG5と表記しますが、Gは省略されていることが多いです。
3Uの後ろのG4、G5は「グリップの太さ(グリップサイズ)」を表します。
Uの後ろの数字が大きくなるほどグリップの太さが細くなります。
ヨネックスでは、G4~G6が展開されていて、G5が最も標準的なグリップ太さになります。G6は若干細めで、手の小さい女性やジュニア選手にオススメです。
ラケットのサイズの表記についてご理解いただけたでしょうか。
バドミントンラケットに書かれている3U4や4U5といった表記は、バドミントンラケットの重さとグリップの太さを表すものでした。
最後に、この表記からあなたにオススメのラケットの選び方をご紹介します。
重いラケット(3U~2U)を使うことで、スマッシュにスピードや重みがでるので、パワーヒッターを目指す方におすすめです。軽いラケット(4U~3U)は、ラケットの操作性があがり素早く反応できたり、テクニック重視のプレーヤー、素早い反応が求められるダブルスプレーヤーにおすすめです。
ちなみに、男子シングルス世界ランキング上位の選手は重めの2Uのラケットを使用している選手が多いです。中には、重めのラケットを特注で製造してもらっている選手もいます。
太いグリップ(G4~G5)を使うことで、強く握りこむことができるようになり力強いスマッシュやドライブが打てます。
細いグリップ(G5~G6)はラケットの操作性があがり、よりコントロールがしやすくコースを狙ったショットが打ちやすくなります。
もし、グリップサイズが思ったよりも細かったといった場合には、
・グリップの下にアンダーラップを巻いてクッションを増やす
・グリップテープよりも厚めで吸水性の優れたタオルグリップを試す
等工夫してみてくださいね。
今回は、バドミントンラケットの重さ、グリップサイズを表す表記UとGについて解説しました。
バドミントンは、シャトルが約5g、ラケットが100g以下ととても繊細なスポーツです。ウェア、シューズ、ガット、バトミントンラケット等の選び方の小さな違いが勝敗を分かれ道です。バドミントン用具には、こだわりをもって選んでいきましょう。
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